近世総合=火縄銃,戦列歩兵,ナポレオン=江戸・大航海時代5
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0756名無し三等兵
2012/12/08(土) 23:06:05.30ID:???レスサンクス。
ききかじり何だけどいろいろ。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0f/Hohenfriedeberg.Attack.of.Prussian.Infantry.1745.jpg
実際はこんな感じらしい。
下士官(手前の槍持ってるの)将校(言うまでもなく乗馬してるの)はアリーナ席じゃんw
彼らは交戦距離が近づいたらサイドに回って兵隊が逃げないように指揮、監視した。
で、50メートルくらい先の敵に向けて斉射を繰り返して、相手の隊列が崩れたら銃剣突撃して追撃戦(フル装備でも走って20秒かからないから次弾装填してるヒマはない)→殺戮タイムて流れだったらしい。
でも、隊列が崩れた時点で勝敗は決しているので、指揮官が降伏する事が多かったそうだから、お互い暗黙の了解で命令トップは狙わない事になってたのかもしれない。
いくらマスケットの命中精度が適当だったからって戦列全員が馬上の敵指揮官狙えば確実に殺せるんだろうけど、それよりも自分達に銃口向けてる兵隊の人数減らさないと自分の死亡率がはね上がるし、
万が一、敵指揮官戦死のまま味方戦列が崩れたら、降伏を受け入れて麾下の兵隊にストップかけてくれる人がいなくなっちゃうのでもっとマズい。
もっとも、戦列歩兵がそんな判断ができるほど勇敢ていうか恐怖に鈍感だったわけではないらしくて、昔読んだ本によると、戦死したマスケット兵が手にしていた銃には7発だか8発だかの銃弾が火薬とサンドイッチで装填されていたそうだ。
轟音と恐怖で不発に気がつかないくらいテンパったまま教わった射撃行程繰り返してたんだろうねー。
で、この戦列歩兵戦術と高精度のライフル銃が組み合わさっちゃったのがアメリカ独立戦争で、敵味方がざくざく死んでいく地獄絵図だったそうな。
即死もできずに1発食らったまま何時間も苦痛に悶えて、そのまま失血死するか、銃剣でとどめを刺されるか、たとえ助かっても麻酔無しで傷口えぐって銃弾取り出されるか(でもやっぱり敗血症で死亡とかね)、手足を切り落とされるか。
イヤイヤこの時代に産まれなくて良かった(*´▽`*)
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