原発
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0339名無電力14001
2008/09/20(土) 22:11:59横レスだけどさ、あまりに痛々しいので口をはさむわ。
>>地球から見て光速の90%で反対方向に遠ざかってる2つの星は、観測者の軸を
>>片方の星においたら光速の1.8倍の速度で遠ざかってることにならないのかい?
地球のある系から観測するとそうなるよ。疑問でも何でもない。
別に天体を持ち出さなくても、今話題の、「大型ハドロン衝突型加速器」(ラージハドロンコライダー=LHC)は陽子を光速に近い速度で正面衝突させる装置だよ。互いに準光速で衝突させるものだ。
でも別に相対論に反することではないね。どちらも光速を超えていない。
それでね、>>294にある
>>それなのに特殊相対性理論だと「速くなると、質量が増し、動きにくくなり、光より
>>速く加速させることはできない」というけど現実の宇宙観と相違してないかな。
これは、光速である「光」がどの光源から出てきていても光速であるという事実を理解していればわかるんですけどね。
この場合、光速を超えているかどうかは、二つの星同士で見ないといけません。特殊相対性理論の話ですね。
バカにもわかりやすくするために、星Aの速度をVa、星bの速度をVbとして、互いに準光速である29万km/sですれ違うというようにモデル化します。
観測者である恵也から見ると、二つの星はどちらも光速を超えていません。でも衝突コースなので、星Aと星Bに観測者がいたなら、光速以上の速度を観測しているのではないかと相対論を理解できない恵也は心配しているわけです。
光速に近くなると時間が遅れます。ですから相対論的速度で運動する者どうし互いにどう観測されるのか補正する必要があります。
間を端折りますが、速度合成の式というものがあります。
VaとVbの相対速度をVabとすると Vab = (Va + Vb) / (1 + (VaVb / C^2)) ※(C: 光速)
の形で表されます。
準光速である29万km/secですれ違う物体で計算すると、Vabは約29.98万km/secになります。つまり星Aから星Bを観測しても光速は超えているようには見えません。
何ら矛盾しなかったということですね。
これがたとえば2/3光速ですれ違うというモデルで計算してもらっても結構ですよ。検算くらいしてあげますw
さぁ恵也くん。バカなことで悩んでいないで、原発に話を戻しておくれよ。
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