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エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板 2

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無電力140012008/11/05(水) 13:00:08
発電全般、新エネルギー、自然エネルギー、再生可能エネルギー、
燃料電池、電気自動車、CO2排出削減などのニュースをまとめるためのスレです。
意見、議論、雑談等は別のスレでお願いします。

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○前スレ
エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/1211816612/

○関連スレ
原発関連ニュース速報@環境・電力板 3
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/1216241506/
原子力中心 意見・雑談・議論用スレ@環境電力板
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/1211692808/

○参考リンク
再生可能エネルギー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E7%94%9F%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC

燃料電池
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E6%96%99%E9%9B%BB%E6%B1%A0

電気自動車
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A
0072名無電力140012008/12/09(火) 17:48:12
>>71の続き

 二〇〇五年度に東京大と東京ガスが協力し開設した「ホロニック・エネルギーシステム学講座」。これまでの研究で、太
陽光や風力発電の導入で不安定になる電力会社の電力をガスエンジンや蓄電池の併用で安定化できることが分かった。横浜
研究所で実施している規模(百キロワット)なら電力会社の電力に悪影響を与えずに太陽光・風力を最大52%導入できる
という。
 同研究所では〇六年度から実証試験設備を導入。ガスエンジンで電力と熱を併せて供給するコージェネレーション、太陽
光発電システム、風力発電機、蓄電池、バイオマス発電システムを入れた。コージェネの排熱は吸収式冷凍機で空調に使っ
たり、研究所や所内にある食堂の給湯に利用したりしている。
 ホロニックの目的は▽省エネ・CO2削減の促進▽電力会社の大規模電力系統との調和▽大規模電力系統のトラブル・災
害時のエネルギー安定供給−の三つ。
 例えば、東京・日本橋地区での試算。ホロニックエネルギーグループ課長の緒方隆雄さんは「マイクログリッドで電力と
熱のネットワークをつくれば、(石油など)一次エネルギーは年間35・5%減、CO2は半減する」と説明する。太陽光
や風力発電導入による電力会社の出力変動もガスエンジン、蓄電池を調整電源として活用することで対応可能。落雷による
停電時の電力供給などにも力を発揮する、という。
 マイクログリッドの最適規模は、延べ床面積で数万平方メートル、電力需要で三万−四万キロワット。再開発プロジェク
トの中で行政や開発事業者に提案していく。徳本さんは「一つの地域に電線や熱導管を張り巡らし、資本関係がない個々の
顧客に電気や熱を供給するので法整備が必要。コスト的にもまだ補助がないと成立しないが、CO2削減やエネルギー安定
供給に大きく貢献でき、電力会社にもメリットがある」と話す。
http://www.chunichi.co.jp/article/technology/science/CK2008120902000164.html
0073名無電力140012008/12/10(水) 18:50:56
日本電子とACTがリチウムイオン・キャパシタを発売、重量エネルギ密度が30Wh/kgと高い(2008/12/08)
http://eetimes.jp/article/22624/

日本電子とアドバンスト・キャパシタ・テクノロジーズ(ACT)は、静電容量が5000F、蓄電容量が8.3Whと
大きいリチウムイオン・キャパシタ「Premlis A5000」の出荷を開始した。正極にACTが開発した「ナノゲート
カーボン」、負極にリチウムイオンを添加した黒鉛系カーボンを用いたことで、エネルギ密度を30Wh/kgと、
電気2重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)の5倍程度まで大きくできたと主張する。

 大電流を出力するよりもエネルギ密度を高めることに適した設計を採った。このため、例えば太陽光発電
装置と組み合わせて自立動作させる街灯システムなどに向ける。このほかUPS(無停電電源装置)や携帯型
機器の電源としても利用できるとした。

 外形寸法は100×100mm。厚さと重量は顧客が必要とする蓄電容量とエネルギ密度によって個別に変更する
とした。等価直列抵抗(ESR)は5mΩ、動作電圧は2〜4Vである。動作温度範囲は−30〜60℃。価格は2万5000円。
2009年度中には月産2万個の量産体制を整えるとした。

 同時に、静電容量が2000Fの「Premlis A2000」、同1000Fの「Premlis B1000」、Premlis A5000を12個内蔵
した容量100Whの大型モジュールなどの出荷も開始した。
0074名無電力140012008/12/11(木) 18:17:47
日本ガイシ、独企業にNAS電池納入
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200812110060a.nwc

日本ガイシは10日、大容量の電力を貯蔵し瞬時に供給できる「電力貯蔵用ナトリウム硫黄電池」(NAS電池)を、
ドイツの太陽光発電装置大手のユニコス社に納入したと発表した。太陽光発電向けにNAS電池を海外に納入するのは
初めて。日本ガイシはNAS電池の世界唯一の生産会社。2010年度には同電池で、300億円の売り上げを目指して
いる。
0075名無電力140012008/12/15(月) 20:26:52
神戸製鋼:褐炭プラントが完成 世界初の商業運転目指す
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081212k0000m020032000c.html


 神戸製鋼所がインドネシアに建設していた改質褐炭の実証実験施設が完成した。「二束三文」と
まで言われる褐炭を、国際石炭取引の主流となっている瀝青炭(れきせいたん)並みに高品質化す
る施設で、世界初の商業運転を目指す。石炭埋蔵量の半分を占める褐炭の高品質化が軌道に乗れば、
有力な石油代替エネルギーとして注目を集めそうだ。

 施設は、現地石炭会社アルトミンのサツイ鉱区内(カリマンタン島南東部)に建設。総事業費80
億円のうち、半分を財団法人石炭エネルギーセンターを通じた経済産業省からの補助金で賄った。

 褐炭は、水分を瀝青炭の3〜5倍含み、十分な熱量を得られない欠点がある。神鋼はてんぷらの
ように、灯油で褐炭を揚げて脱水する技術を開発し、小規模実験では既に瀝青炭並みの発熱量を確
保したという。今回は日産600トン規模で実験し、2年後の商業運転では5000トンに増産。
日本の電力会社などへ販売する計画だ。

 インドネシアは04年、石油輸出国から輸入国へ転落。石炭も埋蔵量の6割が褐炭で、資源輸出
国としての地位確保や国内へのエネルギー安定供給の観点から、褐炭の高品質化を急いでいる。12
月4日の竣工(しゅんこう)式に出席したプルノモ鉱物相は「10年には商業化プラントの建設に
移行できるよう希望する」と強い期待感を表明。神鋼の犬伏泰夫社長は「褐炭という未利用資源の
活用は逼迫(ひっぱく)する世界のエネルギー需給の改善に役立つはず」と話した。
0076名無電力140012008/12/16(火) 15:20:13
温暖化対策で森林整備へ(福島県)
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200812164


 福島県は15日までに、地球温暖化対策の一環として二酸化炭素の吸収源となる県内の森林を
平成24年度までに15万8千ヘクタールを整備することを盛り込んだ「県森林吸収量確保推進
計画」を策定した。
 京都議定書を踏まえ、県は22年度を目標に2年度比で二酸化炭素排出量を8%削減する。
 このうちの6・9%分は森林による吸収でカバーする考えで、それに見合う15万8千ヘク
タールの森林を整備することにした。
 県内には、植林など人の手が加わっている民有の「育成林」が21万8千ヘクタールあるが、
計画はこの約72%に当たる。
 下草刈りや間伐などを進め、二酸化炭素吸収源として十分に機能を果たす良好な森林環境の維
持に努める。
 県は森林整備に併せ、林業労働力の確保や木材・木質バイオマスの利用促進、県民参加の森づ
くりなども推進していく考え。
0077名無電力140012008/12/17(水) 13:37:49
ハエが養鶏&養豚農家を救う?――バイオマス総合展2008
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081215-00000037-zdn_mkt-bus_all

(中略)

●イエバエが養鶏&養豚農家を救う?「ズーコンポスト」

 小さな虫が飛び回っているカゴが注目を集めていたのは、「ズーコンポスト」を展示している株式会社BBBのブース。
カゴの中で飛んでいる虫は、よく見るとたくさんのハエ(!)だった。

 ズーコンポストとはひと言でいうと「無菌状態のイエバエを使い、ふん尿を有機肥料に変える仕組み」。想定している
顧客は、鶏や豚などを育てる畜産農家である。

 畜産農家では大量にふん尿が発生する。ふん尿はたい肥利用するように指導されるが、自然にたい肥になるまでには
3〜4カ月と長い時間がかかる上、大量にメタンガスを発生するのが難点だ。汚水がしみ出して地下水を汚染することも
ある。

 ズーコンポストでは、イエバエの力によってふん尿処理を行う。トレイにふんを広げ、その上にイエバエの卵を載せる。
卵がかえると幼虫(ウジ虫……)がふんを餌として育つ。ふんは初め80パーセント程度の水分を含んでいるが、3日程度で
顆粒状に、5日程度でさらさらに乾燥し、においもほとんどなくなるという(この時点で肥料になっている)。このころ
には幼虫は成長し、習性として外に這い出そうとするため、棚の下部に設置した幼虫受けに落ち、幼虫と肥料が分離される。
幼虫受けに落ちた幼虫は熱湯処理の後で急速冷凍し、鶏や魚の飼料となる。

 ここまでにかかる期間は約1週間程度。自然にたい肥を作るのに比べると大幅な期間短縮といえる(ちなみに、ミミズを
使うより格段に早いそうだ)。しかも良質な有機肥料(ビオス)と有機飼料(トロプス)を回収できるので、農家はそれを
売ることによって利益を上げられるという仕組み。1トンのふん尿から、300キログラムのビオスと100キログラムのトロプス
を生産できる。

 3トンのふん尿を処理できるズーコンポストの施設で、値段は約3000万円。BBBでは2009年に販売を開始するほか、春には
千葉県成田に視察可能な施設「成田ラボ&バイオマスファーム」をオープンする予定だ。
0078名無電力140012008/12/19(金) 19:35:19
【IEDM 2008】ナノワイヤー利用でバッテリの蓄電容量を10倍に、米スタンフォード大学が発表(2008/12/19)
http://eetimes.jp/article/22653/

米Stanford University(スタンフォード大学)は、米カリフォルニア州サンフランシスコで2008年12月15日〜18日の
日程で開催された半導体素子の国際学会「2008 IEEE International Electron Devices Meeting(IEDM 2008)」で、
次世代システムに向けてナノワイヤーを利用したバッテリ技術を発表した。

 同大学は、バッテリの電極にナノワイヤーを適用した。同大学によれば、シリコン(Si)材料とゲルマニウム(Ge)
材料をベースにしたナノワイヤーを利用することで、グラファイト(黒鉛)によるアノード(陰極)を使う現行の
バッテリに比べて、電荷蓄積容量を10倍程度に高められるという。

 同大学の論文によれば、「放電容量は約3100mAh/gが得られており、10回の充放電サイクルで若干低下した。クーロン
効率は90%を超えている」という。

 同大学は、LSIに集積するオンチップ電源に向けて、シリコン・ナノワイヤーによるバッテリの電極を作製するCMOS
プロセスを開発した。こうしたチップを実現するため、同大学は4インチ・サイズのマスクを覆う微粒子の単分子層も
開発したという。

 この微粒子はエッチング用マスクとして機能する。直径は、反応性イオン・エッチング(RIE:Reactive Ion Etching)
を使って調整する。RIEは、垂直方向のナノピラー(微小柱)を50n〜100nm間隔で作製するのにも使われるという。
0079名無電力140012008/12/19(金) 19:38:27
目指せ波力発電の商用化、効率改善策を米MITがシミュレーションで提案(2008/12/19)
http://eetimes.jp/article/22652/

米Massachusetts Institute of Technology(MIT)によれば、海洋波を利用することで、世界中の
さまざまな地域において海岸線1km当たり200MW(メガワット)もの発電が可能になるという。

 MITは、商業的な実用化を目標に据えて、これまでに提案されている波力発電機の性能を最適化
すべく、詳細なシミュレーションを実施するプロジェクトを主導している。

 MITのChiang Mei教授は、「海洋波を利用した発電については、これまでにさまざまな技術が
提案されている。ただし現時点では、いずれも十分な効率を達成できておらず、商業的な投資を
生み出すには至っていない。われわれは、こうした波力発電システムの詳細なモデルを作成し、
商業的な実用化のために必要な改善点を明らかにしようとしている」と述べる。

 MITが詳細なモデルを最初に作成した装置は、海岸に設置された発電システムの振動水柱
(Oscillating Water Column:OWC)に波を導くもので、ポルトガルのTechnical University
of Lisbonでテストされている。この発電システムでは、波が水柱部に入ったり出たりして
上下に振動することで、水柱上部の空気が加圧されたり減圧されたりする。これによって
生じたエネルギが、航空機の対称翼のような刃を回転面に並べた構造を備えるウェルズ・
タービン(羽根車)を回転させることで発電する仕組みだ。タービンは、空気流に対して刃が
垂直になるように設置されており、空気流の向きに関係なく電力を生成できる。
0080名無電力140012008/12/19(金) 19:39:36
>>79 (続き)

現行の試作機では、投資家を引き付けられるほどの発電効率が得られていなかった。MITは、共振現象を利用できるように
この発電システムを設計し直すことで、商業的な実用性を確保できると主張している。Mei教授が作成した詳細モデルに
よれば、OWCの直径を現在の約3mから20mまで大型化することで、設置場所にもよるが、波の上下動に対する共振が発生する
という。これによって発電効果が飛躍的に高まり、商業的な投資家を引き付けるのに十分な電力を生成できるとしている。

 Technical University of Lisbonは、このMITの設計を基に、OWCの直径を10mまで大型化した発電装置をドゥーロ川河口
の防波堤に設置する計画を立てている。この計画では、3基の大型OWCを備えた波力発電システムによって、750戸の住宅に
十分な電力を生成する予定だという。

 MITは次の取り組みとして、このほかの波力発電技術についても、商業化に十分な発電効率を目指して詳細モデルを
作成するとしている。Mei教授によると、異なる地域で波のパターンが違えば、波力発電の効率を高めるために異なる
技術が必要になるという。ただし同教授は、波力発電技術は風力発電や太陽光発電に比べてはるかに開発が遅れており、
各種の波力発電技術のほとんどが商業化までにまだ10年以上かかるとも指摘している。
0081名無電力140012008/12/21(日) 01:19:18
(風力)発電施設 停止時間を設け野鳥衝突防止へ
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000812200002

