イラン、短距離ミサイル発射 現地報道
9月27日14時3分配信 CNN.co.jp(CNN)

イラン国営テレビは27日、同国が軍事演習で短距離ミサイル2発を発射したと伝えた。
ミサイル発射装置の試験も実施したとしている。

今回発射されたミサイルの射程は不明。
イランは今年5月、欧州を射程圏内に収めている地対地ミサイルを試射した。

イランのファルス通信は26日、革命防衛隊が27日に
「大規模なミサイル演習」を計画していると伝えていた。
「偉大なメッセンジャー4」と称する今回の軍事演習は、毎年恒例のプログラムを実施するとともに、抑止力の維持および向上を図るのが目的だとしている。
演習は10─11日間行われる予定という。

イランをめぐっては25日に未申告の核施設の建設が判明し、国際社会の反発と圧力が強まっている。
10月1日にイランと協議する国連安全保障理事会の常任理事国5カ国にドイツを加えた6カ国は、追加制裁の可能性を示唆。
今回のミサイル発射で、緊張が高まるのは必至の情勢だ。