正常にダムが操作された場合には、洪水のピーク時には、ダムからの
放水量は、>518のグラフのように、「最低」でなければならない。
そして洪水が去った後に、徐々に流していくことで下流への被害を防ぐ。

ところが昭和40年水害の際には、>517のグラフのように、洪水のピークに
ダムからの放水のピークが完全に重なっている。
これは「ナベ底方式」のダムの操作として、まったくアベコベだ。

「昭和40年水害の際には、市房ダムの操作に不手際があった」ことを、
行政自らが出した資料が、完全に証明してしまっている。