・57年の水害の時には、国交渉発表で4000t/sしか流れないとされている
地点で、5400t/s流れている。実際に今、どれだけの流下能力があるかは、
国交省はダム建設の妨げになるからと、情報公開にも応じていないので、分からない。
多分、相当流下能力は高くなっており、公開されれば、ダム計画が頓挫するのだろう。
・80年に一度=二日間で400mmの降雨=人吉で7000t/sという想定なのだが、
昨年、二日間で400mm以上の雨がふったが、人吉での流量は3500t/sにも
満たなかった。7000という想定が過大。
・なんで、想定が80年なのか。7000t/sなのか。200年じゃないのか、
50年じゃないのか。そりゃぁ、ダムを作るのに都合の良い数字だったってこと。
想定を60年にして、その分地域防災能力をあげるという方法もある。
想定は、川で泳いだ事もない、おせっかいな霞ヶ関ぼっちゃま達が押し付けた数字。

<国の想定><国の数字>自体がオカシイと言っているのである。
国が発表した胡散臭い<想定値>の範囲内で解釈していては、
議論が、その範囲を出ないのは、当たり前だろう。
そうやって論理的に振舞いながら、飼いならされただけのヤツが、
解釈を云々しても意味がない。

お国のままごとと、心中するつもりは無い。