読んでみた。理系の先生が書いた本には見えない。
大雑把な表現に、失礼だが、あまり上手でない文章。
なんか、「一般人向けの公開講座の講演録を起こした」ような感じ。

先生の言われる通り「省エネ」が目的なら確かに幻想だが、「リサイクル」が目的なら、
別にそれでいいんじゃない、って感じです。ゴミから得られるエネルギーも、
リサイクルで消費するエネルギーもたいした量じゃないんでしょう?
それに「リサイクル」で社会に貢献してる気分も味わえるし。

今は石油が低価格で安定供給されてるから、そんなに危機感はないですけど、
これが枯渇し出したら、大騒ぎですね。

そのときになれば、黙っていてもゴミはエネルギー源になるのでは?

先生の言われるように、リサイクルってエネルギー問題に行き着くんでしょうけど、
やっぱり、今の暮らしが続いているうちは実感が沸かないですね。