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口径を決める根拠は?

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0001名無しさん@そうだ選挙にいこうNGNG
ドイツは37@`75@`88o
ソ連は45@`76.2@`85@`122o
など、
これらの口径が決められた経緯はどういうものなのでしょうか?
敵に砲弾を使えないようにする、というのもあるのでしょうが、
ラッチェバムに75o砲弾が使われた例もあるし・・・。

小銃の7.62oや重砲とか。
0002自営業NGNG
これは拳銃の口径と、大砲の口径を説明しろって事でしょうか?

口径にかんしては基本的な部分は、弾丸の直径20ミリ以下では
口径は弾丸の直径を言い表わします。45口径は1インチの
100分の45です。
50口径キャリバーは1インチの半分の12.5ミリが弾丸直径です。

次に弾丸の直径20ミリ以上の場合の口径は、砲身の長さを
表します。呼び方も機関銃から機関砲となり、砲の字になります。
ケーニヒス・ティーガーの戦車砲は、71口径8.8センチ砲ですから
71掛ける8.8センチが砲身の全長となります。
0003名無しさん@そうだ選挙にいこうNGNG
自営業さん。揚げ足取るようで申し訳ありませんが、1さんはおそらく、
口径(弾頭直径)を何ミリにする理由を尋ねているのでは?
0004>1NGNG
>敵に砲弾を使えないようにする、というのもあるのでしょうが、
 ソ連戦でドイツは、鹵獲した大量の砲の内径を削って、例85→88mm
 自国の規格に合うようにしてから使用していました。ですから、
 この理由はあまり意味がないようです。

>これらの口径が決められた経緯はどういうものなのでしょうか?
 プロジェクトXのようなネタは存じませんが(笑)、口径の違いは
 ヤードポンド法や、メートル法、インチ法の違いではないでしょうか。

 口径説明。例えば100cm45口径砲。なんてスカタンなものがあった場合、
 その砲身長は45mになります。

0005自営業様に対して畏れ多いがNGNG
>50口径キャリバーは1インチの半分の12.5ミリが弾丸直径です。
 1インチが25・4mmだから、キャリバー50はより正確には12.7mmですね。
0006砲雷NGNG
以前、何処かで目にした本ではソビエト軍は火砲の種類によって
口径を分けていると書いてありましたね。

理由は戦時の混乱した通信状態でも口径さえ間違いなく伝われば
その砲に適した弾薬が送られてくるからだとの事です。
例外はロケット弾の133mmらしいのですが、この場合は
133と言えば砲弾で、グラードと言えばロケット弾だから
良い、とありました。

うろ覚えなんでこんな所で・・・
0007NGNG
自営業さん、他の皆様、申し訳有りません。
自分の舌足らずで主旨がわかりにくくなってしまいました。

質問を整理させていただくと、
・弾頭直径は何故中途半端な長さになったのか、各国で微妙に違った
規格になったのか?イギリスとアメリカでも統一されていない。
・砲身長はどのようにして決められたか?
ティーガーT、ティーガーUのように同じ弾頭直径でも砲身長が違う。
砲塔の重さとの兼ね合いなのか?
あともうひとつ、
・T34/85はマズルブレーキを装備していないが、
この事による不都合はなかったのか?

以上です。

以上です。
0008NGNG
最後の一行余計だった。
恥ずかしい・・・。
0009自営業NGNG
スンマセン。
キャリバーの口径がいい加減でした。資料を見てないもんで・・・

>7
インチとメートル法の違いかな?イギリスは砲弾の重さで
決めてます。17ポンド砲とかです。(誰かフォロー求む)

ティーガー(1)とティーガー(2)では、同じ88でも基本設計が
違いますんで、ティーガー(1)の砲塔サイズに合わせた砲身長の
56口径の88を設計して、搭載してます。
ティーガー(2)では、最初から71口径の88搭載目的で戦車設計
してる違いです。

マズルブレーキの件ですが、マズルブレーキがあると後座が50%削減
され、戦車砲の駐退復座器が小さくできるメリットがあります。
つまり軽く出来るという事でしょう。
T34/85などは、大型の駐退復座器を付けてるのではないでしょうか。
重量にこだわるよりは、量産一辺倒だったのでしょう。
この程度しか、わかりません。
0010名無しさん@そうだ選挙にいこうNGNG
>7
口径に関しては2インチ砲、3インチ砲、といった風にメートル
法ではなくインチ/フィート法(というんだっけ)の国でのサイズ
がそのまま他の国も慣習的に利用しているだけです。
だから実際には8インチ砲クラス、とまとめられていても、国の
用いてる単位によって203mm(8インチ)であったり200mmであった
りします。もちろんメートル法の国であってもインチに合わせて
作ってあったりします(逆も)。
このあたり技術導入した国の違いや慣習などもあり(だから同じ国
の同じクラスの砲でも陸海軍で微妙に違ったりメーカーによって
変わったりもする)、一概には説明できないものがあります。

同じ口径で口径長が違う砲に関していえば、仰るとおり重さです。
同じ口径でも砲身を長くすれば(基本的に)初速は上がり貫徹力は
増しますが重くなり、砲身の揺動は大きくなるので支える架台(ひ
いては戦車のなど場合車台)も大きく重くなります。
蛇足ながら付け加えると、同じ口径、同じ目的(例えば戦車砲、対
空砲といった)の砲であっても口径長が大きく違うと砲に対する負
荷も弾道特性も大きく違うので弾薬に互換性がない場合が多いで
す。ティーガーI/IIの88mmは確か互換性はなかったように思いま
す。

