エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板 2
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0041名無電力14001
2008/11/21(金) 22:30:19こうした省エネ設計の効果は、住宅ごとに作成する「エコ診断カルテ」でシミュレーションできる。
住宅を建築する場所の敷地条件や周辺の住宅密集度、気象などのデータをもとに年間の冷暖房費や
CO2排出量などを算出するシステムだ。
こうしたシミュレーションは、住宅メーカーを選ぶ上で検討材料になる。建設する際の初期費用
はもちろん、生活していく上でかかる光熱費やメンテナンス費用などを明確にすることで、省エネ
住宅購入のメリットへの理解を深めてもらえるからだ。
パナホームも、今年8月にCO2排出削減量や光熱費、水道代などを家屋ごとに試算する「エコ
ライフ住宅 環境性能シミュレーションソフト」を開発、全国の営業担当者の端末に導入して運用
を始めた。居住地域や家族構成、建物の仕様、エネルギー源などを入力することで、戸別に数値を
算出する。さらに、建物の維持に必要なメンテナンス費を30年、60年間のスパンで、一般住宅
との違いをみることができる。
同社は、気密性や断熱性が高く、さらに太陽光発電やオール電化の採用で光熱費を節約する「エコ
ライフ住宅」を推奨。電気温水器「エコキュート」やIHクッキングヒーターを導入するのに100万円
ほどかかるが、購入者のコストメリットを明確に示すことで、受注する戸建て住宅の85%がオール電化
を採用しているという。
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