原発
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0014名無電力14001
2008/08/30(土) 17:22:35国への通報は発生から6時間半後/横須賀ウラン飛散、被ばく事故
7月11日4時56分配信 カナロコ
原発の燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」(横須賀市内川二丁目)の工場で放射性物質が飛散する事故があり、男性従業員一人が被ばくしたことが十日、分かった。
施設外への放出は確認されておらず、従業員の被ばくもごく微量で人体に影響はないという。
ただ、経済産業省への通報は発生から六時間半後。同省は同日夕、同社の梅原肇社長を呼び、通報遅れを厳重注意した。
同社の発表などによると、事故が起きたのは九日午前五時二十五分ごろ。
加工棟一階で、核燃料となる固形物を作るため男性従業員が一人でプレス機を動かしていたところ、材料の二酸化ウランの粉末が飛び散ったという。
別の部屋にいた従業員が警報に気付き機械を停止。粉末を機械に流し入れるパイプに設けられたふた(直径約十センチ)を外したまま作業していたことが判明した。
ウラン約八グラムの放出が確認された。
プレス機は濃度の異なるウランを用いるたびに清掃しており、同日も被ばくした従業員が事前にふたを取り外して掃除していた。
機械を再び動かす前に行った別の作業に気をとられ、ふたを閉め忘れ、飛散した粉末を吸い込んで被ばくした。
被ばくの程度は、一般の人が通常生活で半年に浴びる放射線量と同レベルという。
一方、経産省原子力安全・保安院は梅原社長に対し、「通報までに長い時間がかかり誠に遺憾」と厳重注意。
同社長は「厳粛に受け止め、再発防止、原因究明に努めたい」と答えた。
同社長は報道陣に対し、「核燃料取扱主任者は目視でウラン粉末が出ていないと確認した。目視を信じ、報告しなくていい思ったことに間違いがあった」と述べた。
同社は再発防止のため、機械を稼働させる際には複数人に確認させるなどの対策をとるという。
同社は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と東芝、日立製作所の合弁で一九六七年に設立した会社が前身。
同社では七五年にも工場内でウランの飛散事故があったという。
最終更新:7月17日11時23分
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