 電源開発(本店・東京都)は、あわら市富津(とみつ)地区に計画中の風力発電施設について、付
近を飛ぶマガンやヒシクイなどの野鳥が風車に衝突死するのを避けるため、日の出、日の入りの前後
に風車を止める時間を設けることを明らかにした。18日の同市議会全員協議会で説明した。
 10月から3月までの6カ月間、日の出の10分前から50分後までと、日没の30分前から40
分後まで。この時間帯の前後は監視員を配置し鳥が近づいたら緊急停止させる。稼働後3年間は、措
置が適切かどうか様子をみるという。日本野鳥の会も含めた検討委員会を設け、具体的な運用を決め
る方針だ。同社によると、風力発電大手が国内で野鳥対策のために風車の停止時間を設けるのは初め
てという。
 同地区は、石川県加賀市の片野鴨池(ラムサール条約登録湿地)で越冬するマガンなどがえさ場へ
飛行するルートにあたる。同社はここに10基の風力発電用風車を設置する計画で10年度内の運転
開始を目指している。これに対し、加賀市と日本野鳥の会が、建設場所の見直しを求める要望書を同
市や県、環境省などに送っていた。
0082名無電力140012008/12/22(月) 11:34:18
静大:竹からバイオ燃料開発 食料と競合なく 研究チーム
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081221k0000m040081000c.html

石油に代わる燃料として注目されるバイオエタノールを、竹から高い効率で作る技術を中崎清彦・
静岡大教授(生物化学工学)の研究チームが開発した。サトウキビやトウモロコシと違って食料と
競合する心配がなく、木材より成長が早いことが魅力という。

 竹からエタノールを作るには、繊維質の主成分セルロースを糖(グルコース)に変えて発酵させる
必要がある。しかしセルロースは分解しづらく、研究開始当初は糖に変える効率が2%程度だった。

 研究チームは、竹を従来の10分の1の50マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の
超微細粉末にする技術を開発。レーザーで細胞壁に含まれる高分子リグニンを取り除き、分解効率
の高い微生物を選ぶなどの工夫を重ね、糖化効率を75%に高めた。今後3年間で効率を80%まで
高め、生産コストを1リットル当たり100円程度にすることを目標にしている。

 農林水産省などは2030年までに、バイオエタノールの消費量を年間220万キロリットルに
することを目指しているが、現在は輸入に頼っている。研究チームの試算では、国内には約9300
万トンの竹があり、年間330万トンまでなら採り続けても生態系への影響はない。これで燃料を
作れば目標消費量の約10%を賄えるという。
0083名無電力140012008/12/22(月) 11:38:43
カネカ、欧州に太陽電池工場 国内でも生産増強
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081221AT1D1702Z20122008.html

カネカは2011年に欧州で太陽電池の生産を始める。約200億円を投じて年産20万キロワット規模の
工場を建設、発電事業者向けなどに販売する。国内でも増産投資を進め、15年までに国内外合わせた
年産能力を100万キロワットに引き上げる。

景気が悪化するなか、二酸化炭素(CO2)の発生を抑えられる太陽電池事業は数少ない有望分野と
みられており、日本や欧州企業が投資を競っている。

 欧州の新工場は化学品を生産しているベルギーの自社工場内に建設することを検討している。
シリコンの使用量を抑えることができる「薄膜型」と呼ぶ太陽電池を生産する。薄膜型は光を
電力に変える変換効率が低いのがネックだが、カネカは効率を高める独自技術を開発している。
0084名無電力140012008/12/24(水) 11:49:33
空調用の水流でマイクロ水力発電! NHK放送センター 一般家庭9世帯分の発電量
http://www.nhk.or.jp/pr/marukaji/m-giju217.html
http://greenpost.way-nifty.com/photos/uncategorized/2008/12/23/giju217_01.gif
http://www.nhk.or.jp/pr/marukaji/gif/giju-217_02.jpg
0085名無電力140012008/12/24(水) 17:32:27
>>84
こういうのって、一種の回生ブレーキみたいな感じだな。
0086名無電力140012008/12/24(水) 18:55:58
固体薄膜電池のIPS社が量産開始へ、2008年内にも製品を出荷予定(2008/12/24)
http://eetimes.jp/article/22667/

充電可能な固体薄膜電池を開発する米Infinite Power Solutions(IPS)社は、ベンチャー・キャピタルに
よる第2回目の投資ラウンド(いわゆるシリーズB)を終了し、独自のマイクロエネルギ電池(micro-energy
cell)である「THINERGY」の量産開始に向けて1300万米ドルを調達したと発表した。

 IPS社は2006年に実施された第1回目の投資ラウンド(いわゆるシリーズA)で3570米ドルを調達し、充電
可能な固体薄膜電池を量産する施設の建設や増築に充てている。今回の投資ラウンドで資金がさらに上乗せ
された。この施設は2008年中に完成し、年内に製品出荷を開始する予定だ。

 シリーズBの投資ラウンドは、シリーズAに引き続き、投資会社である米D. E. Shaw Ventures社と米Polaris
Venture Partners社が率い、米Core Capital Partners社や、米Applied Materials社のベンチャー投資部門
であるApplied Ventures社、米In-Q-Tel社が参加した。さらに、匿名の戦略投資家も資金を提供した。

 IPS社によれば、独自のマイクロエネルギ電池であるTHINERGYは、太陽光や熱、高周波、磁気、振動といった、
環境中に存在するあらゆる形態のエネルギの蓄積に適しているという。
0087名無電力140012008/12/24(水) 18:57:05
>>86 (続き)

IPS社のプレジデント兼CEO(最高経営責任者)を務めるRay Johnson氏は、「2年前のシリーズ
Aラウンドで得た資金によって、米コロラド州に製造施設を建設した。今回のシリーズBラウンド
では、販売経路を拡大するとともにアプリケーション・エンジニアを増強し、顧客企業や戦略的
パートナ企業への支援体制をさらに強化する。これによって、当社の技術や製品を業界にわたって
幅広く短期間で普及させる狙いだ」と述べた。

 Polaris Venture Partners社のゼネラル・パートナで、IPS社のディレクタを兼務するBob Metcalfe
氏は、「われわれがマイクロエネルギ電池と呼ぶIPS社の固体薄膜電池は、毎年100億個も出荷されて
いる組み込みコントローラに重要な新機能をもたらす。マイクロエネルギ電池は信頼性が高い上、
再充電も可能だ。従って、マイコンに環境発電(エネルギ・ハーベスト)機能と無線ネットワーク機能
を組み合わせる用途に使える。このため、環境センシングやエネルギ管理に幅広く応用できるだろう」
と述べている。
0088名無電力140012008/12/24(水) 19:06:13
東芝、リチウムイオン電池の新工場建設を発表 10年秋から量産
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081224AT1D2401924122008.html

東芝は24日、リチウムイオン電池の新工場を新潟県柏崎市に建設すると正式に発表した。
2009年秋に着工し、フォークリフトなど産業機器や電気自動車の動力源となるリチウム
イオン電池の量産を10年秋から始める。投資額は200億―300億円とみられる。

 「SCiB」と呼ぶ新型のリチウムイオン電池を生産する。新工場は15年をめどに月間
1000万個の生産体制を築く。工場の人員は稼働時で100人程度を見込んでいる。(12:23)
0089名無電力140012008/12/26(金) 19:02:25
海藻育てバイオ燃料に 瀬名波琉大准教授とうるま市実証実験へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081226-00000016-ryu-oki

琉球大学工学部の瀬名波出(いずる)准教授とうるま市は、火力発電所や工場などから出る高濃度のCO2
(二酸化炭素)を海水に溶かして海藻を養殖し、バイオ燃料に転換する「海洋バイオマスによる二酸化炭素
吸収・利活用システム」の技術研究に取り組んでいる。CO2削減と石油に変わる新エネルギー開発を組み
合わせることで、地球温暖化防止を目指す。

 増殖させる海藻によっては水産業の振興も期待できるという。年明けにも、うるま市の海の駅あやはし館
そばで実証実験を始める。

 実験では、CO2を溶かす気体溶解装置1基と海藻を養殖する水槽1基を海中に設置する。

 気体溶解装置に高濃度のCO2を入れ、海水を加えてから気圧をかけ、CO2を海水に溶かす。この海水で、
人工的に胞子をつなぎ合わせた「ぷちも」と呼ばれる浮遊性の海藻を養殖。圧力や温度、増殖量などの基礎
データを約1年間蓄積する予定だ。

 構想では、火力発電所や工場などの隣接地に施設を建設し、発電所から出る高濃度のCO2を利用するなど、
循環型システムの構築を目指している。

 瀬名波准教授は「従来のCO2処理に比べ、低コストで効率よくCO2を固定化できる。海藻は陸上の植物の
約15倍の速さで成長する。CO2濃度が高い海水ではさらに効率よく成長させることが見込まれる」と強調した。

 瀬名波准教授らは2007年夏ごろから、県内企業など産学で連携しながら、技術開発を模索してきた。年明け
にも、うるま市や県内企業などと「沖縄海洋バイオマス研究コンソーシアム(仮称)」を正式に立ち上げる予定で、
計画を本格化させたい考えだ。
0090名無電力140012009/01/03(土) 11:32:28
地熱発電所、三菱マテなど20年ぶり新設 政府、春に支援策
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090103AT1D250E502012009.html

 地下の熱水や蒸気を利用する地熱発電所の新建設計画がほぼ20年ぶりに国内で動き出す。三菱マ
テリアルとJパワーは共同で約400億円を投じ、2016年にも出力6万キロワットの発電設備を建設。
日鉄鉱業と九州電力も約200億円で発電所を新設する。政府も今春に資金面などの支援策をまとめ
る方針で、二酸化炭素(CO2)をあまり出さず、燃料価格の乱高下リスクがない地熱を国産エネル
ギーとして活用する動きが広がりそうだ。

 三菱マテとJパワーは秋田県湯沢市で、09年度から本格的な事業化調査(FS)に入る。地下2000
メートル前後から熱水や蒸気をくみ上げ、発電設備で利用する。環境アセスメントなどを経て着工、
16年にも稼働させる。電力は東北電力などへ販売する。三菱マテはすでに国内2カ所、Jパワーは1カ
所に地熱発電所を持つ。
0091名無電力140012009/01/03(土) 13:38:14
自然エネルギー、農業活用に助成 CO2削減へ農水省(01/01 07:38)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/138394_all.html


 農林水産省は新年度、太陽光、風力などの自然エネルギーを農業分野で活用し、二酸化炭素(CO2)
の排出量削減を促す「低炭素むらづくりモデル支援事業」に取り組み、環境に優しい農村づくりを目指す。

 京都議定書に基づき、基準年の一九九〇年に対し、二〇〇八−一二年の平均で温室効果ガスを6%削
減するという政府目標に、農業分野でも貢献する。新年度予算案に八億八千万円を計上した。

 市町村、農協などでつくる地域協議会を事業主体に想定。対象は、太陽光や風力を使う発電施設、自
然エネルギー由来の電力供給を受ける園芸施設、雪氷貯蔵施設などで、新設や施設改造にかかる経費の
半額を助成する。

 また、自然エネルギー活用によるCO2削減効果の試算などソフト面の経費は全額助成する。事業期
間は五年間。公募により、全国で十程度のモデル地区を選定する。

 道内では既に、雪氷を使った農産物貯蔵施設が普及し始めており、土地が広いため、太陽光、風力の
発電施設整備も期待される。
0092名無電力140012009/01/03(土) 16:54:55
【支援】ガス供給を停止されたウクライナへ米倉涼子さんが急遽出発「私のメタンガスでウクライナの人々を救いたい!」

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/bread/1229505910/
0093名無電力140012009/01/04(日) 14:09:40
>>91
また農道空港のパターンで予算獲得ですね。分かります。
0094名無電力140012009/01/05(月) 17:39:23
UAEアブダビでNAS電池50MWを受注 日本ガイシ
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=208820


 アブダビ水電力庁は限られた資源である天然ガスによる発電の効率的な運用を検討してきました。
NAS電池は大容量の電力を一度に貯蔵できるため、電力の需要が少ない時に蓄電、多い時に放電す
ることで電力負荷を平準化(ピークカット)し、一日の供給電力をより有効に活用することができ
ます。ガス発電機を一定の出力で運転し、発電効率を上げることで、燃料の消費量とCO2の排出量
を削減することができます。また、蓄えている電力を即時に取り出せるため、非常用電源としても
利用できます。

 アブダビ首長国の中心部アブダビ島に点在する複数の変電所に、まず計50MWのNAS電池シス
テムを納入します。今後さらに拡大される計画で、電力需要の拡大が著しいアブダビ本土への展開や
大規模太陽光発電への活用も検討されています。

 NAS電池はこれまで、青森県六ヶ所村の風力発電所に納入した定格出力34MWを最大規模と
して、国内外の約200カ所で合計270MWが使用されています。
0095名無電力140012009/01/05(月) 19:20:57
中部電力 電気自動車1500台導入へ
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200812270039a.nwc

中部電力は、2020年度末までに電気自動車約1500台を業務用車両として導入する。業務用車両
約3600台の4割強に当たり、二酸化炭素(CO2)排出量を年間約1500トン削減できるという。

 具体的には来年度に約100台を導入。その後、徐々に台数を増やしていく考え。

 三田敏雄社長は「電気自動車の普及を支援していきたい」と狙いを話した=写真。

 来年発売予定の三菱自動車の「i MiEV(アイ・ミーヴ)」や、トヨタ自動車のプラグイン・
ハイブリッド車の導入を検討している。

 電気事業連合会は、電気自動車を20年度までに業界で約1万台導入する目標を打ち出している。
0096名無電力140012009/01/05(月) 19:25:37
セコム 家庭用燃料電池 月2万円でレンタル
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200901010029a.nwc

警備サービス最大手のセコムは31日、2009年春をめどに家庭用燃料電池のレンタル事業に
参入する方針を明らかにした。一般的なシステムに加えて、災害時でも電気が確保できるように
改良したシステムも順次投入。同社のホームセキュリティーの契約者に対し、月額2万円程度で
提供する。

 二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に削減できる家庭用燃料電池システムは、今春から一般
への販売がスタートする予定。しかし、現行では1台当たりの価格が200万円近くになる見通し
で、普及拡大のネックになるとの見方が強い。このため初期費用の負担を大幅に低減できるレン
タル方式の導入によって、都市部の富裕層を中心に攻勢をかけていく。

 災害対応型の燃料電池システムは、都市ガスに使われるLNG(液化天然ガス)やLPガス、
灯油など複数の燃料を使用できるマルチ方式を採用。地震などで都市ガスが止まった際は、サー
ビスマンがLPガスのボンベなどを契約者宅に設置し早期に家庭電源の復旧を図る。

 燃料電池は起動時に外部からの電力が必要になるため、停電時も起動できるように蓄電池を
組み込む。また、水道が断水となった際も、タンクの一部に冷却用の水を循環させるなど災害
対応向けの改良を進めていく。
0097名無電力140012009/01/06(火) 16:55:51
イーメックス「リチウムイオンキャパシタ」 蓄電10倍 長寿命・低コスト
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000012-fsi-bus_all

