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近世総合=火縄銃,戦列歩兵,ナポレオン=江戸・大航海時代5

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0001名無し三等兵2012/07/19(木) 15:19:42.93ID:???
軍事板の近世総合スレです。
概ね、戦場での主役が弓から銃・火砲に変化したあたりの時代での軍事全般を考察するスレです。

国ごとで、中世と近世の区分けの解釈が違ってきますが、
だいたい西暦1400年〜1850年ぐらいまで、東洋・西洋・日本国内を問わず、
陸戦、海戦、戦術、組織・動員編成、補給・兵站、諜報、外交、経済、
築城・縄張・要塞・土木技術、火薬、火砲製造技術・船舶・食料・農業や人口など、
軍事や戦争に僅かでも関係することなら何でもOKの軍事考察スレとします。

中世以前の話題については、古代・中世総合スレへ。
1850年以降の話題は19世紀後半軍事考察スレへ。

このスレでのお約束
上記すべての分野を東洋・西洋も時代の区分けも関係なく全部精通している人なんていません。
特定分野に詳しい神が降臨したら歓迎しましょう。
その人が何か別の分野で間違っていても、叩きすぎないようにしましょう。

このスレは、初心者には優しく、敷居は低く、荒らしはスルーしながら、過疎落ちしない程度にマータリ進行です。
2ch外のURLを貼るときは先頭hを外して直リンを避けること。
900踏んだ人は1000までに次スレを立てて、次スレへ誘導すること。
関連スレなどは>>2以降参照

前スレ
[近世総合]大坂の陣、火縄銃、戦国・江戸・大航海時代4
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1339290320/

参考資料:軍事年表(軍事百科事典より)
ttp://www003.upp.so-net.ne.jp/Zbv/sub04.htm
05885412012/11/15(木) 20:02:26.38ID:???
>>585
フランス戦列歩兵の軍服で赤、青、白が一般的になったのはフランス革命からですね。
ラファイエット将軍がパリ市の赤と青に王家の白を合わせてパリ市国民衛兵隊の軍旗と軍服を制定。
それが他市の国民衛兵隊にも採用され、1795年頃に戦列歩兵の軍服に制定されました。

もっとも旧王政時代にも、その三色の組み合わせは有ったけど、近衛を除けばドイツ、ポーランド、スコットランドの外国人連隊向けの配色。
05895412012/11/15(木) 20:33:40.03ID:???
>>584
オーストリアが白、ロシアが緑ですかね?
ナショナル・カラーは。
スペインは悩む・・・連隊毎に基本色が異なった筈だから。
強いて言えば茶かな?
0590名無し三等兵2012/11/15(木) 23:56:03.55ID:???
>>587
髑髏のマークが死んでも王に忠誠を誓うとか

>>588
国旗と軍隊の制服って連動してるんですね
0591名無し三等兵2012/11/16(金) 03:34:26.71ID:???
そういや、陸とは違って海はネイビーブルーと称されるのが
早くから万国共通になってますな。

まぁ、英は海兵は赤ジャケットだけど海軍は青ジャケットだし、
仏は元々陸海問わず青基調だし、米は言わずと知れず
英海軍の系だから無理はないとも言えるけど。
05925412012/11/16(金) 08:02:10.03ID:???
>>591
イギリス海兵隊の設立時の名称は艦上勤務歩兵隊だったので、赤色の軍服になったのかも。

フランス海兵隊は、海軍砲兵隊、海軍独立中隊、砲手付き水夫隊、海軍大隊、海軍小銃隊、海軍歩兵隊、と言った海軍関係の部隊の上に出来たから青に?
白や赤が基調の隊も有ったけれど、折り返し等に必ず青が使われていたし。
ガレー船付きは例外として。

アメリカ海兵隊は設立時の独立戦争では緑の州も。
海には似合わないけれど識別の為?
0593名無し三等兵2012/11/18(日) 01:59:24.24ID:???
>>592
フランスの場合は、ナポレオン時代に海兵じゃなくてまんま陸兵をその
代わりに載せたりした関係もあるんじゃなかろうかとも思ったり。
05945412012/11/18(日) 11:41:12.51ID:???
>>593
逆に海軍を陸に上げたイメージが。

