原発関連ニュース速報@環境・電力板 3
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0348名無電力14001
2009/01/15(木) 06:28:11http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090114-OYT8T00826.htm
県内にある原発は2008年、設備利用率が61・3%、発電電力量が計608億キロ・ワット時と
なり、県内の商用原発が13基になった1993年以来、ともに最も低い値になったことが、県原子力
安全対策課のまとめた昨年の原発稼働実績で明らかになった。加圧水型軽水炉の蒸気発生器や原子炉容
器の溶接部に傷が見つかった問題が続出し、運転停止期間が長引いたことが主な要因とみている。
設備利用率は、2003年の89・2%をピークに、その後は5年連続で減少。08年は前年比13
・6ポイント減と、大幅に下回った。発電電力量も同様の傾向にあり、同年は前年より132・4億キ
ロ・ワット時減った。
安全協定に基づき県や市町に報告されたトラブル件数は、前年比6件減の23件。このうち、設備の
安全上、深刻なケースとして法律に基づき国への報告対象となったのは、日本原子力研究開発機構の高
速増殖炉「もんじゅ」を含めて9件あった。
主なトラブルでは、定期検査中の関電高浜3、4号機で蒸気発生器下部の配管溶接部に、同大飯3号
機で原子炉容器と1次冷却系配管の溶接部にそれぞれ傷を確認。07年に同様の傷が蒸気発生器配管溶
接部で見つかった日本原子力発電敦賀2号機とともに、傷の点検と補修によって定期検査が長期に及ん
だ。敦賀2号機では調整運転中に高圧タービン溶接部でも傷が見つかったため、さらに定検が長引き、
設備利用率はわずか10・5%にとどまった。
また、経済産業省原子力安全・保安院が公表した08年の全国の原発における発電電力量は計251
7・4億キロ・ワット時で、道県別は、福井県は全国の24%を占めたが、福島県に抜かれて2番目と
なり、93年以来続けていた全国一の座を譲った。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています