アスベスト問題の発端となった潟Nボタの裏事情

1.この問題が新聞記事になったのは6月29日。
  同社のマスコミ発表は6月26日。
  なんとか3日先手を打てたが、工場周辺の住民は騒いでるし
  記者は嗅ぎ回っているし、で観念して自主発表したもの。
  バレそうにならなければホッカムリし続ける予定だった。
  
2.日経ビジネス(17年7月)「敗軍の将兵を語る」にて
  幡掛社長は、悪くなくてもクボタは悪くないとは言うな、と
  社内に指示したと表明。
  因果関係が明らかでないので責任を認める気は無いが、「社会的
  責任として」見舞金を支払ったと述べた。
  アスベスト発生源は他にもあり、クボタ神崎工場のアスベストが
  原因であると証明するのは難しい、と判断し公害責任を否定。

3.神崎工場では、作業環境としてアスベスト飛散防止策が講じられて
  おり、何ら違法な操業ではない、と記者会見にて表明。
  しかし、TV取材に対して神崎工場OBが「建屋の窓は開け放たれ
  アスベスト粉塵はもうもうと屋外に流れ出していた」と証言している。
  クボタはOBの証言を予想していなかった。

以上、状況証拠だけでは不十分であるとの強弁により責任を否定するに
留まらず、良心的・共感的で潔いクボタという像を演出したものです。
傍で見ていて恥ずかしくなります。