要するに、ダムの操作計画や実際の操作、また効果を判断する、
第三者的機関がないことが大きな問題。

JR事故では、事故を起こしたJR西日本が勝手に「置石発表」を行い、
警察・国交省の調査委員会、国民から大顰蹙をかった。
ダムは国交省が建設、操作し、国交省自身で成果発表をしている。
土木学会も国の提供するデータをなぞり御墨付を与えるだけの存在に
成り下がり、現場に学ぶという「科学の基本」を忘れている。