人工筋肉などの研究開発ベンチャーのイーメックス(大阪府吹田市)は、蓄電部品「リチウムイオンキャパシタ」に
ついて蓄電性能は従来の10倍に、エネルギー密度では従来の5倍の性能を実現した。従来のリチウムイオンキャパ
シタの技術的な課題となっていた蓄電、エネルギー密度の低さを克服したことで、普及が加速しそうだ。今後の研究
成果次第で、現在、蓄電部品分野の勝ち組の名をほしいままにしているリチウムイオン電池の座を脅かす存在になる
可能性もある。

 従来のリチウムイオンキャパシタのエネルギー密度は低く、リチウムイオン電池の約30分の1とされている。性能
の高さからリチウムイオン電池は、パソコンや携帯電話などその用途は拡大。蓄電装置の主役の座に君臨している。

 しかし、リチウムイオン電池にも技術的な課題がある。蓄電装置内で化学反応を伴うため製品の寿命は約2年と短い
うえ、発火する恐れがあるなど安全性を疑問視する声も少なくない。

 一方、リチウムイオンキャパシタの蓄電は化学反応によるものではないため劣化が少なく、製品寿命は10年以上と
長いのがウリだ。さらに「使用する材料費も安いため、生産コストをリチウムイオン電池よりも低く抑えることができる」
(瀬和信吾社長)という。電気自動車を開発する一部の自動車メーカーからは長寿命と生産コストの安さからリチウム
イオンキャパシタへの注目度が高まりつつある。
0098名無電力140012009/01/06(火) 16:56:22
>>97 続き

 リチウムイオンキャパシタは、電極に炭素を利用するのが一般的だが、イーメックスは人工筋肉の開発などで培った技術
を応用した化学めっきで作られた金属電極を採用。蓄電性能は従来のリチウムイオンキャパシタと比べて10倍と大幅に
アップした。エネルギー密度も大幅に向上した。高分子キャパシタは、容量1リットル当たりのエネルギー密度を従来の
リチウムイオンキャパシタの約5倍となる100ワット(毎時)を実現した。リチウムイオン電池のエネルギー密度は
300ワットと新技術よりも3倍以上もある。しかし、安全性と寿命を確保するため、電気自動車などではエネルギー密度
の全能力の約10%にあたる30ワットしか使用していない。「当社が開発した技術は現在の電気自動車に要求される3倍
以上のエネルギー密度を実現しており、電気自動車への本格的な実用化に大きく貢献できる」(瀬和社長)と自信をみせて
いる。
0099名無電力140012009/01/07(水) 00:39:54
国立公園でも地熱発電=開発加速へ法改正も−経産省
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009010500537

 経済産業省は五日、二酸化炭素(CO2)をほとんど排出しない国産エネルギーである地熱発電の普及を図るた
め、自然公園法の改正も含め、国立公園内の開発促進策の検討に入った。同省は昨年十二月に設置した有識者ら
による研究会で2030年度までの開発目標の策定に着手。四月にもまとめる報告書に、同法改正や環境省との開
発規制の申し合わせ解消など、具体的な規制緩和策を盛り込む方針だ。

 日本の地熱発電は合計出力が約53万キロワットで、国内の全地熱資源(2347万キロワット)のわずか0.2%
程度。資源の82%が国立公園内で規制を受けていることが背景にある。環境省によると、国立公園区域のうち
「特別地域」の開発には認可が必要な上、両省の申し合わせで新規開発は行わないことになっている。「普通地
域」でも届け出が必要で、環境や景観保護にそぐわない場合は中止を命令することができる。
0100名無電力140012009/01/07(水) 15:05:52
シャープ、太陽電池工場稼働へ 需要増で前倒し(01/07 12:11)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/139251.html

 シャープは7日、堺市内に建設中の太陽電池工場の稼働時期を、当初予定の来年春から
年内へ前倒しする方針を明らかにした。地球温暖化対策の必要性の高まりを背景に、今後
世界的に予想される需要の大幅増に対応する。

 同社の主力事業の液晶パネルは、世界的な景気後退で需要が落ち込んでいるため、確実
な需要が見込める太陽電池事業を、液晶と並ぶ収益の柱に早期に育てたいとの狙いもあり
そうだ。

 太陽電池工場への投資額は約720億円。建設中の液晶パネル工場に併設する。材料と
なるシリコンが少量で済む「薄膜型」と呼ばれる電池を、当初、年間480メガワット生
産する予定だ。

 シャープは、欧州電力大手ENELなどと合弁で、イタリアに大規模な太陽電池工場の
建設を計画するなど、太陽電池事業の拡大を図っている。
0101名無電力140012009/01/07(水) 15:13:43
四国コカ、省エネ自販機を本格導入 09年2000台新設
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090106c6b0602906.html

 四国コカ・コーラボトリングは、消費電力量などが従来より大幅に少ない新型
の自動販売機設置を本格化する。

 本格展開する省エネ自販機は、飲料を冷やす際に出る排熱を利用して温かい飲
料を加温・保温する仕組みを採り入れたのが特長。「ヒートポンプ式」といい、
給湯器やエアコンなどにも使われている技術。自販機1台当たりの消費電力量は
通常の新型自販機に比べ30%程度減り、CO2排出量の削減にもつながる。冷媒
にはフロンではなくCO2を使う「ノンフロン」型。
0102名無電力140012009/01/07(水) 15:17:06
再生可能エネルギーの国際機関、日本が不参加方針
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20081230-OYT1T00067.htm

 政府は29日、太陽光や風力などの利用拡大を目指して来月発足する国際再生可能エネル
ギー機関(IRENA)に参加しない方針を固めた。

 日本が事務局長を出している国際エネルギー機関(IEA)との機能重複などを理由にし
ての不参加だが、国際社会から環境問題に後ろ向きとの批判を受けかねないと懸念する指摘
も出ている。

 IRENAはドイツが中心となって設立される。地球温暖化や化石燃料の枯渇に対応する
ため、参加国間で再生可能エネルギーに関する技術移転や資金調達、情報交換などを進める。

 日本はドイツから再三、参加を求められてきたが、「再生可能エネルギーの利用拡大は既
にIEAで取り組んでおり、新機関は不要」(外務省幹部)との判断から、当面は参加を見
送ることにした。毎年数億円の資金拠出を求められる可能性があることも、厳しい財政事情
の中で二の足を踏む要因となっている。

 ただ、IEAは先進国中心の28か国で構成しているのに対し、IRENAには途上国を
含め数十か国が参加する見通しだ。地球温暖化対策では、先進国の取り組みと同時に、途上
国をいかに取り込むかが課題で、政府内にはIRENAの積極活用を求める考え方もある。
「IRENAに参加すれば、太陽光発電などの分野で日本の技術の普及に役立つ」(政府関
係者)と、日本の産業への利点があるという指摘も出ている。

 米国もIRENAに不参加の方針とされるが、オバマ次期米大統領は化石燃料から再生可
能エネルギーへの転換を重視しており、新政権発足後の方針転換を予想する見方がある。
0103名無電力140012009/01/07(水) 15:26:54
「廃熱」を新たな力に スターリングエンジン
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20090107ddm008020092000c.html

 <1816年にスコットランドで発案されたスターリングエンジンの普及が近づいてきた。>

 スターリングエンジンはシリンダー内部の気体に外から熱を加え、膨張・圧縮させてピストンを動かし、
動力にします。工場や発電所から出る廃熱でこのエンジンを動かし、発電機で電気をつくります。これま
で、ガスなどを燃やした時の1000度以上の高熱で動かすタイプはありましたが、廃熱の97%を占め
る500度以下で発電できないか、と考えました。

 <パナソニックの技術者出身。05年に社内ベンチャー制度を活用して起業した。スターリングエンジ
ンは、高出力を得る仕組みや採算性が課題だった>

 「すごい技術に挑戦すべきだ」と言われました。それなら2世紀も実現していない難攻不落の技術に、
思い切って残りの人生を懸けてみよう、と清水の舞台から飛び降りました。

 <海上技術安全研究所(東京)との共同研究に着手。07年8月、船舶のディーゼルエンジンから出る
400度の廃熱で発電機を動かすことに成功した>

 廃熱を取り込む熱交換器に、熱を伝えやすい銅を使い、強度不足は銅の周囲をステンレスで覆って補い
ました。熱を動力に換える性能も向上させ、油を差さなくても動く仕組みにしてコスト削減に役立てまし
た。基本技術は確立しました。

 <今月末から奈良県で、実際に工場で使う試験を始める。2年後には1キロワットの電力を賄う製品を
約100万円で発売する計画だ>

 将来は、価格を下げる予定です。また、もっと低い温度での稼働も課題です。200度前後でも動けば、
廃熱の3割を活用できます。「もったいない」という意識を根付かせ、「環境革命」を起こす一員になれ
ればと願っています。
0104名無電力140012009/01/07(水) 15:34:08
浮き足立った電気自動車崇拝は市場に悪影響を与える
http://news.livedoor.com/article/detail/3964301/

2015年に世界中で生産される8000万台の車両のうち、250─300万台がハイブリッド装備に、
そして80万台は電気駆動だけの車両になるのではないかと予想されている。つまり両タイプの
技術が自動車の年間売上げに占める割合は5%以下、ディーゼル車が4分の1、そして残りがガ
ソリン車となる。騒がれている割には小さな数値である。

最も問題となっているのは、蓄電方法、あるいは供給方法である。現在の技術では充填するま
でに必要な充電時間は8時間と言われており、たとえば遠距離から通う従業員を抱える企業の
駐車場で、一斉に充電が行われてしまえば、駐車場が込み合うどころか、ショートを起こして
しまうのが関の山だ。差込口からの充電が無理であるなら、どのような形でエネルギーの補充
をするべきであるのか、その際の料金支払い方法はどうするのかなど、まだ手探りの段階でし
かない。(一部抜粋)
0105名無電力140012009/01/07(水) 16:22:19
新エネルギー発信 7月、鳥取県北栄町で「全国風サミット」
http://www.nnn.co.jp/news/090105/20090105005.html

 風力発電がある自治体が地球温暖化防止や環境について考える「第十四回全国風サミット」
が七月九、十の両日、鳥取県北栄町由良宿の町大栄農村改善センターを主会場に開かれる。
自治体直営では日本最大の風力発電施設を有する同町が、二酸化炭素を排出しない新エネル
ギーについて情報発信する。

 町の特産、ブドウやスイカの収穫時期に合わせ開くことで、全国各地の参加者に町をア
ピールする。

 同サミットは、風力発電推進市町村全国協議会に加盟する五十九市町村で開かれており、
中国地方での開催は初めてとなる。

 具体的なサミットの内容は今後、同サミット実行委員会作業部会(仮称)で検討するこ
とにしている。

 二月にはプレイベントとして、同町の保育所、幼稚園、小・中学校の子どもたちが、これ
まで取り組んできた地球に優しい活動について発表する「北栄町こどもエコクラブ発表会」
も計画している。
0106名無電力140012009/01/07(水) 22:21:30
>>101
今までの加熱は電熱式だったんだ。ちょっとビックリ。

>>102
参加しても途上国にたかられそうなだけな気が。

>>104
急速充電器は無視ですか。

あと一斉に充電でショートって、恥ずかしいな。運用の工夫や専用装置の設置
は当然する筈だが、頭がカラッポな馬鹿企業しか想定してない訳ですね。

料金なぞ今の電子マネー時代なら何とでもなるだろ。この記者の脳内だと石器
時代の貨幣でも転がってそうだな。
0107名無電力140012009/01/09(金) 00:18:20
火力 風力 太陽光… 『マイクログリッド』東京ガスが実用化へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/CK2008120902000164.html

 電力会社の大規模集中発電(原子力、火力など)と小型分散型エネルギー(太陽光、風力、
バイオマスなど)を組み合わせ、効率よく運用するシステム「マイクログリッド」の研究が
進んでいる。省エネや二酸化炭素(CO2)削減、災害時のエネルギー安定供給につなげる
ことが目的。大規模な実証試験設備を持つ東京ガスは、技術的には実用化段階に入っている。

 マイクログリッドは、一定の地域内でいろいろな電源を結び、効率的に運用して電力の需
給バランスを調整する地域電力ネットワーク。使いやすさと環境への負担低減を両立させる
方法として期待されている。
 「再生可能エネルギーとガス、電力、石油それぞれの特徴を生かし、補完し合うことで低
炭素型エネルギー社会を実現しましょう、という提案です」。東京ガスの徳本勉さんはそう
説明する。
 東京ガスは、電力だけでなく熱利用を含めて「ホロニックエネルギーシステム」という独
自の事業名を付け、力を入れている。語源はギリシャ語で、「ホロス(全体)」と「オン
(個・部分)」の調和を表す。徳本さんはホロニックエネルギーグループマネージャーで、
横浜市鶴見区にある横浜研究所で技術開発を担当している。

 国が積極導入を目指す再生可能エネルギーの代表格、太陽光や風力は気象条件で出力が変
動する。導入量が増えると需給バランスの調整が難しくなったり、電源側に逆に流れ込んだ
りして周波数や電圧が変化。電力会社の制御に影響が出るため、安定した“良質な電気”の供
給が難しくなる。「変動を安定化しながらマイクログリッドの技術で大規模電源と分散型電
源を調和させたい」と徳本さんは話す。
0108名無電力140012009/01/09(金) 00:20:45
>>107
 二〇〇五年度に東京大と東京ガスが協力し開設した「ホロニック・エネルギーシステム学
講座」。これまでの研究で、太陽光や風力発電の導入で不安定になる電力会社の電力をガス
エンジンや蓄電池の併用で安定化できることが分かった。横浜研究所で実施している規模
(百キロワット)なら電力会社の電力に悪影響を与えずに太陽光・風力を最大52%導入で
きるという。

 同研究所では〇六年度から実証試験設備を導入。ガスエンジンで電力と熱を併せて供給す
るコージェネレーション、太陽光発電システム、風力発電機、蓄電池、バイオマス発電シス
テムを入れた。コージェネの排熱は吸収式冷凍機で空調に使ったり、研究所や所内にある食
堂の給湯に利用したりしている。

 ホロニックの目的は▽省エネ・CO2削減の促進▽電力会社の大規模電力系統との調和
▽大規模電力系統のトラブル・災害時のエネルギー安定供給−の三つ。

 例えば、東京・日本橋地区での試算。ホロニックエネルギーグループ課長の緒方隆雄さん
は「マイクログリッドで電力と熱のネットワークをつくれば、(石油など)一次エネルギー
は年間35・5%減、CO2は半減する」と説明する。太陽光や風力発電導入による電力会
社の出力変動もガスエンジン、蓄電池を調整電源として活用することで対応可能。落雷によ
る停電時の電力供給などにも力を発揮する、という。

