エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板 2
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0071名無電力14001
2008/12/09(火) 17:44:09http://www.chunichi.co.jp/article/technology/science/CK2008120902000164.html
電力会社の大規模集中発電(原子力、火力など)と小型分散型エネルギー(太陽光、風力、バイオマスなど)を組み合わ
せ、効率よく運用するシステム「マイクログリッド」の研究が進んでいる。省エネや二酸化炭素(CO2)削減、災害時の
エネルギー安定供給につなげることが目的。大規模な実証試験設備を持つ東京ガスは、技術的には実用化段階に入っている。
マイクログリッドは、一定の地域内でいろいろな電源を結び、効率的に運用して電力の需給バランスを調整する地域電力
ネットワーク。使いやすさと環境への負担低減を両立させる方法として期待されている。
「再生可能エネルギーとガス、電力、石油それぞれの特徴を生かし、補完し合うことで低炭素型エネルギー社会を実現し
ましょう、という提案です」。東京ガスの徳本勉さんはそう説明する。
東京ガスは、電力だけでなく熱利用を含めて「ホロニックエネルギーシステム」という独自の事業名を付け、力を入れて
いる。語源はギリシャ語で、「ホロス(全体)」と「オン(個・部分)」の調和を表す。徳本さんはホロニックエネルギー
グループマネージャーで、横浜市鶴見区にある横浜研究所で技術開発を担当している。 国が積極導入を目指す再生可能エ
ネルギーの代表格、太陽光や風力は気象条件で出力が変動する。導入量が増えると需給バランスの調整が難しくなったり、
電源側に逆に流れ込んだりして周波数や電圧が変化。電力会社の制御に影響が出るため、安定した“良質な電気”の供給が難
しくなる。「変動を安定化しながらマイクログリッドの技術で大規模電源と分散型電源を調和させたい」と徳本さんは話す。
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