定期検査中の柏崎刈羽原発でボヤ、作業員1人やけど
11月23日0時30分配信 読売新聞

22日午後9時50分ごろ、新潟県の東京電力柏崎刈羽原子力発電所の7号機タービン建屋でボヤが発生したと119番があった。

柏崎市消防本部、東電によると、搬入エリア付近で洗浄液に引火し、男性作業員(19)1人が右手に軽いやけどを負った。
7号機は定期検査中で、同建屋内では、協力企業の作業員がタービンの軸をアルコールで洗浄する作業をしていた。
火は、近くにあった消火器ですぐに消し止められた。
同建屋は原子炉建屋とは別棟で、放射能漏れなどの心配もないという。

原発内では、新潟県中越沖地震後の復旧工事のため、協力企業の社員が24時間態勢で作業を行っている。
東電が引火原因などを調べている。
最終更新:11月23日0時30分