 マイクログリッドの最適規模は、延べ床面積で数万平方メートル、電力需要で三万−四万
キロワット。再開発プロジェクトの中で行政や開発事業者に提案していく。徳本さんは「一
つの地域に電線や熱導管を張り巡らし、資本関係がない個々の顧客に電気や熱を供給するの
で法整備が必要。コスト的にもまだ補助がないと成立しないが、CO2削減やエネルギー安
定供給に大きく貢献でき、電力会社にもメリットがある」と話す。
0109名無電力140012009/01/09(金) 19:17:07
寄贈:萩の中学校などにペレットストーブ−−農林中金支店 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090109ddlk35040429000c.html

 農林中央金庫岡山支店は8日、萩市立田万川中学校と道の駅阿武町に木質ペレットス
トーブ各1台を寄贈した。

 木質ペレットは間伐材などを粉砕して小さな円筒形に固めた燃料。理論上の二酸化炭
素排出量はゼロで、地球温暖化対策に有効とされる。ストーブ寄贈は、山口支店(現在
は岡山支店に統廃合)が06年度から、社会貢献活動の一環として取り組んでいる。

 道の駅阿武町では、ストーブが「発祥交流館」に設置された。贈呈式で、駅長でもあ
る中村秀明町長は「ありがたい。木質ペレットは環境にやさしいだけでなく、林業振興
にも大変な意義がある。道の駅のイメージアップにもつながる」と感謝した。
0110名無電力140012009/01/09(金) 19:20:23
ペレットストーブ:木くずのぬくもり かんなべ湯の森に設置 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20081219ddlk28040391000c.html

 豊岡市日高町栗栖野のかんなべ湯の森ゆとろぎに18日、木くずを固めた燃料を燃やす
ペレットストーブが設置された。

 高さ1・2メートル、幅60センチ、奥行き50センチ。1時間に1・7キロのペレッ
トを燃やし、約60〜100平方メートルの部屋を暖める性能がある。1台約60万円と
高価ながら、燃料費は灯油の半分で済むという。

 灯油ストーブを撤去した後、玄関ロビーに据え付けられ、点火されると、ペレットは燃
え上がり、温風が噴き出した。

 山の緑を地域の資源として有効に活用する市のバイオマスタウン構想に基づく取り組み。
年内に竹野北前館、市城崎総合支所、但東シルク温泉やまびこ、出石温泉館乙女の湯にも
設置する予定。
0111名無電力140012009/01/09(金) 19:41:36
東芝が太陽光発電システム事業に参入、需要の増大に備える(2009/01/08)
http://eetimes.jp/article/22713/

東芝が太陽光発電システム事業に参入した。事業計画の一環として、同社の社内カンパニーである電力流通・産業システム社に、
「太陽光発電システム事業推進統括部」を新設した。東芝によれば、この組織は事業経営とプロモーションを専門に行い、「太陽
光発電システムの需要の急激な増加に応えるためのイニシアチブを取っていく」という。

 太陽光発電システムは、住宅用から、電力流通や産業向けのMW(メガワット)規模の大がかりなプロジェクトに発展しつつある。

 東芝は、「大規模な太陽光発電システムの受注を確保していく」と述べている。しかし、同社が太陽電池パネルを自社開発するか
どうかは明言していない。

 電力・産業向け太陽光発電システムの国際的な市場規模は、2008年度は1.2兆円(133億米ドル)であり、2015年までには2.2兆円
(244億米ドル)規模に達すると東芝は予測している。

 同社は既存の国際的な販路を活用して事業拡大を進め、2015年度までに約2000億円(22億米ドル)の年間売上高を目指す。

 東芝はエネルギ・システム分野の大手だ。2006年には原子力発電事業の成長のために、英British Nuclear Fuels社(BNFL、英国
核燃料会社)から米Westinghouse Electric社を買収した。これに伴い東芝は、BNFL社の子会社でWestinghouse Electric社の株式を
保有する米BNFL USA Group社と英Westinghouse Electric UK社の株式を取得している。

 この買収によって、東芝の持つ沸騰水型原子炉(Boiling Water Reactor:BWR)に、Westinghouse Electric社が持つ加圧水型
原子炉(Pressurized Water Reactor:PWR)の技術が加わり、同社の原子力発電施設の事業が拡大された。PWRは世界的に最も多く
使われている型の原子炉である。
0112名無電力140012009/01/09(金) 22:16:45
焼却困難な海藻からメタンガス 東京ガス
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20090109ddm008020059000c.html


<異常繁茂した海藻は、浜辺に漂着して腐臭を放つ。海藻は、9割が水分で焼却しにくく、
埋め立てなどの処分に年間数千万円をかけている自治体もある。この厄介者の資源化を目指し、
メタンガスを回収する世界初のプラントを07年に開発した>

 10年前、「バイオマスを研究してみよう」と集まったのは約10人。正式な研究テーマと
して会社に認められたのは、その後のことです。有志の集まりでした。「海藻に困っている自
治体がある。使えないか」と、メンバーから寄せられた情報が、海藻に関心を持つきっかけに
なりました。

<微生物を使って海藻を発酵させて糖を生成し、さらに発酵させてメタンガスを取り出す。海
藻に適した微生物探しがポイントだった>

 土や食品にすむ微生物を数十種類、試しました。海藻の糖は、陸上生物の糖とは分子構造が
異なっているようで、効率よく分解できる微生物探しに1年ほどかかりました。しかも、1種
類見つければいいわけではありません。海藻を分解して糖にする、その糖をさらに分解するなど、
いろいろな役割の複数の微生物を共生させる必要があります。海藻にはごみも混じるので、雑
多な環境に強くなければなりません。

<02年度から5年間、実証実験を繰り返し、1日1トンの海藻から約20立方メートルのメ
タンガスを回収することに成功した。出力を安定させるために天然ガス(都市ガス)と混合し、
1時間当たり10キロワット時(一般家庭20世帯分)の発電量を得られるようになった。
一部はカスとして残るが、肥料にできる。水産関係者から説明を求められる機会も増えている>

 バイオマスの利用は、地球環境をよくすることにつながります。プラントの建設や稼働、
海藻の回収などで雇用を創出し、地域を活性化する効果も期待できます。人に自慢できる仕事
っていいものです。
0113名無電力140012009/01/09(金) 22:32:13
巨大太陽光プロジェクト、世界最大の太陽光発電所が誕生(アメリカ)
http://www.ecool.jp/foreign/2008/12/post-15.html

 サンフランシスコに本社を置く電力会社のPG&E(パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック)は
800MWの太陽光発電所を建設すると発表した。現在、世界最大と言われる太陽光発電所はスペインの
もので、総出力は23MW。今後建設予定のものでは、ドイツに40MW、オーストリアに154MWの発電
所の計画が控えている。2010年から一部で発電を開始し、2012〜2013年に完成を目指す。この2つ
の発電所でカリフォルニア住民239,000戸の電気の年間使用量をまかなう予定。
0114名無電力140012009/01/09(金) 22:42:08
ウェールズ北部沿岸、世界で二番目に大きな海上風力発電地帯に(イギリス)
http://www.ecool.jp/foreign/2008/12/post-18.html

 エネルギー・気候変動省は、ウェールズ北部沿岸沖に、50万軒以上の家庭の電力を賄える、
世界で二番目の規模となる海上風力発電地帯を建設すると発表した。ウェールズ北部沿岸沖の
Gwynt y Mor海上風力発電地帯は、ウェールズ北部沿岸沖にある3つの風力発電地帯と一緒になり、
68万軒の家庭にクリーンかつグリーンな電気を供給する発電設備を備えることとなる。
0115名無電力140012009/01/11(日) 10:53:59
オバマ次期米大統領:景気対策で最大400万人雇用創出
http://mainichi.jp/select/world/news/20090111k0000m030071000c.html

 オバマ次期米大統領は10日、恒例のラジオ演説で、先に発表した総合経済対策の
効果の試算を公表した。景気対策により最大400万人の雇用確保・創出につながり、
「迅速かつ大胆な行動が必要」と改めて強調した。

 それによると(1)全体で300万〜400万人の雇用を確保・創出し、うち9割
超が民間、残り1割が公共部門(2)太陽光や風力など代替エネルギー推進や省エネ
化を目指す連邦政府ビル改修など環境・エネルギー分野で約50万人の雇用創出
(3)道路や橋、学校の修繕など基盤整備向けの公共事業で約40万人の雇用確保
−−としている。

 オバマ氏は演説で「直面する課題はとてつもなく大きい。政策の実現は簡単ではな
いが、我々は過去の苦難を、運命は定められたものではなく作るものだ、という信念
で乗り越えてきた。勇気と決意が必要だ」と強調した。
0116名無電力140012009/01/11(日) 11:14:53
トヨタ、韓国鋼材を採用へ 国産車分、コスト抑制図る
http://www.asahi.com/business/update/0111/NGY200901100017.html

 トヨタ自動車は今春、国内で生産する自動車に、韓国鉄鋼大手ポスコの鋼材を初めて
採用する方針を固めた。海外メーカーに門戸を開く。鋼材価格の高騰は、トヨタが09
年3月期、1500億円の営業赤字に転落する見通しとなった一因。トヨタは北米でも
ポスコの割安な鋼材の採用を検討中で、世界的な調達価格交渉を優位に進めたい考えだ。

 採用する鋼材は、ボディー用の外板ではなく、車体の内側に使う内板。国内大手から
も購入するが、一部をポスコに置き換える。すでに試験して品質を確認済みで、性能上
問題ないと判断した。ポスコの鋼材は国内大手よりも数%安いという。
0117名無電力140012009/01/11(日) 22:07:46
燃料電池、太陽光、風力
モバイルチャージャーにもクリーンエネルギーの波
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/01/11/3383.html
0118名無電力140012009/01/11(日) 22:22:55
利用広がる、まきストーブ 森林保全に効果 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090111ddlk20040017000c.html


 南アルプス山ろくの大鹿村の村有林で、このほど開催された間伐木を採集するイベントに、多くの
まきストーブを使っている人々が参加した。化石燃料を使わず、森林保全にも役立つため、県内でも
愛好者が増えているというまきストーブ。魅力の一方で、まき入手の苦労など課題を探った。

 12月初旬、大鹿村の林道沿いのアカマツ林に十数人が集まった。参加者らは手にチェーンソーな
どを持ち、間伐されたアカマツやヤマハンノキの丸太を適当な長さに切り、手分けして用意した軽ト
ラックに積み込む作業に汗を流した。

 県下伊那地方事務所主催のイベント「“薪(まき)取り”in 南信州」には、まきを求める参加者
が地元下伊那郡だけでなく、飯田市や上伊那郡からも集まった。同事務所が同様のイベントを開催す
るのは3回目。里山保全に貢献でき、まきを得られるとあって参加者が毎回増えている。

  ◇  ◇  ◇

 最近、まきストーブはデザインに優れた輸入製品が増え、地球温暖化防止にも役立つなどの観点か
ら見直されつつある。

 販売を手掛ける飯田市の村沢産業の村沢英彦社長は「若い人たちが家を新築する際などに設置する
ケースが増えている」と言い、まきストーブの輸入卸会社「ファイヤーサイド」(駒ケ根市)も「こ
の5年間で販売実績は右肩上がり」と言う。

 また、地球温暖化防止対策の一つとして飯田市などで助成金を出し、行政が後押しする動きもある。
0119名無電力140012009/01/11(日) 22:23:43
>>118

 一方、愛好者の頭を悩ませるのがまきの入手。中型のまきストーブでも1日、5、6本入りのまき
束(数百円)が数本必要で、高いコストがかかる。同地方事務所のイベントに参加した飯島町七久保
の畠中伸久さん(58)は「知人は購入に頼ったら月額4万円もかかった。自前でまきを手に入れる
工夫が必要」と話す。

 大阪府から飯島町に移ってきた畠中さんは、近くのIターン仲間で、まきを手に入れるためのグル
ープを作った。伐採が必要な古いリンゴやナシの木の情報を得るため果樹農家とコミュニケーション
を取ったり、付近の里山での間伐作業に参加したりと“工夫”を欠かさない。

  ◇  ◇  ◇

 同事務所は今回のイベントを通じて、愛好者らが里山の整備や山林の獣害防止のために労力を提供
し、代償としてまきを得られる仕組み作りを模索する。

 将来の方向性について、同事務所林務課の春日嘉広係長は「まだ試みだが、県の重要課題である山
林保全にも協力してもらえるような方向に持っていきたい」と話す。

 まきストーブの普及が地球環境に優しいというだけでなく、愛好者らが山林保全にどう一役買って
いくか注目されている。
0120名無電力140012009/01/11(日) 22:41:26
<バイオ燃料>日本でも着々実用化 食用でない原料で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090111-00000006-maiall-soci

 07年、政府は約20年後のバイオエタノールの生産量について、1年間で600万
キロリットルという目標値を定めた。その原料の3分の2については、食料ではない木
材や茎などの植物のせんい質(セルロース)でまかなう方針を打ち出している。

 京都市では、1997年11月から、使った後の食用植物油を精製して作るバイオ
ディーゼルをごみ収集車約220台に利用している。00年4月からは市バス約80台
の燃料としても使っている。現在年間約150万リットルを使うことで、同じ量の軽油
を使った場合に発生する年間推定約4000トンの二酸化炭素(CO2)を減らすこと
ができた。97年8月から家庭から出た食用植物油の回収をはじめており、現在は市内
約1000カ所で年間約13万リットルを集め、バイオディーゼルの原料として再利用
している。

 兵庫県豊岡市では、市内で栽培されているナタネの油を学校給食のてんぷらなどに利
用した後、給食センターへの配送車や農業用機械などの燃料として活用している。三重
県鈴鹿市では、ヒマワリの種をしぼって取った油を農機具の燃料として試験的に使うと
いう。大阪府堺市では、生ごみを分解し残りかすをメタン発酵して取り出したバイオガ
スでミニバイクを走らせることに成功した。
0121名無電力140012009/01/12(月) 19:16:34
>>118
薪の入手に頑張るのは良いが、灰の始末はどうなってるのかな?

