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感染者、21人に=大阪、神戸の高校生13人確認−新型インフルエンザ−厚労省
5月17日12時16分配信 時事通信

厚生労働省は17日、
大阪府茨木市と神戸市の高校に通う生徒計13人について、新型インフルエンザへの感染が新たに確認されたと発表した。
国内で感染したのは、16日に判明した神戸市内の2高校の8人と合わせ、すべて高校生で計21人となった。
現時点で感染が疑われているのはほぼ全員が高校の関係者だが、同省は「感染者の家族が通う別の学校、職場に広がっている可能性もある」との見方を示した。
地域全体で大規模な調査をし、全体像を把握する必要があるとしている。
新たに感染が確認されたのは、私立関西大倉高(茨木市)の男女9人と、兵庫県立神戸高(神戸市灘区)の男女4人。
関西大倉高の生徒は13日から15日にかけて発熱などを訴えた。神戸高の生徒は10日から13日に症状が出た。
また、兵庫県は神戸市以外の県内に住む高校生の男女5人と20代前半の男子大学生、40代前半の教諭の計7人に感染の疑いがあると発表。
県立健康生活科学研究所の遺伝子検査で陽性反応が出ており、国立感染症研究所に検体を運び、最終検査をしている。
ほかに、関西大倉高の別の男子2人と女性講師1人、生徒の妹の女子中学生1人も感染が疑われ、同研究所で検体の検査中。
同校では併設の中学校を含め約135人がインフルエンザで欠席したり、体調不良を訴えたりしており、感染者がさらに増える可能性もある。