新素材で海上風力発電所 九大、低コストが可能に  2008/07/08 12:11 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008070801000259.html

 九州大は8日、新素材を使った浮体に風車や太陽光パネルを載せることで巨大な海上風力発電所を可能にす
る技術を確立した、と発表した。新素材を用いることで従来より低コスト化が図れるという。

 資金面でめどがつけば、10年程度で原発1基分に相当する100万キロワットの発電も可能になるとして
おり、今後、海上で実証実験を行う。

 九州大は、炭素繊維強化プラスチック製コンクリートを開発し、浮体に活用。高強度でさびにくく耐用年数
が100年以上のため、コストを大幅に抑えられるという。