風力発電総合スレ 6
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0015名無電力14001
2008/06/23(月) 01:51:50・風力発電によるCO2削減は、火力発電の燃料削減をすることによるもの。
・風力発電の増設余地は、海上風力なども含めれば、国内消費電力の30%分という試算もある。
海上風力だけで100%可能という説もあるが、漁業との兼ね合いで可能かどうか不明。
・風力発電は出力が不安定なため、火力発電などのミドル発電で調整する必要がある。
・火力発電(とくに石油)は出力を落とすと、効率が40%から最大30%まで低下することがある。
LNG火力は石油よりも調整力が高い。
石炭火力は石油よりも調整力が弱く、主にベース供給として使われている。
火力発電の中でも、石炭が一番CO2排出量は多く、電力自由化により、
コストが安い石炭火力が急増している。
・ただし効率悪化した分の燃料増加量よりも、風力発電による火力発電の燃料削減の方が大きい。
・そもそも火力発電は変動調整を行うのが役割である。
・ただし現在、中部電力では風力発電の変動分がガバナ・フリー内に収まっていて、
火力発電で調整していない。中部電力では火力発電で調整が可能か調査中。
他の電力会社がどうなっているのかは不明。
・風力発電のシェアが2〜3%を超えると、
ガバナ・フリー分を超えて電力系統の品質に影響を与えるため、
火力発電などによる積極的な調整が必要になる。
・風力発電のシェアが何%までなら、風況予測と火力発電などの調整で対応可能かは不明。
数分から十数分程度以内の変動が±5%以内なら、LFC制御で対応可能。
数分から数時間程度以内の変動は、出力予測が出来ればEDC制御で対応可能。
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