先週,中国電力ユニオンの組合員に対して,アンケート用紙が配付された。
通常のアンケートは,個別に配付されることはないが,今般のアンケートは
一人ひとり,個別の封筒にアンケート用紙を入れて配付されている。
まずもって,これが怪しい。
案の定,アンケート用紙の裏面に記載された数字が一人ひとり異なっている
のである。
つまり,誰が記載したアンケート用紙なのかが把握できるように仕組まれて
いるわけである。
アンケート項目は,組合に対する印象,組合役員に対する印象,直属上長に
対する印象はもとより,支持する政党に対する考え等,多岐にわたっている。
このような状況を見るに,組合が会社と結託し,社員一人ひとりの思想,主義
を把握しようとしている意図が明らかなのである。
つまり,中国電力,中国電力ユニオン(組合)が欲していない社員を選別し
ようとしていることが,ありありとうかがえる。
今後,リストラ(肩たたき)の対象者を選定することに利用されそうな印象を
受ける。 きわめて危険な要素をはらんでいるアンケートである。