>177,178
レスありがとうございます。しかしながら,
今進んでいる日本のエネルギー政策に異を唱えようというのであれば,
もっともっと「理論武装」し,かつ素人にわかりやすい「明快な論理」
で「自らの言葉で語る」ことが必要です。
私は素人なりに,現状を変えるのは極めて困難ではないか,という
視点で疑問を呈して参りましたが,貴兄の説明は全く破綻している。
説明になっていない。
どうしてか,気付かれていますか?問題の根幹議論をせずに,
原発の危険性,新エネルギーの可能性,CO2削減と議定書の陥穽
などなどについて,ご自身の主張に都合のいい他者の意見をつぎはぎ
にするから,議論に整合性がとれなくなってしまうのです。

過去何十年もかけて国と電力会社が民意を諮らずに推し進めてきた,
エネルギー政策です。今が昭和30年代であれば,多様な議論が可能
だったと思いますが,40%に迫るほどの規模にしてしまい,エネルギー
消費構造そのものが作られてしまっています。だから「止めたら
どうなる?」「CO2はどうする?」「安全保障は?」と議論を
吹っかけられたら,答えが荒唐無稽になっちまう。当たり前ですよ。
現状は原発を利用することで成立する社会を作ってきてしまったの
ですから。否定すると,今の社会と整合しなくなる。

徹底的に情報をディスクローズした上で,民意に諮るということを
やらねばならんのだと思います。これは原発がいい悪いのハナシでは
なくて,我国の民主主義の問題です。国の行く末を決めてしまうかも
しれない「エネルギーをどうするか」という問題について,民意が
国政レベルで反映されるべきでしょうね。しかし,今の野党にその議論
を持ちかけるパワーはないか。。。

以上で終わりにします。レスは不要です。