1808年に軍艦の水夫の身分を民間人から軍人の水兵に変更した時、海軍大隊に再編成して管理。
1個大隊500名で戦列艦1隻の人員をまかなう事に。
その時、全ての水兵にマスケット、銃剣、背嚢等の個人装備を支給して、歩兵としての訓練を義務づけたりしたので・・・

それ以外にも乗艦を失った海軍将兵を歩兵として運用しているし。
最初はエジプト遠征、1813年からはかなりの数に。
0595名無し三等兵2012/11/18(日) 21:50:37.22ID:???
水夫に武装と訓練って、叛乱を勧めるような施策だが、革命期のフランスでは、思想が優先するんだろうな。
0596名無し三等兵2012/11/18(日) 22:45:06.56ID:ifL/w16j
某ロイヤルネイビーみたいに、パブで酒飲んでて拉致されるよりはマシかと(´・Д・)」
0597名無し三等兵2012/11/19(月) 02:27:10.88ID:???
当時の水夫は劣悪な環境で酷使され、給料も安く、口答えしたと見做されただけで罰を受けた。
(実はこの傾向は、現在でも艀などによる埋め立て現場、潜水夫でも近いものがある)

民間船ではそこまで非人道的では無かったが、給料は航海が終わるまで与えられなかった。
対して軍艦なら、定期的に給料が払われたので、下船さえ許されれば、碇泊中に羽を伸ばす事も出来た。

いわゆるカリブの海賊は、こうした水夫の扱いに反発した者たちの、アンチテーゼといった側面がある。
彼らは実力を裏付けにした人気投票で、船長や舵取り、航海士を選び、略奪品は公平に分配された。

そこは無法地帯ではあったが、自由と金と、何よりも誇りと尊厳があった、当時としては希有な例外だった。
0598名無し三等兵2012/11/19(月) 06:27:56.20ID:???
 戦列歩兵、色んな映画で見ると昔の人の度胸は凄いなあって思う。
 マスケットが命中率低いっていっても、左右で撃たれて倒れてる中、
列を組んで歩き続けるのは現代人には無理じゃね?
05995412012/11/19(月) 08:16:13.30ID:???
>>595
ナポレオンとしては軍人として扱う事こそ最高の待遇改善(反乱防止)と思っていたのかも。
同時に水兵の軍服も制定して一体感を強めているし(因みに、イギリス海軍は未制定)。
もっとも、軍艦の水夫が軍人になった為に、海軍も商船乗組員を対象にした徴兵制度を導入したので、前以上に選択肢は無くなったけど・・・
0600名無し三等兵2012/11/19(月) 12:02:46.08ID:???
第一次大戦のフランスは航空先進国だったのに
第二次大戦はどうしてああなった
0601名無し三等兵2012/11/19(月) 12:36:54.33ID:???
そう言えばエジプトの海戦で壊滅したフランス艦隊だけど、善戦は出来なくとも死戦した奴は多かったんだよね。
ここの兵士・船員に関して言えば、実は意外にガッツに満ちていたと言う……
0602名無し三等兵2012/11/19(月) 13:48:20.09ID:???
>>601
ブリュイ提督の最期とかね。
重傷を負ったのに医務室へ下がるのを拒否。
「フランスの提督は第一甲板で死ぬのだ」
と言って指揮を取り続け、旗艦と共に爆沈。

海戦後、艦を失った将兵は陸に上がり水上兵団と名付けられて司令部の護衛兵や砲兵として戦ったと。
フランスに帰還後、その一部から親衛隊水夫大隊を新設。
イギリス上陸作戦が実施された暁には、ナポレオンの御座船に乗り込む筈だったのに・・・
0603名無し三等兵2012/11/19(月) 14:43:32.97ID:???
ブリュイもヴィルヌーブも
経験といい敢闘精神といい、水兵としては申し分ないが
いざ提督になるとお粗末
みたいな
どこかの元帥どもを彷彿とさせる評価を見たことある

出典忘れたが、チャンドラーだったかなぁ
前者もBruixの方の可能性もあるし
話半分で受けとってほしいが
0604名無し三等兵2012/11/19(月) 16:42:14.41ID:mq4S51D3
>>598
> 戦列歩兵、色んな映画で見ると昔の人の度胸は凄いなあって思う。
> マスケットが命中率低いっていっても、左右で撃たれて倒れてる中、
>列を組んで歩き続けるのは現代人には無理じゃね?


