〜環境学を学ぶ学生の未来は?〜
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0040名無しさん@お腹いっぱい。
NGNGあくまで文系の立場からお話します。
私は大学で環境問題に対し法的・経済的なアプローチをすることをで学びました。
環境経済学や環境法の授業を受けるほか、3年次のゼミでも論文を書き、知識に
関してはかなりの自信を持っていました。
しかしいざ就職活動で「私は環境問題に興味があります。勉強もかなりやりました。」
というと、必ずといっていいほど「それがうちの会社のどんな利益になるの?」
と帰ってきました。そして多くの企業で面接・エントリーシートで落とされました。
そもそも環境対策など会社に対してイメージこそあがるとはいえ、直接的にはには
なんの利益も生み出さないものです。
「環境問題に取り組んでいます」とHPやCMでは聞こえのいいことを言っている
企業も実際にはまるで違うと就職活動中に実感しました。
しかも環境問題と密接なつながりを持つ自動車メーカーや電力・ガス会社でさえも
同様のありさまでした。
環境NGOにコネをもっている知人にいろいろな機関を紹介されましたが、その
実態は「ちっぽけ」でした。確かにその姿勢や理念は素晴らしいものがありましたが
現実に重要なのは「いかに環境問題を食い止めるか」だと私は思いました。NGOは
あまりに無力なのです。給料もすごーく安いし。
そんな私に残された道は「環境問題で金を稼ぐ」企業しかありませんでした。
そして重工メーカーではごみ処理施設や発電プラント等、環境問題に直接関わる事業を
大規模に展開しており、文系の私を必要としてくれたのです。
例えどのような形であっても自分が勉強したことと関係があるだけマシです。逆にいうと現時点ではそれほど
文系の環境学は使えない学問なのです。
環境問題に興味があって勉強したいと思っている人、もしくは勉強中の人は自分が
社会に出てからのことをよく考えた上で自分の将来を決めてほしいと思います。
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