水流を遮断し、落差をつけるダムと、
細かな土木作業で、川縁を盛り上げていく堤防だな。

たいてい、どこでもそうだが、ダムを造った前後、ダムの上流が必要以上に採取・伐採され、破壊される
またゴミの投棄も増える。
水流の遮断は、魚の遡上のみならず、水の循環そのものにダメージを与えることが多い。
何より、景観が悪くなるしな。

堤防に替えたところで、ビニールで土砂を抑える工事や、U字側溝、プラスティック等石油製品など使用すれば、
「急性」が「慢性」に変わっただけで、環境破壊レベルは同じってことになる。

つまり、独立行政法人や国交省・ゼネコンのみなさんには「考えた料金」ということで、
ダムの建設費くらいのお金を渡し、実際の現場には、今後一切立ち入らないようにお願いする・・・という流れになる訳だね。