延期に驚き・懸念も/六ケ所再処理
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090131104558.asp

 六ケ所再処理工場の試運転終了(完工)時期が三十日、またも延びた。六カ月の繰り延べは、
二〇〇六年三月の試運転開始以降最も長い延期幅だが、日本原燃の兒島伊佐美社長は三十日の
会見で、「今の溶融炉できちんと運転できると考える」と語り、ガラス固化体(高レベル放射
性廃棄物)の製造方式を変える考えがないことを強調した。しかし固化試験は、いまだ再開の
見通しすら立たない状況。反核燃派は「製造をスムーズに行えると確かめていない段階での延
期だ。さらに延びる可能性がある」と指摘する。