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■【ダムは】ダム不要 Part5【ムダ?】■

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0001名無電力14001NGNG

前スレ
Part4
http://society.2ch.net/test/read.cgi/atom/1077458801/l100
0003名無電力14001NGNG
第147回国会 建設委員会 (平成12年3月22日)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001414720000322005.htm

前原委員
昭和40年洪水の市房ダムの放流記録が「1時間ごと」なのはおかしい。
何かの証拠隠滅なのではないか?

中山国務大臣
昭和四十年当時は、コンピューターなんかによる雨量データとか水位データ等の処理が
未発達で、技術的には一時間ごとに測定の記録をとるのが精いっぱいだった。

前原委員
下流の幸野ダムの記録までが、市房ダムにあわせて、途中から1時間ごとになっている。
作為的なものを感じざるを得ない。

竹村河川局長
市房ダムだけが昭和四十年当時一時間単位のデータを記録していたのではない。
四十五年当時、建設省に入ったときは、コンピューターは全く事務所にはなく、タイガー
計算機で手回しで計算をしていた時代。
この四十年当時のデータは、先ほど大臣が御説明したように、一時間単位で記録を
とるのが精いっぱいだった。
しかしダム操作が1時間ごとだったわけではない。極めてきめ細かいダム操作を
行いながらこの市房ダムが操作をしていたということは確認されている。
0004名無電力14001NGNG
第049回国会 災害対策特別委員会 第2号 (昭和40年8月2日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/049/0168/04908020168002c.html

坂本委員
 第三は、「市房ダムの最大放水量は、七月三日午前二時三十七分から三十八分間の
毎秒四百九十六・七〇立方メートル。これに次いで同三時二十三分から四時十八分まで
の五十五分間は、毎秒四百八十四・九〇立方メートルを放流している。市房ダムの流入
量は、ダム管理事務所の発表によると、一番放水量が多かった午前二時三十分ごろが、
やはり最高で、毎秒八百六十二立方メートルとなっているが、その後は次第に減少して
四時十八分には約六百六十三立方メートルに減っている。
ところが、こうしてダムへの流入が減っているにもかかわらず、ダムからの放水量は、
人吉市が増水を続けているのに、二時半ごろから四時十八分ごろまで、ほとんどかわ
らぬ毎秒四百八十立方メートルの量を流し続けていたのである。ダムの余力が十分に
あったのに、一時間半にわたって、最大もしくはそれに次ぐ放流を続けたことは、
人吉市内の災害原因が、市房ダムそのものでなかったとしても、ダムの放流が人吉市の
増水に大きな影響を及ぼしたことは明らかである。」こういうことを言っておるわけです。

古賀政府委員 
 市房ダムの流入量は先ほど申し上げたとおりでございまして、八百六十二トン、
約千トンが流入いたしております。それで、ダムで調節いたしまして、四百九十六トン、
約五百トン近く流しております。計画は、大体流入量は最大千三百トン、放流量は六百
五十トンということになっております。これはそういう場合の最大放流量をきめてある
わけでございます。治水目的を主とした多目的ダムとして、河川管理者である土木部
系統で所管しているダムでございまして、ただいま新聞の情報かと思いますが、その
情報に基づいて詳細にまだその内容を承知いたしておりませんが、このダムにつき
ましては十分効果があったというふうに判定します
0005名無電力14001NGNG
30年以上も間の空いた資料を並べて申し訳ない。
「40年当時は1時間ごとの記録が精いっぱい」だったはずなのに、「4時18分に
放水量663立方メートル」等、十分に細かい数値が、「当時」の国会で議論
されているミステリー。
また竹村河川局長は、「極めてきめ細かいダム操作を確認」したといっている。
「1時間ごとの記録がせいいっぱい」だというのに、30年以上たってから、何を
どうやって確認したのか? 確認の方法、確認した内容、その根拠は一切示されて
いない。
また、ダム操作を確認できるなら、すべからく流量データも導かれるはずである。
「きめ細かな操作を確認」しながら、流量データがわからないというのは、ダム
管理の原則の上で、基本的に矛盾している。
0006名無電力14001NGNG
『昭和37年度版 科学技術白書』
II 建設技術の発展の動向 1. 計画・設計の合理化
(4) 電子計算機の利用
電子計算機の発達によつて,今まで手のつけられなかつたような因子分析や
資料の処理が可能となつた。
(a)水文観測資料の処理等への利用
近来とみに関心のたかまつた水資源の問題に関連して,水文観測資料の整備が
要請され,そのため,近年いちじるしく発達した資料処理機械が導入され,活躍
している。
洪水の流量計算においては,流量が絶えず変化する不定流なので,これまで解析
的に処理することが困難であつたが,最近数値計算にデジタル型電子計算機を
非常に有効に使用することができるようになり,さらに,アナログ型電子計算機
も利用されて計算労働をはぶき,精度の向上が可能になつた。また,多目的ダム
が近年多数開発されているが,洪水調節のための余水吐の自動操作の面の研究が
すすめられ,球磨川水系の市房ダムは電子計算機と余水吐ゲートの連動操作が
実施された。
0007名無電力14001NGNG
中山国務大臣、竹村河川局長の国会答弁によれば、昭和40年には
「コンピューターが未発達で1時間単位の記録が精一杯だった」という。
しかし、実は市房ダムは、昭和37年時点で、『科学技術白書』に
登場するほどの、最新鋭コンピュータ連動ダムだったというわけだ。
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