原発関連ニュース速報@環境・電力板 3
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0441名無電力14001
2009/02/09(月) 05:55:55http://www.news.janjan.jp/living/0902/0902076966/1.php
「高レベル放射性廃液が漏れる」という重大事故が、六ヶ所再処理工場(青森県六ヶ所村)で起きている。
タンクなどから漏れた134リットルの濃縮した高レベル廃液が行方不明で、環境中への放出も疑われる。
51年前の旧ソ連で起きた高レベル核廃棄物が環境中に大量放出された爆発事故「ウラルの核惨事」の恐
怖を思い起こさせる。
最初の事故は1月21日、高レベル廃液ガラス固化建屋のセル(コンクリートで密閉した部屋)内に漏
れた液体を調べたところ、放射能濃度が高かったことをきっかけに、高レベル廃液の配管からの漏れを監
視カメラで発見した。(写真 高レベル廃液ガラス固化施設のガラス固化セル全景 出典・日本源燃)
http://www.news.janjan.jp/living/0902/0902076966/img/photo173690.jpg
日本原燃は「高レベル廃液の滴下という看過してはならない事象」が起きたとして、1月30日に原子
力安全・保安院に調査報告書を提出し、同日の社長記者会見で発表した。しかし、地元紙の報道では2回
目の漏れが2月1日にも起き、前回と同じ箇所から約1ミリリットル漏れたと伝えた。
「看過し得ない」と自ら重大視する一方で、短期間に単純な漏洩を繰り返す原燃の技術力や安全配慮に、
地元メディアや市民は不信の念をあらわにし、青森県庁に厳しい対応を要請したという。
「蒸発しました」ですむ話ではない。報告書では、高レベル廃液のタンクと配管からセル内に実際に漏
れた高レベル廃液の量は全部で150リットルとしている。回収した16リットル以外の134リットル
の大半は蒸発したと原燃はいっているが、「『蒸発しました』ですむ話ではない」と、原子力資料情室の
澤井正子さんは憤る。
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