鯨が食べる魚介類は、カタクチイワシ、サンマ、スケソウダラなど世界の人々が獲る魚の3〜5倍の量に上ります。クジラは海の食物連鎖の中でトップに位置する動物であり、クジラだけを過度に保護することは生態系のバランスを崩すことにつながります。
日本が国際捕鯨取締条約の第8条に基づいて、ミンククジラを捕獲していますが、その数は南氷洋だけで76万頭生息しており、絶滅の心配はまったくありません。

また、反捕鯨国は欧米が中心で、決して世界中が捕鯨に反対しているわけではありません。
国際捕鯨委員会(IWC:加盟78カ国)では、35カ国以上の国が日本とともに鯨類資源の持続的利用を支持しています。
反捕鯨国の主張は、「殺すのに時間がかかる、クジラは知能が高い」などと非科学的・感情的なものばかりで説得力を持ちません。

今後も日本の良き食文化と水産資源を守っていくためにも、捕鯨をルールを守りながら積極的・戦略的に推進していくべきです。