二風谷、平取ダムの根拠は、5400t/sの洪水がくると下流が災害を受けるということ。
「二風谷ダム単独案」も形式上存在したが、これが否定された理由として
「単独では下流を3700t/s対応に改修しなければならない」というものがあった。

で、ダムから最大5500t/s放水した(理論値)という発表に対し、
下流の瞬間最大値は3800t/s。
洪水調節は8月9日21時30分からはじまるが、10日1時から18時までの間、
ダムからの放流値はつねに下流実測流量を大きく上回っている。
とくに洪水調整中の10日2時〜6時にかけては差違が大きく、最大
50%もの違いが生じている。
オリフィスゲートを閉じた洪水調整終了後、この差違は解消されている。