PWRとBWR
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0026名無電力14001
NGNGもう読んでないかもしれんが
核分裂で飛び出したばっかの高速中性子だと核分裂を起こしにくいから、
FBR以外の原子炉には減速材があって、中性子を減速してる。
軽水炉だと減速材は炉心の軽水(冷却材兼用)。黒鉛炉なら黒鉛、重水炉だと重水ね。
で、BWRの場合は、
なんかの原因で出力上昇→激しく沸騰→気泡の中には水がない
→中性子を減速しにくい→出力が下がる
という性質がある(ボイド効果による自己制御性)。
厳密にゃ気泡の中にも「水蒸気」はあるが…
液体に比べて極端に密度が低いから、減速がかかりにくいのは同じ。
で、結果として、出力が安定する、暴走しにくい、って訳。
PWRも、水の密度変化で自己制御性がある(水が熱膨張→密度が低い→減速しにくい)
けど、ボイド効果よりは少ない。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています