7月下旬に川内川や出水市の米ノ津川がはんらんした県北部豪雨災害は、近年にない規模の雨量で、
同市やさつま町では市街地が水浸しになり、暮らしに深刻な打撃を与えた。あらためて水害の怖さ
を見せつけられ、行政側は防災策の練り直しを迫られている。
さつま町では、「上流の鶴田ダムの放流に問題があった」と防災効果に不信感を募らせる声が根
強い。国土交通省川内川河川事務所などが開いた住民への説明会では、河川改修とダムの防災機
能を高める要求が相次いだ。
ttp://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000160609030001