分かるわ、(´・Д・)」マスケットは命中率低いとか撃たれてる側からしたらなんの気休めにもならないからな。
実際隣の奴が斃れて、弾が耳元をヒュンヒュンかすったら次は俺だろ((((;゚Д゚)))))))
0605名無し三等兵2012/11/19(月) 17:58:55.13ID:???
東洋のネルソンって東郷だっけ?
朝鮮のイスンシンの方が評価されてるんなんて話も聞くが・・・
0606名無し三等兵2012/11/19(月) 18:01:41.52ID:???
日本と韓国ではそうなんじゃねw
0607名無し三等兵2012/11/19(月) 18:13:38.89ID:???
>>604
自分に向かってくる弾って見えるかな?大砲の弾なら大きいから見えそうな・・・
0608名無し三等兵2012/11/19(月) 18:18:40.81ID:mq4S51D3
音がするって事な、当時の銃弾が10ミリくらいとはいえさすがに見えないよ
06095932012/11/19(月) 18:34:40.57ID:???
>>594
いやいや、確かに封鎖されている間に水兵を陸に転用しているけれど、
いざ封鎖破りして出撃する際には、水兵は兵員不足で、もとより
海兵なんぞいない分、陸兵を満載してますよ。

トラファルガル海戦だと隻数では双方似たようなものなのに、人員は
仏・西側がほぼ2倍近くでその多くが陸兵だったろうとされてますね。


>>601
食料や水不足に苦しみ陸に徴発隊を出していたので、戦闘時には
人員が定数の半分ほどしかいなかったにも関わらず敢闘してますな。
フリゲート艦が英戦列艦に立ち向かっていったとか、海戦3日目でも
廃墟同然になった戦列艦2隻が抵抗を続けていた(英側は生暖かく
見守ってたらしいけど)とか、いろいろエピソードが。

いまだ革命の余熱冷めやらずという時期だったんですかね。
0610名無し三等兵2012/11/19(月) 18:47:50.34ID:???
東洋のネルソンって東郷だっけ?
朝鮮のイスンシンの方が評価されてるんなんて話も聞く
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_,,∧    ∧_,,∧ ウェーハッハッハ
  <=(´∀`)  (´∀`)=>   
  (    )  (    ∪  
  し―-J   し―-J
0611名無し三等兵2012/11/19(月) 19:23:03.67ID:???
近代で戦争に強い国はみんなプロテスタント系だが
カトリック教国でも例外的にフランスは強いな
0612名無し三等兵2012/11/19(月) 21:23:01.50ID:???
>>611
ロシアは正教だろ
0613名無し三等兵2012/11/19(月) 21:36:08.00ID:???
>>607
視認できる分矢の方が恐怖感が高いという話もある
ぜひ実験して自分自身の目でたしかめてほしい
0614名無し三等兵2012/11/19(月) 21:56:35.40ID:???
>>603
兵士や下級将校としては、ずば抜けて優秀な上級将校達・・・ナポレオンも肩の荷が重かったろうなぁ
最早、フランス軍の体質か?

>>609
そう言った事が。
良く言えば、お互いに兵士を都合し有ったのかな?
架橋工兵と一緒に転戦した海軍大隊、諸国民戦争に歩兵として参加した海軍砲兵連隊、フランス国内戦役をカトラスとショートパイクで戦い抜いた海軍大隊・・・
そんな戦歴から陸戦のイメージが強かったので。
0615名無し三等兵2012/11/20(火) 00:18:55.28ID:ULNEjxIp
>>614
>>603
>兵士や下級将校としては、ずば抜けて優秀な上級将校達・・・ナポレオンも肩の荷が重かったろうなぁ
>最早、フランス軍の体質か?

