そもそも、(CO2増加が地球温暖化の原因かどうか、は一旦棚上げとし)京都議定書の根本的な目的は、地球温暖化防止のために、
全世界的に、CO2を減らそうというものだったはず。

それに対し、目標削減が達成できない国に対し、排出権をお金でかったり、CDMで実質買ったりしている。
既にこの時点でオカシイ!!
削減が出来なかったところは出来なかったところ、出来たところは出来たところ。
どんなことをやっても、その事実が変わるわけではないのに、なぜわざわざ、排出権取引などを設ける必要があったのか?

地球温暖化問題の本当の目的は、“助け舟”と称した、排出権取引ビジネス。
『環境を良くする』という本来の目的はどこにいった??
売買が始まった時点で、既にそれは、“環境問題”という自然科学レベルのお話じゃない、【環境市場】なのだ!!