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柏崎刈羽原発:10件目火災、原因は「人為的ミス」−−東電 /新潟
9月10日13時0分配信 毎日新聞

◇再発防止策含め報告
東京電力柏崎刈羽原発構内の建設機械から出火し、中越沖地震後10件目となる火災が起きた問題で、東電は9日、
原因と再発防止策をまとめた報告書を経済産業省原子力安全・保安院と県、柏崎市消防本部に提出した。
地盤改良機内のバッテリーの上に金属製のリモコンボックスを置いて作業を始めたため、ショートし軽油に引火したのが原因で「人為的なミス」としている。
火災は8月31日午前9時ごろ、
1〜4号機の排水を海に流す放水路の補修工事現場で発生。
報告書によると、火災の2日前に作業員がリモコンボックスが雨にぬれないよう、エンジンルームの中にあるバッテリーの上に置いた。
だが金属製のボックスの塗料がはがれた部分とバッテリー端子が接触したまま、作業を再開。
導電したためショートし、軽油に引火したという。
東電は再発防止策として、点検用チェックシートを作成し、作業前に可燃物がないか確認を徹底することなどを盛り込んだ。
県原子力安全対策課の山田治之課長は東電に「点検・作業の確認を徹底し、原因と対策を地域住民に説明してほしい」と求めた。【岡田英】
9月10日朝刊