東洋の島国にそういう軍隊が昔有ったような?
たしか、最新型の空母機動部隊やまぁまぁ使える戦車、命じれば死ぬまで戦ってくれる兵士がたくさん居たのに、上司はなぜか精神論に走るアホな将軍や政治家。
0616名無し三等兵2012/11/20(火) 03:59:06.20ID:???
>>615
その上司がそこそこまともだったから
最新型の空母機動部隊やまぁまぁ使える戦車とやらが
準備出来てたんですけどね

問題は、その想定を越える事態に対応できなかったことですし
この国は、想定出来る事態には無茶苦茶強いのよ…
0617名無し三等兵2012/11/20(火) 05:05:59.46ID:???
倭名類聚抄
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2544216/1

マシェジョスキ聖書
http://www.medievaltymes.com/courtyard/maciejowski_images.htm

武備志
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ke05/ke05_00061/index.html


孫子
http://kanbun.info/shibu02/sonshi00.html

呉子
http://kanbun.info/shibu02/goshi00.html

六韜
http://kanbun.info/shibu02/rikutou00.html

闘戦経
http://maneuver.s16.xrea.com/jp/tosenkyo.html

三略
http://kanbun.info/shibu02/sanryaku00.html

FLAVIUS VEGETIUS RENATUS
"MILITARY MATTERS"(ウェゲティウス『軍事論』)
http://www.sonshi.com/vegetius.html
0618名無し三等兵2012/11/20(火) 05:07:40.80ID:???
ごめん誤爆
0619名無し三等兵2012/11/20(火) 06:57:27.88ID:ULNEjxIp
>>616
まぁその指摘は勝海舟の逸話と同じですがね(^O^)/
0620名無し三等兵2012/11/20(火) 08:28:38.13ID:???
>>604
マスケットの命中率も言われている程は悪くないしね。
人間サイズの的こそ、160ヤードで21%だけど、
小隊サイズ(高さ身長、幅約13メール)だと、160ヤードで56.5%、80ヤードなら76.5%にも。
自分には当たらない様に願う事しか出来ない・・・
0621名無し三等兵2012/11/20(火) 10:38:13.04ID:???
このスレ見て思ったがオタの知識力マジやべぇな
英雄列伝的なことだけじゃなく、歩兵戦術だとか当時の大砲のことまで詳細に言及してやがる
一体何の本にそんなことが・・・
例えば自分もナポレオンに興味持って歴群で紹介されてた伝記読んだけどそこまでは書いてなかった
0622名無し三等兵2012/11/20(火) 15:43:57.98ID:???
ヨーロッパ人が書いた書籍がいくらでもある
日本の軍事マニアは基本的に日露戦争〜現代までしか興味ないけどね
0623名無し三等兵2012/11/20(火) 15:51:45.73ID:???
ナポレンならまだ邦訳それなりにあるだろ
0624名無し三等兵2012/11/20(火) 16:42:11.79ID:???
極東の近代史の本をヨーロッパの研究者がもっと書いてくれんかなー。
というか翻訳されてないだけなのかもしれんけど。
どうも当事者が書いたものはいろいろバイアスがかかってて読むのしんどい。
0625名無し三等兵2012/11/20(火) 16:52:41.78ID:???
苦いものを調理して食べやすくしたからって、途中でどんな調味料入れられたかわかったもんじゃないぞ
0626名無し三等兵2012/11/20(火) 17:06:00.74ID:???
しかし食べられない物を出されても消化できない訳で……
0627名無し三等兵2012/11/20(火) 17:44:42.81ID:???
そこを乗り越えて論文を書き上げるんだ!
0628名無し三等兵2012/11/20(火) 20:51:54.98ID:???
>>620
なぜか実戦では10分の1以下に低下する…
0629名無し三等兵2012/11/20(火) 22:44:19.01ID:???
まぁ、自軍戦列がバウンドしながら飛んでくる砲弾に次々なぎ倒される中で
さらに前進しつつ冷静に狙いを付けられるような心臓に毛の生え具合のが
どれだけいるかと思えば無理もないような。
0630名無し三等兵2012/11/20(火) 23:08:07.22ID:???
戦列歩兵って日本人向けのシステムだと思う
みんなで進めば怖くない。みんなの目が気になって逃げれない
0631名無し三等兵2012/11/20(火) 23:11:42.63ID:???
日本軍は陸でも海でも劣位戦の研究ばかりしていた
優位戦をやるとミッドウェーみたいになる
0632名無し三等兵2012/11/20(火) 23:16:57.36ID:???
>>630
ああいう淡々と死んでいくのは苦手じゃないかな
銃剣突撃で一発勝負したくなるだろう
0633名無し三等兵2012/11/20(火) 23:17:56.59ID:???
でも実際には戦国日本は散兵戦だしな。