一般ゴミとして出していたら、その分ゴミ収集の負担や費用が増えて、ツケを
廻してる事になる訳だが。
0122名無電力140012009/01/13(火) 00:30:41
日清紡、太陽電池製造装置で米に販売拠点
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090112AT1D1000111012009.html

 日清紡は4月をメドに米国に太陽電池向け製造装置の販売拠点を開設する。環境政策を重視した米オバマ政権誕生
などを背景に、今後北米での需要が高まると見て市場開拓を本格化する。2010年3月期には製造装置の売上高で世界
首位を狙う。

 ロサンゼルスに現地事務所を開設し、ファーストソーラーなど米パネルメーカー向けの販売を強化する。アトラ
ンタにアフターサービスの窓口事務所も設ける。
0123名無電力140012009/01/13(火) 00:34:46
「利益より環境への負荷を重視する事業体」株式会社エコテック
http://www.data-max.co.jp/2008/12/post_3977.html

 福岡市天神に九州オフィスを構える(株)エコテックは、太陽光発電システムなど
の自然エネルギー関連機器、太陽熱温水器などの住宅用関連機器などを取り扱っている会社だ。
取扱い商品を見ればどこにでもありそうな会社ではあるが、他の会社とはかなり違っている。
九州オフィスでは若いスタッフの岡優子さんが日常の仕事を切り盛りしている。

利益よりも環境を重視

 岡さんの話によれば、エコテックは、15年前に脱サラしたメンバーが「利益よりは環境への
負荷を重視する事業体」をテーマに立ち上げたとのこと。しかも「ワーカーズコープ」という
事業形態を取った。日本語に訳すと労働者生産協同組合ということになる。いわゆる生協は
消費者が組合員なのだが、ワーカーズコープはそこで働く者が組合員ということになる。 

 エコテックが、ワーカーズコープという働き方にこだわるのは、これまで利潤追求を第1に
運営されてきた企業体を変えたいという思いが強いからだ。つまり、「儲け」を第1に考える
のではなく、「社会的に必要とされているのか」「環境にどれぐらいの負荷をあたえているのか」
という点を発想の根本におき、営利重視ではなく、“社会的な有用性と環境への負荷を重視する
モノづくり”のひとつの事業形態として、ワーカーズコープを選択したということだ。
0124名無電力140012009/01/13(火) 00:36:58
>>123の続き

『村のエネルギー工房』

 エコテックは「『村のエネルギー工房』『街の環境屋』をめざそう!」を合言葉にしているという。
その言い方には、化石燃料・原子力発電中心の大規模集中型エネルギー体系から再生可能な自然エネ
ルギーを軸とした小規模分散型のエネルギー体系への転換を足元から始めようという想いが込められ
ている。隣の電気屋さんでも管理できるような等身大のエネルギー源であれば私たち市民にもコント
ロールが可能だ。幸い自然エネルギーはどこにでもあり、手軽に扱え、小規模で、しかも再生可能な
エネルギー源である。自然エネルギーの普及をまず市民レベルから始めようという考え方だ。 

 自然エネルギーには太陽、風、水、バイオマス(生物的資源)などがある。エコテックが具体的に
扱っているのは、太陽光発電、太陽熱温水器、風力発電、揚水風車、マイクロ水力発電、雨水利用シ
ステム、木質ペレットストーブなどである。 
 それらの事業の中で最も基幹的な事業は太陽光発電である。しかも、ここ数年増えているのは事業
所向けだという。住宅用の補助金は2005年度で一旦打ち切りとなったが、事業所向けには約半額の補
助金が出る制度があるためだ。
0125名無電力140012009/01/13(火) 00:40:15
>>124の続き

市民共同おひさま発電所

 エコテックがいま力を入れているのは、市民参加型の「おひさま発電所」である。全国に185ヶ所
以上の市民共同発電所ができている。この九州にも20ヶ所ちかくの市民共同発電所が造られた。省エ
ネセンターが発表している待機電力は各家庭で年間6,800円もあるという。市民共同おひさま発電所は、
省エネと自然エネルギーを結びつけたやり方で行なわれている。資金集めは、具体的にはもう少し省
エネをしてもらって、1ヶ月500円位、6ヶ月分3,000円の節電分を1口として寄付をしてもらうという。
少ないところでも100万円弱、多いところは200万円以上も寄付金を集める。このとりまとめは地域の
環境NPOたちが行なう。
 そしてエコテックはハード面だけでなく、各種助成金取得やセミナー、ワークショップなどソフト面
もお手伝いをしているとのこと。設置対象は保育園、幼稚園、病院、障がい者施設など準公共的な施
設で、地域の市民が集まりやすい施設に地域のコミュニティーを強める目的で設置している。

 09年1月から住宅用太陽光発電システム設置に対して国の補助金が復活する予定だ。昨年、福田前
首相があたかも「数年後に太陽光発電の価格が半額になる」かのような発言をしたことによって、買い
控えが起こり、厳しい状況に陥っていたこの業界にも明るい兆しが見えてきたという。  
 低炭素社会への切り札となる太陽光発電の普及はまだまだこれからだという。太陽光発電システム
は大きな工務店によって設置されているが、過剰な謳い文句で消費者を引きつけるのではなく、市民
の目線からの事業展開が注目されつつある。
0126名無電力140012009/01/13(火) 02:48:40
農家に暖かい相棒 釜石でハウス用ストーブ
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081218_11

 ペレット・まき兼用ストーブを製造販売している釜石市大平町の石村工業は、ビニール
ハウス用のチップ・まき兼用ストーブを製作した。燃料は木質の破砕チップやまきを使い、
石油ストーブに比べ、環境面や燃料費の節約などに効果がある。石油高騰で頭を悩ませる
農業者の味方として期待は大きい。

 ハウス用ストーブは鉄製で縦約160センチ、横約80センチ。煙突から暖まった空気を
送る自然燃焼式。同社が特許を取得している内部の空気の自然な流れと重力で燃料を供給す
る仕組みで、炭化しながら燃焼するため煙や灰はほとんど出ない。

 石村社長が遠野市の農業者から依頼を受け、3月に試作品を製作。改良を重ねて10月に
完成した。家庭用のペレットストーブに比べて、熱量は1時間に2万キロカロリーと約2倍
になり、連続で8時間自動燃焼できる。

 11月に東京で開かれた展示会に出展。北海道や九州から注文が来ているという。

 同社は、廃材を燃料とするストーブを改良し、2003年からペレット・まき兼用ストー
ブを販売。現在、累計販売台数が1200台を超える。

 ハウス用ストーブを使用している遠野市上郷町の駒込さんは「試作品から性能がよいと感
じた。低燃料費と手入れが楽で使いやすい」と魅力を語る。

 石村社長は「今年は食に関する問題が相次ぎ、1次産業が脚光を浴びている。岩手の農業
は信頼性が高いと思うので農業者の力になれればうれしい」と期待する。

 ストーブは税別38万円。
0127名無電力140012009/01/13(火) 02:53:48
工高生が水生植物を燃料化  環境テーマの活動活発に
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/12/31/2008123120265873003.html

 津山工業高校(津山市山北)工業化学科の生徒が、冬場に枯死するヨシなどの水生植物
を固形燃料ペレットに加工して校内の暖房に使ったり、地元の小学校でエコバッグ作りの
出前教室を開いたりと、環境をテーマに活発な活動を続けている。

 同学科の生徒は2002年から、市内外のため池や河川などで水質調査を実施。水中生物
のすみかとなるヨシやホテイアオイといった水生植物は、冬に枯死するとかえって水質を汚
染するため、生徒らは枯れる前に水生植物の刈り取り作業を行っている。

 持ち帰ったヨシなどは小さく細断、水分を加えて機械でペレットに加工。ほかに建築廃材
や紙くずを原料にしたペレットも作り、07年冬から校内の専用ストーブの燃料に使っている。
同科長の三宅教諭は「将来的には農家のビニールハウスの暖房用にも活用したい」と話す。
0128名無電力140012009/01/13(火) 03:47:26
世界人口半分が食料危機に 米研究チーム 温暖化による農業生産減で(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000092-san-int

 世界の熱帯や亜熱帯地域では、農作物の生産期の平均気温が今世紀末までに、1900〜2006年に
記録した最高気温を上回る可能性が90%以上あり、熱帯ではトウモロコシやコメなどの生産量が20〜
40%減少する恐れがあることが分かった。米国のワシントン大(シアトル)とスタンフォード大の研究
チームが、9日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が07年に発表した地球温暖化の予測などに
基づく分析結果。世界人口の半分に近い30億人が食料危機に直面するという。

 一方、温帯でも、03年6〜8月に西欧を襲った熱波で約5万2000人が死亡したような酷暑が、
今世紀末までに常態化する可能性が高いと指摘。フランスやイタリアでは小麦や家畜飼料の生産量が
3分の1減少すると予測した。研究チームは、高温や乾燥に強い農作物の品種開発や、灌漑(かんがい)
施設の整備への投資を増やし食料生産体制を強化する必要があると訴えている。

【食料】世界人口半分が食料危機に 米研究チーム 温暖化による農業生産減で【01/10】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1231544377/
0129名無電力140012009/01/13(火) 22:00:08
日豪共同の酸素燃焼による石炭火力CCS技術実証プロジェクト本格始動
http://www.japancorp.net/japan/article.asp?Art_ID=46737

 電源開発株式会社、株式会社IHI、三井物産株式会社(TSE:8031)など日豪7社共同
プロジェクトである、温室効果ガス排出量削減のための革新的な既存発電所付加型
CCS(二酸化炭素回収・貯留)一貫システムの世界初の実証に向けた工事が、クイーン
ズランド州の石炭火力発電所において開始されました。

 この総費用2億600万豪ドルのカライド酸素燃焼プロジェクトでは、同州ビロエラ
近郊のCS Energy社所有カライドA石炭火力発電所のボイラーを酸素燃焼技術によっ
て改修する予定です。これにより、酸素と再循環させた排ガスを混合させた中で石
炭を燃焼することが可能となり、生成された高濃縮の二酸化炭素(CO2)を回収して
地中貯留します。
0130名無電力140012009/01/13(火) 22:41:33
>>102

太陽光など促進する国際機関 政府不参加から一転、オブザーバー参加へ
http://www.asahi.com/politics/update/0113/TKY200901130196.html


 政府は13日、太陽光・風力発電、バイオ燃料などの利用促進を目指して今月発足する
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の設立総会にオブザーバー参加することを決
めた。これまでは参加に消極的だった米国に歩調を合わせていたが、オバマ次期米大統領
が地球温暖化対策を重視しているため、方針を転換した。将来は正式に加盟することも視
野に検討する。

 IRENAは26日、ドイツのボンで設立総会を開く。日本からは外務、経済産業、環
境各省の課長級が出席する見通し。昨年10月には英仏独伊やインド、韓国など51カ国
が設立協定を結んだ。

 政府は当初、国際エネルギー機関(IEA)と活動内容が重複したり、5億〜10億円
の新たな資金拠出が必要になったりするのを理由に参加しない意向だった。だがオバマ氏
が景気回復と温暖化対策を同時に狙うグリーン・ニューディール(緑の内需)政策を提唱。
日本政府内でも同様の施策が検討されるようになり、「オブザーバー参加して様子をみる」
(首相周辺)と前向きな姿勢に転じた。
0131名無電力140012009/01/14(水) 01:15:11
ピストン型の外燃機関を国産化、木質バイオマスでコージェネ   [2009/01/14]
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090113/322757/

スターリングエンジン

 シリンダー(気筒)内部で燃料を燃やして動かす内燃機関は、ガソリンや都市ガスなど、純度の
高い液体燃料か気体燃料しか利用できない。だが、外部から与える熱で、水などの作動媒体を膨張
させて動く外燃機関は燃料の形状を問わない。石炭やバイオマス(生物資源)といった固形燃料を
利用できる利点がある。外燃機関の代表である蒸気タービンは小型化できないが、「スターリング
エンジン」ならコンパクト化が可能だ。

 スターリングエンジンは、気筒内部に密閉したガス(作動媒体)が、温度差によって膨張・圧縮
する際の体積変化を使ってピストンを動かす。ピストン型ながらエンジンの外側から内部のガスを
暖めるため、固形燃料でも動く。内燃機関のピストン型エンジンに比べて静かで、排ガスの環境負
荷が低い。

 明星大学理工学部の濱口和洋教授と産業技術総合研究所発のベンチャー、E&E SYSTEM(群馬県
太田市)は、木質バイオマスの燃焼熱を利用してエンジンを駆動させるスターリングエンジンを開
発した。

写真は検証用のシステム
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090113/322757/zu01.jpg
0132名無電力140012009/01/14(水) 02:39:07
>>131の続き

欧州では家庭用コージェネに、発電効率は30% 総合エネルギー効率は80%

 木質ペレットを燃焼することで生じる約1000℃の燃焼ガスで気筒を暖める。冷却には水を使う。
この温度差で2つのピストンを上下させ、クランクを動かす。クランクがフライホイールを回転させ、
エンジンに接続した発電機を回す。さらに、排熱を利用してコージェネレーション(熱電併給)シス
テムにした。

 スターリングエンジンが開発されたのは1816年と歴史は古いが、ガソリンエンジンや蒸気タービ
ンに押されて普及しなかった。だが5〜6年前から、欧州で環境性能が見直され、家庭用コージェネ
として導入準備が進められている。米国では太陽熱発電所で採用されている。だが、国産のスターリ
ングエンジンはほとんどない。

 開発した新製品の出力は3kWで、価格は300万円程度の見通しだ。寒冷地域など熱の利用量の多
い地域向けのコージェネシステムとして、来年8月からサンプル出荷を開始。2010年中に販売を始
め、2015年に年間10億円の売り上げを目指す。

 スターリングエンジンは作動媒体のガスを密閉するために、ステンレス製の高圧容器が必要だが、
「量産すれば既存のガスエンジンコージェネと同程度まで安くできる」(濱口教授)。

 発電効率は30%。「さらなる効率アップも可能だがコストが高くなる。商品化を考えると30%程
度が適当だ」(E&E SYSTEM)。熱回収後の総合エネルギー効率は80%まで高まる。

スターリングエンジンの仕組み
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090113/322757/zu02.gif
0133名無電力140012009/01/14(水) 03:56:00
響灘に洋上風力発電 北九州市・若松沖 電源開発 実証実験へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/70588

 北九州市若松区沖の響灘で、電源開発(Jパワー)が洋上風力発電の実証研究を計画して
いることが12日、分かった。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事
業の形で具体化を目指しており、直径80メートル級の風車の設置を検討、将来的な事業化
も視野に入れている。九州で洋上風力発電計画が明らかになるのは初めて。

 政府から「環境モデル都市」に選定され、次世代エネルギーの積極活用を環境政策の柱に
掲げる北九州市は「環境にやさしいクリーンエネルギーの集積につながる」(環境局)と期
待している。

 関係者によると、電源開発は若松区沖の水深15‐50メートル程度の近海を想定し、実証
実験の概要設計に着手。海底に基礎を打ち込む「着床式」の風力発電施設と風況・波力観測
棟をそれぞれ一基建設する方向で調整を進めている。風車の直径は80メートル以上。発電
能力は2000キロワット規模で、約660世帯分の消費電力を賄うとされる。

 NEDOの委託事業は政府予算で運営され、2009年度から5年程度、複数カ所での実
証研究が見込まれている。電源開発以外に複数の事業所が名乗りを上げており、実現可能性
や経済性を考慮した上で、委託先が確定する見通しだ。

 北九州市若松区では、響灘に面する市有地を活用し、10基の風力発電機(直径約70メ
ートル)を持つ民間施設が03年3月から稼働中で、九電に売電している。若松沿岸部は北
部九州では有数の風力発電の適地とされ、洋上はより効率的な発電が可能とみられている。

