>第二次石油危機の発生を受けて、1979年5月に行われた第3回国際エネルギー機関(IEA)
>閣僚理事会において、「石炭利用拡大に関するIEA宣言」の採択が行われた。この宣言
>には石油火力発電所の新設禁止が盛りこまれていたため、それ以降日本でも原則として
>石油火力発電所を新設することが出来なくなった。そのため、現在建設される火力発電
>所は、石炭やLNG、あるいはそれらの混合等となっている。そしてそれ以前に建設され
>ていた石油火力発電所も、石炭またはLNG火力発電への転換が促進された。

というわけで、今や石油による発電量は一割を切っています。

しかも、他の火力発電は改良が進んで効率の高い超臨界や超々臨界での発電が主流になっ
きているのに対して、石油発電は将来性の無さから低効率の設備のままです。石油発電で
EVの効率を計算するのは、実情から離れた机上論といえますね。