他人の目と志気値は表裏一体だったとしても、
画一的と評されがちな日本人は意外と合理的で
融通無碍なのかもしらん。
0634名無し三等兵2012/11/21(水) 00:26:00.08ID:bE01If8u
群れた日本人の残忍性は酷いから、相手が劣勢&こちらの武器が強い条件が有れば強いわな。

ただし、あくまで「群れた」なので「組織」には勝てない。
0635名無し三等兵2012/11/21(水) 00:45:50.85ID:???
職人芸・名人芸も好きだな
日本人は
0636名無し三等兵2012/11/21(水) 06:36:29.92ID:???
日本人的な発想では公算射撃みたいな考え方はでてこないと思う。
個人技的な狙い撃ちがやはり向いているのだろう。
0637名無し三等兵2012/11/21(水) 08:27:46.63ID:???
特攻隊の戦死者約1万4千でウェットになる日本人と
任務という名で
対独爆撃隊の戦死者約7万人出すアングロサクソン
ユダヤ人を600万殺すゲルマン
どちらも残酷だと思う。
0638名無し三等兵2012/11/21(水) 09:10:20.70ID:???
>特攻隊の戦死者約1万4千でウェットになる日本人

そら一億総特攻なんて呼号していたからそうなるわな。
0639名無し三等兵2012/11/21(水) 13:26:59.92ID:???
>>628ー629
>>620は軍の評価試験の結果なので、あくまでもマスケットの性能の話と考えた方が良いかも。
実戦の話としては、1813年に、ハノーバー兵66名が60から80ヤードの距離で一斉射撃をしたところ、敵27名に損害を与えたと。
単純に考えると、評価試験の小隊サイズ標的に60-80ヤードで41%位?

士気以外の要素として、3列横隊の場合は3列目の照準は甘くなるし、不発も考慮しないと・・・
射撃を繰り返す内に、慌てた装填、燧石の緩み、火門の詰まり・・・色々有るから。
0640名無し三等兵2012/11/21(水) 13:44:00.38ID:???
>>603
ブリュイはしょうがないんじゃねーの。
悪条件の中出来る事は出来るだけやったけど、
ネルソンの無茶ぶりがそれ以上に凄まじかったって感じだ。
0641名無し三等兵2012/11/21(水) 14:12:12.00ID:???
>>637
戦慣れは大事だな
戦国時代がもっと長く続いてればナイーブな国民性になることもなかった
0642名無し三等兵2012/11/21(水) 15:53:07.51ID:???
>>641
その場合、今度は獣畜の様な国民性になるな
0643名無し三等兵2012/11/21(水) 16:10:32.49ID:???
>>641
日本人のメンタリティを変えたのは綱吉
0644名無し三等兵2012/11/21(水) 17:03:26.49ID:???
家康の浪人対策に基いて海外に流出した日本人傭兵は各地で猛威を振るった
家康のその辺ははっきりと承知した上で、どのように処罰しようが問題なしと返答している
0645名無し三等兵2012/11/21(水) 18:38:19.74ID:???
朝鮮出兵では日本兵のあまりの残酷さに朝鮮や明の連中がドン引きしただろうな
0646名無し三等兵2012/11/21(水) 19:01:05.36ID:???
元寇のときの日本側の記述もそうだけど、
被侵略側の記述ってある程度盛ってあるから、
割り引いて読まないと。
もちろん、侵攻側の資料にも書いてあるなら別だが。
0647名無し三等兵2012/11/21(水) 19:04:22.69ID:???
>>645
日本兵の遺体をバラバラに引き裂いて内蔵引きずり出して
木々に掛けて晒して気勢を上げた朝鮮人がどうしたって?
0648名無し三等兵2012/11/21(水) 21:19:45.49ID:???
撃つふりだけして撃たない兵士
撃ってもわざと敵の頭上を撃つ兵士