 電源開発広報室は「研究の先に事業化も見据えている。風力資源の地点として、洋上は重
要な選択肢の一つ」としている。
0134名無電力140012009/01/14(水) 04:38:14
>>130
IRENAの孤独 Posted on 水曜日, 12月 10th, 2008
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/968

(IRENAに)日本はまだ参加表明をしていない。
経済産業省が猛烈に反対をしている。経済産業省から事務局長を出しているIEAと重複する可能性の
ある組織はいらないと、参加を促しに来日したドイツ政府の特使にすげない態度をとって追い返した。
IEAはこれまで、再生可能エネルギーへの取組がとてもとても遅れていた。IRENA創設の話が出て、
あわてて取組を始めた。
しかし、IRENA創設が最終的に確定した今、IEAと重複するからというのは屁理屈だ。
今や、経済産業省は経団連以上に再生可能エネルギーに後ろ向き、というよりもストップさせようと必死だ。
国益よりも電力と鉄鋼への気遣いだけだ。
外務省で地球温暖化を扱うのは地球規模問題審議官だが、IRENAを扱っているのは経済局の経済安全
保障課で、ここはまったく後ろ向きだ。
環境省は推進派だが、ここは全く突破力がない。
官邸のリーダーシップを発揮しないと、省益ばかり考えている役所に足を引っ張られることになる。
太陽光で世界一を目指すとか何とかいっている日本が、再生可能エネルギーを推進する国際機関に入らな
いことがあってはいけない。
日本は、福田内閣のときに、国際再生エネルギー会議の2009年の開催誘致に失敗した。いや、正確に
はお膳立てが整っていたのに省庁間の対立で手を挙げなかった。
IRENAに参加しなかったら、再生可能エネルギーの国際ルール作りに参加することができなくなる。
アジアにおける再生可能エネルギー導入のリーダーシップも放棄することになるだろう。
日本初の技術の世界展開にも支障が出るかもしれない。
参加することのデメリットはIRENAの予算に対する拠出金を負担することになる。約5億円だ。
外務省は、無駄遣い撲滅の河野チームの目が光っているから、5億円の新規は出せないとのたまわった。
我々に出てこいというならば、喜んで出て行って優先順位の低い予算を5億円ぶった切る。
1月20日にオバマ政権が発足すれば、IRENAにアメリカも参加するかもしれない。麻生政権としては、
再生可能エネルギーに後ろ向きの姿勢をとることはできない。
0135名無電力140012009/01/14(水) 04:48:45
>>134
IRENAのさらなる孤独 Posted on 日曜日, 1月 4th, 2009
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/979
年末の新聞に、外務省幹部としてIRENA(国際再生エネルギー機関)への参加を日本政府が
見送ったというコメントが出ていた。
これは嘘だ。
参加登録の締め切りは一月十二日であり、政府としての対応は5日の国会開会後に協議されるこ
とになっているはずだ。なんで年末に外務省幹部が不参加を決めた等というコメントを出すのか。
こんなでたらめばかりやっているから、肝心の仕事がおろそかになるのだ。
年末年始に資料を読んでいると、外務委員会の虚偽答弁だけでなく、その前に出されている質問
主意書に対する答弁も虚偽の疑いが出てきた。おやまあ。
新年早々から外務委員長室は忙しくなりそうだ。

官邸動く! Posted on 火曜日, 1月 6th, 2009
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/981
IRENA(国際再生エネルギー機構)への日本のオブザーバー参加が決まった。
麻生政権の新産業育成の構想にもIRENAへの正式加盟は必要になってくるだろう。

眠る人と眺める人 Posted on 金曜日, 1月 9th, 2009
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/982
IRENAへのオブザーバー参加のことをヨーロッパの知り合いの議員に伝えたら、ほお、今度は
SleeperではなくObserverですか、とメールが返ってきた。クラスター爆弾の国際会議で日本の代
表団が全く発言しなかったことにカチンと来ているようで、日本の正式な代表団でも発言せずにオ
ブザーブしかしないでしょう、などと書かれていた。
オブザーバーというのはオブザーバーであって発言もしないのだから、今後決められる事務総長や
地域本部の場所に関しても発言権はない。そして後に正式参加ということになるとお金だけ支払っ
てということになる。
だから最初から正式に参加するべきだ。
この件は、各省とも上に上げず、こっそりと処理をもくろんでいたようで、松本官房副長官の介入
がなかったら、えらいことになっていた。
0136少し古いけど、貼り漏れ2009/01/14(水) 05:21:19
小水力発電設置を後押し 山梨県が支援室を新設
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081111c3b1105c11.html

 山梨県は11日、企業局内に小水力発電開発支援室を新設した。河川などに出力10―1000キロワットの
小規模発電施設を設ける行政や民間の取り組みに、技術や資金調達面で助言する。県は小水力発電の適地
が県内に100カ所以上あるとみており、市町村や民間企業、特定非営利活動法人(NPO法人)などに開
発を促していく。

 一般河川のほか、灌漑(かんがい)用水や上下水道、ダム維持用水でも小水力発電は可能で、それぞれ
に適した設備がある。支援室は企業局が調べた適地の情報を提供し、調査や計画立案などの相談に乗る。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や県の融資制度を紹介し、許認可事務などについて
助言する。事例集を発行するなど普及啓発活動も進める。

 現在、県内には県や市、東京電力、民間団体などが運営する小水力発電所が18カ所ある。出力は計8000
キロワットで、8000世帯に電力を供給できる計算になる。ただ、出力200キロワットの施設に約2億円の
建設費がかかり、市町村や民間団体の運営は4割にとどまる。
0137名無電力140012009/01/14(水) 05:23:17
小型水力発電機に商機 シーベルインターナショナル 2008.12.7 21:32
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081207/biz0812072133004-n1.htm

 工場排水や上下水道の水流を利用した小型水力発電機導入に期待が高まっている。従来の水力発電は
落差を利用して、水車やタービンを回していたが、シーベルインターナショナル(東京都千代田区)は、
水の流れる力を利用する発電機を開発した。設置場所を選ばず、段差を作るなど新たなインフラ整備も不要で、
クリーンエネルギーの普及に一役買いそうだ。
 水力発電は風力や太陽光発電よりも稼働率が高いものの、設置場所が限定され、コストも高いため、導入が
進んでいなかった。同社が開発した小型水力発電機は落差を作らずに水の移動エネルギーを利用して発電する。
取水口を狭めることで、勢いのよい水流を作り出し、水車を回す仕組みだ。
 水に浮かべるフロート式で水表面の最大流速を効果的に利用、水路の数十メートルごとに設置できる。
従来型の小型水力発電機よりも発電効率は約10倍高いという。発電した電力は工場施設での利用のほか、
余剰電力を売却することもできる。
 海外での導入も検討されている。インドでは電力が到達していない農村エリアの電力供給を担う計画もある。
発電所建設など大規模なインフラ整備も必要なく、用水路の水流を利用することで農村部でまかなうだけの
十分の電力が確保できるという。
0138名無電力140012009/01/14(水) 05:25:06
自然エネルギー、農業活用に助成 CO2削減へ農水省(01/01 07:38)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/138394_all.html

 農林水産省は新年度、太陽光、風力などの自然エネルギーを農業分野で活用し、二酸化炭素(CO2)の
排出量削減を促す「低炭素むらづくりモデル支援事業」に取り組み、環境に優しい農村づくりを目指す。
 京都議定書に基づき、基準年の一九九〇年に対し、二〇〇八−一二年の平均で温室効果ガスを6%削減する
という政府目標に、農業分野でも貢献する。新年度予算案に八億八千万円を計上した。
 市町村、農協などでつくる地域協議会を事業主体に想定。対象は、太陽光や風力を使う発電施設、自然エネルギー
由来の電力供給を受ける園芸施設、雪氷貯蔵施設などで、新設や施設改造にかかる経費の半額を助成する。
 また、自然エネルギー活用によるCO2削減効果の試算などソフト面の経費は全額助成する。
事業期間は五年間。公募により、全国で十程度のモデル地区を選定する。
 道内では既に、雪氷を使った農産物貯蔵施設が普及し始めており、土地が広いため、太陽光、風力の
発電施設整備も期待される。
0139名無電力140012009/01/14(水) 05:27:02
【本格利用へ始動 自然エネルギー】水力 2009/1/5
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200901050004a.nwc

■注目されるマイクロ発電
 小型の水力発電所「マイクロ水力発電」が環境にやさしい発電施設として注目されている。1カ所当たりの
発電出力は100キロワット以下と小規模だが、河川や農業用水、工場排水などにも比較的容易に
設置できるため、地球温暖化防止に向けた新たな対策として今後の普及が期待されている。

 マイクロ水力発電は、大型の水力発電所のようにダムなどの大規模な建設工事が不要だ。

 農業用水など一定の水量があれば、発電が可能で河川近くの家庭や山間地でも発電できる。
水を使うため、24時間安定的な発電もできる。

 環境省では、国土の7割が山間地が占める日本にとって、このマイクロ水力発電は適した発電施設とみており、
「日本の国土の特徴を生かした“純国産クリーンエネルギー”」と位置づけている。

 ただ、本格的な普及にはコスト対策が課題だ。現在の設置費用は1キロワット当たり100万〜200万円
かかる。経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は出力に応じて20%〜10%の
割引制度を設けているが、今後の全国的な本格導入を促すためには、補助制度の拡充が欠かせない。
0140名無電力140012009/01/14(水) 05:29:54
ポリシリコンの価格は2008年で頭打ちに、2009年以降は下落か――iSuppli社の予測から 2008.11.17
http://www.ednjapan.com/content/l_news/2008/11/u0o68600000114nw.html

 米iSuppli社は2008年11月、PV(光起電力)電池セルの製造に使用するポリシリコンの価格が、
2009年以降に下落するとの予測を明らかにした。太陽電池業界のサプライチェーンにおける需要/供給の
アンバランスが原因だとしている。
 同社によると、ポリシリコンの世界的な供給量は2009年に倍増するが、需要増は34%にとどまる見込み。
「2009年のポリシリコンの需要は全体的に見ると供給を上回るものの、急激な供給増により、
その価格は2008年をピークとして2009年には急落する」との予測を示した。
 2005年に太陽電池の需要が増大したことで、過去3年間にわたり、ポリシリコンの価格は主に供給側で設定していた。

 iSuppli社は、ポリシリコンの平均スポット価格は2009年には劇的に下落し、1kg当たり200米ドルにまで
低下すると予測している。ポリシリコン市場へ新たに参入した企業により、供給量が増大すると推測されるからだ。
同社は「2010年以降の供給量は総需要量を上回り、その結果、スポット価格は1kg当たり100米ドルにまで
落ち込む」と見ている。

 2007年には、ポリシリコン供給量の90%以上を米Hemlock Semiconductor社、ドイツWacker Chemie社、
ノルウェーRenewable Energy社、トクヤマ、米MEMC Electronic Materials社など7社が占めていた。
現在は、それ以外に60社以上の企業が2009年までにポリシリコンの生産を開始する計画を打ち出している。

 iSuppli社によると、ウェーハベースの太陽電池セルの実生産能力は、発電量換算で2007年の6.2GWから、
2010年には17.8GW、2012年には27.5GWに増大するという。一方、ポリシリコンの生産量の伸び率は
それを上回り、2008年の5.7GWから2010年には19.4GW、2012年には37.6GWになると予測している。
0141名無電力140012009/01/14(水) 05:32:36
経産省、太陽光発電の導入補助金の募集を1月13日に開始
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/26/3353.html

 経済産業省は、家庭用太陽光発電についての補助金の募集を1月13日に開始すると発表した。
締め切りは3月31日。
 募集条件は住居に太陽光発電システムを導入する個人で、総額90億円、35,000件に補助金を交付する。
金額は、導入するモジュールの公称スペック1kWあたり7万円。導入する太陽光発電システムには、
設置後のサポートがメーカーから受けられることや、性能当たりの価格などの条件をクリアする必要がある。
 これに伴い、1月14日から28日まで、全国9カ所で応募についての説明会が開催される予定。
入場料は無料だが、事前に太陽光発電協会のホームページで参加登録が必要となる。
0142名無電力140012009/01/14(水) 05:33:26
住宅用太陽光発電の規格統一 パネル・機器、官民で
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090106AT3S2603L06012009.html

 政府と国内の太陽電池メーカー、住宅メーカーは共同で2009年度から住宅用太陽光発電システムの規格統一に
乗り出す。太陽光パネルのサイズや付属機器の規格をそろえることで、住宅に設置しやすくするほか、
関連メーカーの競争を促してコスト低減につなげ、普及を後押しする。長期使用のための安全性試験制度の
確立も目指す。統一規格は国際標準として世界に提案する計画で、今後需要増が予想される太陽電池市場で
主導権を握る狙いもある。
 経済産業省と国土交通省、シャープや京セラなど太陽電池メーカー、積水ハウスや大和ハウス工業など
住宅メーカーでつくる「ソーラー住宅普及促進懇談会」の作業部会が報告書案をまとめた。月内に公表する。
0143名無電力140012009/01/14(水) 05:35:59
太陽光発電世界1位――ドイツのソーラー事情 (1/2)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0901/13/news089.html

 前回お伝えしたように、ドイツの再生可能エネルギーは着実に開発が進んでおり、2007年には
ドイツ国内全エネルギー消費(電力・熱・動力の合計)の8.6%を占めるに至っている。
1998年に比べ、2.8倍という急成長ぶりだ。
 EEG(再生可能エネルギー法)で買い取り価格が手厚く保証されているため、特に電力に占める
再生可能エネルギーの割合は1998年に4.8%だったものが2007年には14.2%と、顕著な伸びを示している。
「2030年までに50%」というドイツの目標は決して夢ではない。
 中でも太陽光発電の勢いは驚異的だ。発電能力・発電量とも急上昇を続けており、ドイツは今や押しも
押されぬ世界1位の太陽光発電大国である。ドイツを含めた欧州域内の旺盛な需要を背景に、
太陽電池生産は年率50%のペースで増えており、経済危機の中でも成長産業として有望視されている。

大型太陽光発電のポテンシャル
 しかし、ドイツは日射量が少なく、必ずしも発電条件には恵まれていない。EEGのおかげで何とか経済的に
成り立ってはいるものの、冬の日照時間は9時ころから15時ころまでと短く、曇天も多い。
 太陽光発電推進派の中には「すべての住宅の屋根に太陽電池を設置すれば国内電力需要を100%カバーできる」
という意見もあるが、実現の可能性はない。すべての屋根が太陽光発電に適しているわけではなく、
悪条件の場所に太陽電池を設置するくらいなら費用対効果の高い風力発電に出資する方が得になるからだ。
 それでもドイツの太陽光発電が今後とも伸びると予測されるのは、工場の屋根、スポーツ施設の屋根と
いった大型太陽光発電の開発が見込めることによる。(後略)
0144名無電力140012009/01/14(水) 05:38:28
富士経済、燃料電池関連の市場調査結果を発表
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=199211&lindID=4

