>>29さんへ
取り合えず原発廃炉にした場合クリアランスレベルを採用した場合のコストとそうでない場合を上げますと。
採用した場合100万KW級の原発ですと236億円(政府試算)、採用しない場合は、6,320億円(原子力資料情報質資料参照)となるそうです。
廃炉によって出る低レベル放射能廃棄物を今まで通りの放射性廃棄物として取り扱うと、莫大な費用が必要となり産業として成り立たなくなります。
政府試算は、原子力資料情報質資料の約1/25で済んでしまいます。
問題は、どのレベルで足切りをするかになって来ると思いますが、この考え方はコストを合わすために今までの放射能レベルを、
自分達の都合の良いレベルに合わしているとしか言えません。
たしかに全ての廃棄物を厳重管理するのは無駄ですが、ある程度までは厳重に管理は必要だと思います。
何せ、95%(原子力資料情報室参照)もの廃棄物がノーチェックで環境へ出される可能性在りますから。
後になってしまいましたが100KWの原発で約50万トンの廃棄物が出るらしいです。
それと、低レベル放射能の人への影響は、まだハッキリしてはいませんが・・・。
参考にして下さい。
http://www-j.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kid/radiation/rel-risk.htm
http://www.s-yamaga.jp/kankyo/kankyo-genpatsu-5.htm