>>16
 佐藤知事の言い分は『従来国が安全だと言っていたから、これまで核
燃料税を住民安全対策に使ってこなかった。しかし近頃は絶対安全だと
国が言わないから、これから安全対策をやるので金がいる。だから税率
引き上げと外形課税の新設する』というもの。
これまでの安全対策にたいするサボタージュの責任を国のせいにして、
反省の念が欠落している。
金を地元に持ってくるのが政治だというレベルでしかないのが、福島県
の政治状況なんですね。困ったものです。

>「となりの県では全く違う経済」
指摘は痛い所をついています。
目の前の金が欲しくて、長期的な視点を欠いているのが福島県政。県議
会も同レベルです。3年前の統一地方選の県議会議員選挙で、財政危機
対策を訴えた候補者がほとんどいませんでした。増税案が提出されれば
残念ながら通るでしょう。

江戸時代は農民の逃散が経済格差を調整していたようです。今回の悪政
には福島県への進出企業の減少と撤退が一番の鉄槌。長期的に見て安易
に増税する福島県からの資本逃避や投資減少が心配です。
過疎という現代版の逃散ドライブがかかりそうです。