次世代エネルギーシステムとして注目高まる
燃料電池関連市場調査を実施
2020年市場予測
燃料電池システム市場 1兆2,069億円 07年比302倍 自動車用1800倍の伸びが牽引

(1)業務用・産業用市場 20年度予測 282億円 07年比度43.7倍 
(2)家庭用燃料電池 20年度予測 2,575億円 07年比度77.3倍
(3)自動車用市場 20年度予測 9,000億円 08年比度1,800倍
(4)マイクロFC市場 20年度予測 145億円 07年比度14,500倍
(一部抜粋)
0145名無電力140012009/01/14(水) 06:01:40
>>144
速報スレに古いニュースを貼るな
0146名無電力140012009/01/14(水) 06:12:02
>>102,130,134,135

IRENA(国際再生可能エネルギー機関)に、日本はまだ参加表明をしていない(ごまめの歯ぎしり)
http://www.news.janjan.jp/government/0812/0812110290/1.php
http://www.taro.org/blog/?s=%EF%BC%A9%EF%BC%B2%EF%BC%A5%EF%BC%AE%EF%BC%A1
0147名無電力140012009/01/14(水) 06:17:49
>>145
2008/09だったか。日付見逃した。すまん。

風力、太陽光、水力スレにここに貼られてないニュースまだまだあるけど、
個人的にインパクトが弱いと判断したから貼ってない。
気になる人は各スレを見てね。
0148名無電力140012009/01/14(水) 21:58:20
以前貼られたのと重複してるのが有りそうな気も。
0149名無電力140012009/01/15(木) 06:36:15
新エネルギー社会推進室を新設 資源エネルギー庁 2009/1/14
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200901140054a.nwc

 資源エネルギー庁は13日、新エネルギー・省エネルギー部政策課に、新エネルギー社
会システム推進室を設置した。「これまでは点で行われていた」太陽光発電や燃料電池の
補助事業などを融合し、学校や運輸、住宅など他省庁に関係する部分も取り入れて「ビジ
ネスとしての新エネ推進が可能となる面展開」を目指す。当面は室長ら16人全員が政策
課などの兼務となる。
0150名無電力140012009/01/15(木) 10:36:47
地球温暖化防止へ、バイオマスエネルギー 世界のエネルギー需要の10%を供給可能
http://www.ecool.jp/foreign/2009/01/10.html


ドイツ気候変動諮問委員会(WBGU)は、世界のエネルギー需要の10%をバイオマスで供給できると
する提言をドイツ政府に提出した。報告書によると、バイオマスを利用したコジェネレーションでは、
運輸部門や熱生産でだけでバイオエネルギーを利用するよりも、2倍の地球温暖化防止効果があると
いう。提言を受けて、ドイツ連邦環境省、教育研究省、経済協力省は、食糧生産との軋轢をなくし、
バイオエネルギーの持続可能な利用方法を確立させたいとしている。

出典:http://www.bmu.de/pressemitteilungen/aktuelle_pressemitteilungen/pm/42702.php
ドイツ気候変動諮問委員会(WBGU):http://www.wbgu.de/wbgu_home_engl.html
0151名無電力140012009/01/15(木) 15:21:44
燃料電池の補助140万円 経産省、家庭向け上限設定
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200901150096a.nwc

 経済産業省が、2009年度から始める家庭向け燃料電池の導入補助金の上限を1件当たり140万円に
したことが、14日に分かった。補助金を最大限利用できる販売価格は310万円に設定した。
経産省は、家庭向け燃料電池の市販価格が300万〜350万円前後になるとみており、購入者は、
約40〜45%を補助金で賄えることになる。

 家庭用燃料電池は、都市ガスや灯油から取り出した水素を利用して電気と熱を生み出す。
エネルギー効率は80%程度と、一般の発電と比べても高く、省エネに効果が発揮できる。

 補助対象は、設置費込みの価格から30万円を引いた半額分のため、販売価格が310万円の場合で、
補助金が上限の140万円になり、残り170万円を購入者が負担する。

 ただ、燃料電池による節減額は大きくないのが実情だ。東京ガスが、年間の電気代とガス代が27万円の
世帯で試算したところ、節減額は年6万円程度にとどまる。補助金を活用し、170万円の自己負担で設置しても、
これを回収するのに30年近くかかる。当初の購入者は環境を重視する富裕層になる見込みだ。

 だが、メーカー各社は十数年後に、40万円程度にまで引き下げる目標を掲げている。
これにより太陽電池並みの世界展開も期待でき、さらに低価格化と普及が見込める。
0152名無電力140012009/01/15(木) 22:36:13
木質バイオマスを発電燃料に 村山のリサイクル工場が稼働 2009年01月11日
http://yamagata-np.jp/news/200901/11/kj_2009011100180.php

 バイオマス発電を行う「やまがたグリーンパワー」(村山市、鈴木社長)の関連会社として設
立された「やまがたグリーンリサイクル」は、村山市金谷工業団地に設置した木質バイオマスリ
サイクル工場を本格稼働した。廃棄物処理の許可を得て自然木、剪定(せんてい)枝の処理を引
き受け、チップにして保管し発電の燃料として供給する。

 グリーンパワーでは、チップ材に高温の水蒸気を送ってガス化し、これを燃料にエンジンを回
して発電する。出力2000キロワットで使用するチップ材は1日当たり60トン。建築廃材などは使
用せず、自然木だけを使っている。安定した発電事業にはチップ材の確保が欠かせず、同社は効
率的運用に向けて2008年5月、グリーンリサイクルを設立した。

 チップにする木材は、同社が購入する幹などの自然木、廃棄物として処理を引き受ける支障木、
剪定枝などに大別できる。廃棄物となれば排出者から処理料を受け取り、チップ化した後は販売
も可能。廃棄物処理業としてのリサイクル工場は、バイオマス発電事業の円滑化とともに自然エ
ネルギーの循環という点でも重要な要素となる。

 廃棄物処理の業務では、処理施設として認定を受け、一般廃棄物と産業廃棄物の処理業許可も
12月半ばにそれぞれ下り、営業活動を含めて本格稼働に入った。自然木、剪定枝をチップ化する
リサイクル事業は、バイオマス発電の安定稼働とともに、村山地域だけで年間2万トンと推計さ
れる果樹剪定枝の有効活用の面でも期待が高まっている。
0153名無電力140012009/01/16(金) 02:15:03
ダム不要の新水力発電  エネルギー密度は風力の850倍 
http://wiredvision.jp/news/200901/2009011522.html


商用としては米国初の流体タービンが、昨年12月、ミネソタ州ヘイスティングズのミシシッピ川
の水中に設置された。このタービンを使えば、ダムを建設しなくとも水の流れから電力を得るこ
とができる。

35キロワットの発電能力を持つこのタービンは、既存の水力発電ダムの下流に設置された。間も
なく設置されるもう1基のタービン[今年4月を予定]と組み合わせることで、このダムの発電能力
を5%以上向上させることができるという。

この数値はさほど大きいものではないが、今回のタービンの設置は、環境志向的なエネルギー分
野の重要なトレンドに先鞭をつけるものとなる可能性がある。 つまり、これらの「水中用風力
タービン」が、近い将来次々と設置され、クリーンなエネルギーを生成するようになる可能性が
あるということだ。

このプロジェクトを率いる米Hydro Green Energy社(本社テキサス州ヒューストン)のMark Stover
副社長は次のように語る。「われわれの技術は大規模なダム建設を必要としない。自然な水の流れ
を利用するだけだ。『水中の風力』と呼んでも良いが、そのエネルギー密度は風の840〜850倍だ」

Hydro Green社や米Verdant Power社が製造している流体タービンは、いずれも水の流れの力学的
エネルギーを捉えてエネルギーに変換するもので、ダムを必要としない。
0154名無電力140012009/01/16(金) 02:55:10
>>153 詳しい資料
http://www.hgenergy.com/hastings.html
0155名無電力140012009/01/16(金) 03:39:42
下水道水路を使い水力発電 鶴岡市が実験始める 2009年01月15日
http://yamagata-np.jp/news/200901/15/kj_2009011500246.php

 鶴岡市は15日、下水道を活用した小水力発電(マイクロ水力発電)の実験として、
市浄化センターから赤川に通じる水路出口に特殊改良した発電用水車を設置した。
鶴岡工業高等専門学校との共同プロジェクトで、県内では初の試み。週明けの19日から
データ取りを始める。

 実験に使うのは、丹省一鶴岡高専名誉教授が開発した「オープンクロスフロー型水車」。
本体は鉄製で直径1.2メートル、幅1.3メートル、重さ300キロ。ステンレス製の羽根の
角度に工夫を加え、歯車内を空洞にしたのが特徴。ごみがつまりにくく、水の力が2カ所
で伝わり回転効率がいい。

 プロジェクトには、渡会電気土木(鶴岡市)など県内3社が参加。北寄りの強風が吹き
付ける中、現場担当者が水車をクレーンでつり上げて設置し、水路の流れを止めて導水板
を備えた。

 傾斜角27度で、幅1.7メートルの水路を流れる処理水を利用する。同センターは一日に
2万−2万5000トンの処理水を放流。丹名誉教授によれば、毎時3キロワットの発電量が
見込まれ、一般家庭8世帯分の電力に相当する。

 実験は3月いっぱい。高専は実験結果を踏まえ、他の下水道施設、農業用水路での実用
化に向けた取り組みを進める。
http://yamagata-np.jp/news/200901/15/img_2009011500176.jpg
0156名無電力140012009/01/16(金) 19:41:45
色素増感太陽電池の新方式、寿命が延び、コスト減が可能(2009/01/16)
http://eetimes.jp/article/22694/

産業技術総合研究所は、材料コストを下げるために太陽光を受光する色素を変更し、寿命を延ばすために電解液を
イオン性液体とした色素増感太陽電池を開発した(図1)。効率は7.6%(5mm角のセル)である。

 色素増感方式では、色素が可視光を吸収し、電子をTiO2(二酸化チタン)に受け渡すことで起電力が発生する。
効率に優れるSi(シリコン)太陽電池とは異なる優位点がある。色素を変えることで吸収する波長特性を変更で
きること、低温で製造でき、さらに塗布製造プロセスを採り得ること*1)、デザイン性に優れること、などで
ある。

 現在の色素増感方式は、発明者であるMichael Grätzel氏が用いた材料に沿った開発が進んでいる。すなわち、
Ru(ルテニウム)錯体を色素として用い、電子を失った色素に電子を受け渡すために、I?(ヨウ化物イオン)を
溶かしたアセトニトリルを電解液として用いる場合が多い。

I?は色素に電子を渡してI3?(三ヨウ化物イオン)に変化する。セル全体が、TCO(Transparent Conducting
Oxide)陰極とPt/TCO陽極にはさまれた構造を採り、TiO2粒子は陰極側から電解液側に飛び出すナノポーラス
構造を成している。

 「太陽電池で求められる特性は、効率、耐久性、コスト*2)の3つである。今回材料を変えることで、耐久性
が高まり、コストが下がった」(産業技術総合研究所 太陽光発電研究チーム有機新材料チームで研究員を務める
原浩二郎氏)。一般に色素に使われているRu錯体は貴金属のRuを含むため、カルバゾール色素の1つである「MK-2」
とI?の組み合わせに置き換えた。

 MK-2を選んだ理由は、電子の再結合が起こりにくいためだとした。従来研究されていた有機物「クマリン色素」
では、可視光により励起された電子が、TiO2中を伝わるうちにI3?と再結合してしまうため、Ru錯体に比べて電子
寿命が1/10に減っていたという。寿命と電子密度によって取り出せる電流量が決まるため、クマリン色素では取り
出せる電流が少ないという問題があった。
0157名無電力140012009/01/16(金) 19:42:28
>>156 続き

MK-2は、4本のアルキル鎖によって、分子自体がTiO2上に整列するため、電子の再結合が起こりにくいという。MK-2
とアセトニトリルの組み合わせでは8.3%(5mm角)の効率を達成できている。これはRu錯体とアセトニトリルの
組み合わせ(9.2%)に近い値だ。

 次に、電解液を変更した。アセトニトリルは揮発性が高く、60?℃に達することがある太陽電池には不利で
ある。このため、「太陽電池の寿命が100時間程度に短くなる」(同氏)。さらに物質自体が毒物及び劇物取締法
の劇物に指定されていることなど、必ずしも電解質として最適な材料ではない。そこで、イオン性液体を用い、
寿命を2000時間に伸ばしたという。

ただし、一般にイオン性液体は粘性が高いため、電子が移動しにくい。そこで、イオン性液体の中でも粘性が低い
「MPImI」(イミダゾリウムヨウ化物)を選んだという。冒頭に挙げた効率7.6%はMK-2とMPImIを組み合わせた
場合である*3)。

【注釈】
*1)製造コストをさらに引き下げるため、全塗布製造プロセスを可能とする擬固体電解質も開発した。ゲル化
剤と併せてイオン性液体を擬固体化した場合の効率は5.5%である。

*2)産業技術総合研究所は、2008年3月、効率11%の色素増感太陽電池を発表した。「ただし、効率を高める
ためにタンデム構造を採っており、色素増感のコストの1/2を占めるTCO電極の数が倍増してしまう」(原氏)。

*3)Ru錯体とMPImIを組み合わせた場合、6.2 %まで効率が落ちる。
0158名無電力140012009/01/17(土) 01:20:10
開発すすむ燃料電池二輪  四輪よりも2ケタ安い? 2009年1月15日

完成度の高さに自信を深めるスズキ

 一台数千万円ともいわれる燃料電池車。普通の人にはちょっと手が出ない価格だ。だが、あき
らめるにはまだ早い。燃料電池二輪なら燃料電池四輪よりもはるかに低コストで生産できるため、
販売価格を抑えて、多くのユーザーへの普及が期待できるためだ。

 スズキでは、「東京モーターショー2007」に出展した燃料電池二輪車のコンセプトモデル
「クロスケージ」のプレス向け試乗会を2008年に入って実施。ショーモデルの姿そのままのテ
スト車両で、多くの報道関係者がテストコースを試走した。

 「燃料電池を搭載したテスト車両の試乗会ということで厳戒態勢を予想していたのか、私たち
メーカー側のスタッフが無造作に操作していることに驚いた方々もいたようです」と語るのは、
スズキの第二パワートレイン設計部 部品設計課の太田徹課長。無造作にシステムを作動させ、
試乗者に手渡すことができたのは、それだけシステムの安定性、安全性に自信があったことの裏
返しだという。「クロスケージ」のプロジェクトがスタートしたのは2005年のことだが、わずか
3年でこれだけ完成度の高いテスト車両を作り出すことができた理由はどこにあるのだろうか。

