褐色の雲が温暖化を促進 大気汚染物質から発生(08/02 08:16)

 工場の排ガスなどの大気汚染物質から発生し、インド洋やアジアの上空を覆う「褐色の雲」が
太陽のエネルギーを吸収、地球温暖化を悪化させていることを米カリフォルニア大などの
研究チームが突き止め、2日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 研究チームは無人軽量飛行機を使い、インド洋のモルディブ上空の高さ0・5−3キロで、
雲の下部と内部、上部に分けて微粒子の濃度や太陽光が大気を暖める効率などを計測した。
その結果、雲が出ている間は、太陽光による大気の加熱が50%以上増加していた。
ttp://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/41256.html