マズルブレーキは見た目よりも構造が複雑なので工程が増え、コス
トは増大、生産性は低下、に繋がります。
さらに吹き戻しがけっこう厄介な存在ともなります。
また撃てば砲身が揺動しますが、その場合先端に重い構造物がある
場合モーメントが増大、砲架への負担など面倒ごとも増えます。
とくに後者は長砲身砲では事実上装備を不可能にしています。
国やそれぞれの車輌ごとにメリットデメリットを判断、でしょ
うね。

001110追記NGNG
>>決めてます。17ポンド砲とかです。(誰かフォロー求む)
これは私も完全にうろ覚えなのですが・・・
確か3インチ砲の場合、直径3インチの鉛の玉(砲丸ですね)
の重さが17ポンドだから17ポンド砲といった具合に。
昔はそれこそその大砲で撃てる弾の重さで「〜ポンド砲」と
呼んでいたようですが少なくともWWIIの頃にはまず口径あり
きで、それに慣習上〜ポンド砲の名前を被せていたようです。
001210さらに追記(汗NGNG
>7
あと国や軍、会社によって口径の大きさは旋条(ライフリング)の
の谷の間か山の間で計るかの慣習上の違いがあります。
当然谷で計った方が数字は大きくなるわけです、従って条約など
で制限されてる場合は山で計った長さが用いられます。
従って口径が違う砲であっても弾薬は共有できたり、といった事
態も在ります。
さらに砲弾は砲口径にぴったり同じサイズ、というわけではなく
少し小さめの直径で、砲弾の周りに巻いた柔らかい金属(軟鉄や
黄銅鉱など)に旋条を食い込ませてガス漏れを防ぎ、なおかつ過
大な摩擦を発生させず、さらに回転を得るわけです。
つまり表記上の口径が違い、また実際に口径が違っても小さな差
であればけっこう弾に互換性があったりします。
むしろ問題となるのは薬莢(薬莢式の砲の場合)のサイズや装薬量
が適合するか、です。
というわけで敵から奪った砲を使う場合、そのまま自軍砲弾が使
える場合、小改造で使える(装薬の増減、薬莢の変更)場合、砲身
その他に手を加える場合、などがあります。
どなたか書いておられましたが砲身を削る場合もあれば、砲身と
弾頭に関してはけっこう融通が利くことを利用して奪った砲身だ
けを利用、砲身から後ろの砲本体は自軍のものを使うハイブリッ
ド砲なんてのもあります(^^;
001310NGNG
う、書き込んでみると暑苦しい(^^;
ごめんね長いの連続書き込みで。
0014>11NGNG
 昔の大砲は円弾を使ってましたし、散弾を使用する場合もありま
したから、弾重で表記する方が合理的でした。ちなみに和砲は鉛弾
洋砲は鉄弾で表記しています。

 ナポレオン戦争当時の野砲の規格である、9ポンド〜12ポンド相
当の旋条砲が3インチだった事が3インチ-75mmの起源でしょう。

>7
イギリスとアメリカで統一されていないのは、第一次大戦の影響
です。アメリカは海軍に比べて著しく旧式化していた陸軍の装備
をフランス製兵器の導入で近代化しました。75mm、155m
mはその時入ってきた規格です。
0015名無しさん@1周年NGNG
ベトナム戦で、北側は自国の82mm迫撃砲を使って
鹵獲した米軍の81mm迫撃砲弾を撃っていたという話を聞いたことがある。
逆に米軍の81mm迫撃砲では北側の82mm迫撃砲弾は撃てなかったらしい。
弾径が砲口径より大きいので当然だろうが。
0016魔火露煮砲連装NGNG
>これらの口径が決められた経緯

仮想的の脅威に対抗する場合もありますね。
冷戦期とかの戦車の主砲はソ連の戦車の口径を追っかけている
ようなものですね。
0017名無しさん@そうだ選挙にいこうNGNG
タングステン弾の対戦車砲の口径と砲身長はどう表記するのが正しいの?
0018>15NGNG
それはソ連製の迫撃砲使っていたからやね。
ソ連性の82ミリ迫撃砲は、敵の鹵獲砲弾を自軍は使え、自軍の砲弾は
的に鹵獲されても使えない、というコンセプトで作られたから。
0019名無しさん@そうだ選挙にいこうNGNG
>17
APDSFでもHEでも
“砲身長/口径”

砲弾の“弾長/弾径”のこと?
すまん 知らない
002017ですNGNG
初速を速くするために、砲弾を装填する部分では、
砲弾と同じ口径なんですが、だんだん絞られていく、
特殊な構造をしています。28-20口径とか、
もっと大きなものもあったはずです。
分母にする口径がどこを基準にするかで変わってしまうので。
0021名無しさん@そうだ選挙にいこうNGNG
帆船時代の大砲では鎖弾というのもありました、
相手の帆を攻撃するため。
0022>20NGNG
それは「口径漸減砲」とか「ゲルリッヒ砲」と言って下さい。
タングステン(合金)は各種砲弾の材質として広く使われているので
「タングステン弾の対戦車砲」では「ゲルリッヒ砲」とはわかりません。
で、口径をどうやって表すかは知らないんですけど、ほとんど実用化されて
いないのだから、一般的なお約束はないのでは?と思います。
002310NGNG
>17@`20
ゲルリヒ砲の場合、2.8cm対戦車銃は砲尾28mm砲口20mm
7.5cm対戦車砲の場合砲尾75mm砲口55mm、となります。
このことから漸減口径砲の「口径」は砲尾口径を指し、
「口径長」もこちらの数値を用いるものと思われます。
もっとも漸減口径砲の「口径長」を数値として表記し
ているのは見たことないですけど。

22の方も書いてますけどタングステン弾〜と書かれて
私も???でした(^^;
私も同じようにタングステン弾芯の装弾筒式徹甲弾の
ことかと勘違いしてました(^^;;
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