続きは http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/141/index.shtml

http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/141/img/report141_01.jpg
英インテリジェントエナジー社製の燃料電池。

0159名無電力140012009/01/17(土) 01:41:27
「環境=エネルギー」の時代の到来
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/139/index.shtml

太陽電池、電気自動車、直流送電  新社会インフラ見据える三菱重工

 人類は今、産業や社会を支えるエネルギーの問題に関して、大きくパラダイムシフトし
ようとしています。これまでの時代は、「資源=エネルギー」でしたが、これからは
「環境=エネルギー」ととらえる時代に変わります。これまで資源といえば化石燃料が中
心でしたが、今後は環境(太陽・風・潮流など)からエネルギーを得る時代になります。
化石燃料の枯渇は社会問題になります。地球温暖化防止のための二酸化炭素(CO2)削減
は、化石燃料からの脱却という意味もあり、いずれ果たさなければならない課題であるのです。

 人類は、「カーボンフリー経済」への移行を求められているわけですが、私が強調したい
のは、経済原理が重要であるということです。経済原理を十分に考慮したうえで、先見性の
ある国家戦略と技術イノベーションが求められます。これまでは、「低コストの輸入依存型
エネルギー」の時代でしたが、次の世代では、応分のコスト負担を皆が受け入れつつ、
「自立型のエネルギー」をめざすことになります。これが、経済活動やGDP(国内総生産)
の成長率などにどう影響していくのかが非常に重要であり、現在検証中の課題でもあります。
 技術イノベーションにはいろいろなものがありますが、その可能性と重要度という点から、
「太陽電池」「電気自動車(EV)」「DCネット(直流送電)」が3大革新となるでしょう。
これらを達成するための社会インフラ構築への投資について、真剣に考える時期に来ている
と思います。

続きは http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/139/index.shtml
0160名無電力140012009/01/18(日) 03:58:00
都留の小水力発電見学3000人突破 
全国、海外から視察団 市モデルに整備事例も
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/01/17/9.html

 都留市が、家中川に設置している小水力発電施設の見学者が3000人を突破した。
市によると、全国各地の自治体関係者のほか、海外からの視察団も多いという。岩手県八幡平市は、
都留市をモデルにした施設整備を決め、同市は「クリーンエネルギーの取り組みを広げることも、
発電施設の設置目的の1つ。今後も積極的にPRしていきたい」(政策形成課)としている。

 同市は、小水力発電施設を設置した2005年10月から視察を受け入れ、担当者が施設概要や
環境への貢献度を説明している。昨年12月末現在の見学者は3031人で、県内外の自治体や
NPO法人のほか、韓国の企業、カンボジア政府関係者、ガーナの在日大使などが訪れた。

 八幡平市は、都留市を訪問したことがきっかけで小水力発電に乗り出す方針を固め、稼働に向けて
都留市からノウハウを学ぶなど準備を始めた。計画では、観光地である明治100年記念公園内の
農業用水路に、都留市と同じ開放型下掛け水車を設置。発生した電力は公園内のトイレに供給する
予定で、10年度の稼働を目指している。

 都留市によると、八幡平市の取り組みが、視察から施設整備につながった第1号だという。
0161名無電力140012009/01/18(日) 09:55:03
国際再生可能エネルギー機関加盟に動くオバマ次期政権
加盟に動かない?麻生政権
官邸機能まひかKYか…
もうだめだ、こりゃww

ソースはこちら
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)-衆ノ雑感
http://yamada-shuzo.blog.drecom.jp/archive/124
0162名名無電力14001 2009/01/18(日) 15:47:38
>>160
ちゃんと採算の取れる様な設備にして欲しいが、大丈夫なんだろうか?

ブームが加熱しすぎると大抵は良くない結末を招くし、ちょっと心配だが。

まあ同じく借金でインフラ整備という比較だと、道路(トンネル&橋)や空港、港湾なんかより
随分マシな気はするが。
0163名無電力140012009/01/18(日) 19:12:18
IRENAって知らん
0164名無電力140012009/01/19(月) 16:03:09
GEとGoogleが連携し次世代電力技術――エネルギー・ITを融合(09/01/19)
http://eco.nikkei.co.jp/column/ge/article.aspx?id=MMECcl000016012009

 GEは昨年秋、エネルギー・地球温暖化問題解決のカギとなる「スマートグリッド」や、
再生可能エネルギーの中核と期待される「地熱発電」、家庭のコンセントで充電可能な
プラグイン自動車を既存電力網に統合する「プラグイン自動車インターフェイス」の
3点において、検索エンジン大手Googleと協力していくことを発表しました。

■GEとGoogleのパートナーシップ
 IT技術によって電力網をより効率的な分散型に変革するスマートグリッドは、エネル
ギー技術とコンピューティングの融合によって可能となるもので、それぞれの領域で多
くの実績を持つ両社が手を結ぶことで、その実現に実質的な貢献ができると考えます。

 またこの提携は、次世代技術の開発だけでなく、両社が今後、政府機関に対し積極的
に働きかける点が大きな特徴となっています。GEがエコマジネーション開始時に掲げた
コミットメントのひとつに、環境市場や関連技術の情報を公開し、社会や消費者などとの
建設的な対話を通じて課題解決を推進するというものがあります。今回の提携では、
Google社とともに米ワシントンDCでの政策提案を進めることを宣言しました。

■政府の積極的な対応を引き出す
 エネルギー問題や地球温暖化対策の観点から、再生可能エネルギーの利用促進が喫緊の
課題であることは論を待ちません。しかし、太陽光発電や風力発電などは自然環境の影響
を強く受けるため、それだけでは電力の安定供給を実現することは出来ません。また、
こうした不安定性は電力網の運用にも影響を与える可能性があり、これらを解決するには、
電力の利用状況を利用者ごとに把握し、より緻密な管理が可能なもの=スマートグリッド
へと既存の電力網を置き換える必要があります。(以下省略)
0165名無電力140012009/01/19(月) 16:43:59
世界最大級のリチウムイオン電池工場、パナソニックが着工
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090119-00000017-yom-bus_all

パナソニックは19日、大阪市住之江区で、世界最大級の生産能力を持つリチウムイオン(Li)電池工場の起工式を行った。

 Li電池は、パソコンや携帯電話用に使用される。総投資額は約1000億円で、2010年4月に生産を始める。世界的な
景気後退でメーカー各社が大型投資を相次いで見直しているが、パナソニックは、将来的な需要拡大を見込んで工場を新設する。

 新工場は2期に分けて建設され、12年度にフル稼働した時には月産5000万個を生産することができる。パナソニックは
現在、大阪府守口市など3か所にニッケル水素やLi電池などの工場を持ち、新工場を含めた全体の生産能力は現在の3倍に
あたる月産7500万個に高まる。新工場が完成すれば、フル稼働時に約1500人の雇用が見込まれる。

 今春をめどに子会社化する三洋電機と合わせたLi電池の世界シェア(市場占有率)は約4割に達しており、パナソニックの
新工場が稼働すれば占有率の上昇が見込める。
0166名無電力140012009/01/19(月) 23:42:45
中国 世界一巨大な太陽光発電所を建設へ ギガワット級発電所が誕生 2009年01月19日
http://www.ecool.jp/news/2009/01/post-49.html

中国政府は12日、石油石炭依存の社会構造の構築を目指し、2009年に青海省と雲南省に
巨大なソーラー発電所を建設することを発表した。このうち、青海ソーラー発電所はギガ
ワット級の発電所となり、完成すれば世界一巨大なソーラー発電所となる。NASDAQ上場
の中国科技発展集団(China Technology Development Group Corp)、青海新エネル
ギーグループ(Qinghai New Energy Group Co., Ltd)が設計・建設・設置・操業に携わり、
建設予定地がある海西モンゴル族・チベット族自治州でも土地の取得、中央政府のプロ
ジェクト承認を支援する協定をこの2社と締結した。

詳細情報:http://english.cas.cn/eng2003/news/detailnewsb.asp?InfoNo=27558
0167名無電力140012009/01/20(火) 09:52:30
台風対策で新風力発電 沖縄電力
http://www.y-mainichi.co.jp/news/12816/

“横倒し”可能、波照間に設置へ

暴風の影響を最小限に食い止めるため、台風時に支柱ごと地面付近まで倒すことができる新たな
風力発電装置2基を今年後半に波照間島で設置する計画が進められている。

郡内の風力発電装置は、波照間では台風と雷の被害で2007年8月から稼働が停止、与那国では
同年10月の台風15号で羽根が折れており、台風対策が課題となっていた。

計画を進めている沖縄電力では「風に負けないのではなく、風から逃げるという発想に転換した」
(古堅幹也離島事業部長)と話し、今年後半の設置を目指す。

沖電によると、高さ38メートルの鉄塔の上部にナセルと呼ばれる風力発電装置を設置する仕組み。
鉄塔とナセルはウインチを使うことによって30分で横に倒すことができる。

沖電では、8時間後に風力が25メートルに達すると予測されると「準備指令」という指示で暴風対策
を取ることになっており、今回設置予定の風力発電装置も「準備指令」に合わせて倒すことになる。

横倒しが可能なため、設置や維持管理の作業には大型クレーンを必要とせず、沖電では「メンテナ
ンスは可能な限り地元で行いたい」((古堅部長)としている。
発電能力は1基245キロワット。総事業費は4億円を見込む。

沖電は国の補助で行う「島嶼(しょ)地域におけるエネルギー自給システム構築事業」の一環として
同装置の設置を計画。設置後は、台風対策の効果と併せて、自然エネルギーの導入によって電力需要
をまかなう仕組みの在り方について検証することにしている。

古堅部長らは15日午後、竹富町役場で川満栄長町長らに計画を説明し、計画への協力を求めた。
川満町長は「温室効果ガスの削減にもつながる。非常にうれしいこと」と期待を示した。
0168名無電力140012009/01/20(火) 12:18:00
燃料電池「コージェネ」、2030年までに100万台…大阪ガス  今年4月に売り出し
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090119ke01.htm


CO2排出減効果アピール

 大阪ガスは18日、燃料電池を使った新しい家庭用コージェネレーション(熱電併給)システムを、
2030年までに計100万台販売する計画を明らかにした。同社のガスを利用する家庭の約15%
にあたる。二酸化炭素(CO2)の排出を減らす効果などをアピールし、ガスの需要拡大につなげた
い考えだ。

 計画では今年4月に売り出し、当初3年間は、一戸建て向けに計数千台の普及を目指す。品質改良
やコスト低減を進め、集合住宅でも使えるよう小型化して販売を加速させる。

 新システムは、都市ガスから取り出した水素を酸素と反応させることで電気を作る燃料電池を使う。
同時に発生する熱で水を温める仕組みで、東芝の子会社などと共同で開発した。

 ガス給湯器と電力会社から買う電気を組み合わせて使う従来方式と比べ、二酸化炭素の排出量を
約4割削減できる。発電効率も大幅に改善したという。

 大阪ガスは、新システムを「省エネルギーの切り札」として売り込むことで、オール電化住宅の普及
を目指す関西電力に対抗する。ただ、売り出し時の価格は、国の補助金を受けても、現行システム(約
80万円)よりも高額になる見通しで、低価格化をいかに早く進められるかが普及のカギとなりそうだ。
0169名無電力140012009/01/20(火) 15:54:46
新日石、燃料電池の代理店網 100社組織、10年度目標1万台
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090120AT1D260FS19012009.html


 新日本石油は2009年度から家庭用燃料電池の本格販売を始める。ガソリンや液化石油ガス(LPG)の
既存の販路を活用、全国100社で組織する新しい販売代理店網を構築する。新日石は燃料電池を石油
製品の販売減を補う新事業と位置付け、10年度に1万台の販売を目指す。燃料電池は環境対策に役立
つとして国も補助金などで普及を支援する方針で、事業化の動きが広がりそうだ。

 燃料電池はLPGや灯油などの水素と酸素を反応させて、家庭に電気を供給する装置。発電時に出
る熱の利用で湯を沸かして風呂や台所への給湯もでき、エネルギー効率が高い。二酸化炭素排出量を
3〜4割減らすことができ、国は地球温暖化対策の切り札の1つとして、09年度から購入時に補助金を
出す見込み。
0170名無電力140012009/01/20(火) 19:23:34
41%と記録的な変換効率の太陽電池、ドイツFraunhofer研究所が開発(2009/01/19)
http://eetimes.jp/article/22731/

ドイツのフライブルグを拠点とする研究機関のFraunhofer Instituteは、太陽電池の変換効率を41%にまで高めることに
成功したと発表した。同研究機関は、「世界最高となる変換効率を実現した」と主張している。

 Fraunhofer InstituteのSolar Energy Systems部門(Fraunhofer ISE)の発表によると、こうした高い変換効率の実現
には、太陽電池向け半導体材料を成長させるためのある技術が大きく貢献しているという(参考リンク:英語の発表資料)。

 今回発表された太陽電池は、GaAs(ガリウム・ヒ素)やGe(ゲルマニウム)の基板にIII-Vの半導体材料を蒸着させて
作られている。同研究機関は独自に開発した「アモルファス多セル(amorphous multiple cells)」技術によって、不純物
による電荷トラップの発生を回避することに成功した。一般に、格子定数が異なる材料を用いた場合は、電子が異なる材料間
を移動する際にトラップされるという現象が発生する。だが同研究機関の研究者らは、この現象が太陽電池の中で電子が少ない
領域でしか起こらないように改良を加えたという。その結果、電子が集中する領域では電子トラップの発生をほぼ回避でき、
41%という高い変換効率を実現できた。同研究機関でマネジャーを務めるEicke Weber氏は、今回の成果について、「半導体
材料中の結晶欠陥を制御することで、技術的なブレークスルーを果たせるという好例だ」と述べている。

 Fraunhofer Instituteでは、454の集光比で集めた光を5mm2(平方ミリメートル)の太陽電池に照射する実験を行い、41.4%
の変換効率を得ることに成功した。
0171名無電力140012009/01/20(火) 19:24:10
>>170 (続き)


 同研究機関の科学者らは今回、アモルファス多セル技術に加えて、半導体材料の構成を厳選して、太陽電池の感度分布を太陽
光線の波長分布に限界まで近づけることも試みた。これも高い変換効率に寄与しているという。

 Fraunhofer ISEは、同技術を早期に実用化するとともに、旧来の発電方式に対する競争力を高めるため、独Azur Space社および
独Concentrix Solar社と提携を結んでいる。

 今後の開発のポイントとして、Fraunhofer ISE部門でディレクタを務めるAndreas Bett氏は、太陽電池の変換効率と発電コスト
の関係性を指摘する。同氏は「太陽電池を使った発電システムのエネルギ・コストを低減するには、変換効率の高い太陽電池の
利用が最も効果的である。われわれは、旧来の発電方式と競合できる太陽電池の実現を目指す」と語っている。
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