関西電力は28日、LNG(液化天然ガス)管理所を含む全11火力発電所で検査記録の誤記などを
含む不正処理が計3572件見つかり、計測値の改ざんやねつ造など悪質な処理はうち7発電所で
計87件あったと発表した。同社の関西国際空港エネルギーセンターが4月に近畿経済産業局から
立ち入り検査を受け、不正処理が発覚。同局から同センターの追加調査と10施設の00年度以降の
定期事業者検査の検査記録についての再調査を求められていた。