報道ステーション見ていたら怖くなりました。

ロシアも米国も原発事故以来新規建設を辞めているのに地震国でかつ狭い日本では
まだ建設しようとしています。日本は高速増殖炉も諦めてない。
M8級の地震で東名阪は大被害を被るようだが、浜岡原発はまさにその震央にある。
中電はM8.5に耐える設計ですぐに緊急停止するから100%大丈夫と言っていたが、
築30年にもなり配管など腐食や疲労で強度は相当低下していると思われる。

原子炉の燃料は崩壊熱のため緊急停止後も大量に発熱し続けます。そのため、
原子炉が地震で止まっても崩壊熱を取り除くために何日も冷却し続けなければなりません。
冷却水の配管が地震などで破損したりポンプなど設備故障が起き冷却水が大量に失われると、
メルトダウン(炉心溶融)という、致命的な大事故になります。
燃料集合体の崩壊熱温度は10〜60分後には数千度になり溶け落ちます。
30〜120分後には原子炉の鋼鉄も溶かしてしまいます。
溶け落ちた燃料が水に触れると水蒸気爆発を起こします。
そて放射能が半径数百キロにも渡り拡散され死の灰が降る事になります。
風下の地域は500〜1000キロは汚染され、汚染地域からすぐに引っ越さないと
癌になり死亡します。チェルノヴィリ事故では今でも発ガンする人が多く半径160Kmは
退去命令が出ていましたが、今は半径320Kmを危険地域としています。
人口の集中している本州の東京から大阪間は住めなくなり民族大移動が起きるわけです。
土地や建物などは二束三文になり企業運営も停止されますから経済損失ははかり知れないことでしょう。

電力会社は安心安心といいながら配管破裂事故なども自然発生しているのに大地震に耐えられる
可能性は極めて少ないように思います。
日本には石油はなくても地熱、風、波、海底メタンなどの資源は多くあります。
米国に原発を買わされ、こういった資源開発をしなかったのがいずれあだとなるのでしょう。