が常に一定の割合いたらしい。
by『戦争における「人殺し」の心理学』
0649名無し三等兵2012/11/21(水) 22:39:15.41ID:???
>>645
討ち取った敵兵の首取り(耳削ぎ?)の習慣がなくて残酷に見えたってのはあるかも
0650名無し三等兵2012/11/21(水) 22:48:13.26ID:???
>>649
首取りなら、三国志時代から中国にもあったと思ったが…
0651名無し三等兵2012/11/21(水) 23:52:33.74ID:???
明だって日本側の捕虜を凌遅刑にしてたろ
0652名無し三等兵2012/11/21(水) 23:53:30.41ID:???
凌遅刑のつもりがすぐ死んでそうだな
0653名無し三等兵2012/11/22(木) 00:29:50.04ID:???
平正成、平秀政の二人?
政治的都合で賊魁にされちゃったのは不運だったとしか
鋸挽きもそうだけど凌遅刑ってわりかし面倒なんだよね
0654名無し三等兵2012/11/22(木) 08:25:18.43ID:???
>>648
意識的な射撃拒否とは違うけれど、ゲティスバーグの会戦後に遺棄されたマスケットを回収したところ、複数の弾丸を重ねて装填したままの物が数千梃有ったと。
戦闘で混乱し、ひたすら装填を続けたのか、雷管を付け忘れて引き金を引き続けたのか・・・

不発に付いては、射撃の最高潮時には20%以上に達したとする資料も有るけれど、具体例が上げられていなかった。
0655名無し三等兵2012/11/22(木) 16:24:39.07ID:???
首切りって、欧州では貴族の刑罰で
平民の刑罰は絞首とwikiにあった。
理由はちゃんと首が切れる技量を持つ執行人を
雇えるのが貴族ぐらいしかいなかったから
下手な執行人がやると中途半端にしか斬れず
えらいめになる。そういうことを解消し
誰でも首を斬れるようにしたのがギロチン
0656名無し三等兵2012/11/22(木) 17:23:58.86ID:msxy5aNY
ギロチンの刃を直線にするか、カマボコ型にするかの質問で、直線を選べたルイ16世は賢くて良かったな(^ω^)

あの質問でカマボコ型にしてたら、一撃で死ねずに、のたうちまわる羽目になってたよ(´・Д・)」
0657名無し三等兵2012/11/22(木) 17:38:42.48ID:???
>>654
やっぱり砲弾による死傷者の方が割合大きいんだな

砲兵だと複数人で操作するから心理的負担はほとんどないのかもね
0658名無し三等兵2012/11/22(木) 17:53:55.29ID:???
>>655
死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男 安達 正勝 集英社新書
でそれくらい俺でもできる!と若者が煽られて処刑台に上がったはいいものの緊張の
あまりにブッ倒れてそのまま亡くなったというエピソードが出てた
技量のみならず集中力・精神力が求められる仕事だったんですね
0659名無し三等兵2012/11/22(木) 18:28:15.75ID:msxy5aNY
接近戦の最中なら、混乱と興奮と生存本能でアドレナリン出まくりだが、無抵抗な奴の首をはねるのは勇気とはまた違うものが要る。
0660名無し三等兵2012/11/22(木) 19:14:10.20ID:???
>>659
WW2の話で悪いけど、アメリカ軍が銃殺刑を執行する時は1梃だけ空砲の銃を混ぜておいて、
「自分は殺していない」と思い込める余地を残したそうだよ。
0661名無し三等兵2012/11/22(木) 20:07:23.13ID:???
>>654
たぶん雷管のつけ忘れだな。
0662名無し三等兵2012/11/22(木) 20:12:59.60ID:???
>>661
多いものだと10発近く多重装填されている。
そうでなくても数千丁。
全部が全部雷管のつけ忘れかねえ?
0663名無し三等兵2012/11/22(木) 20:16:03.63ID:???
>>662
ありえないことでもないでしょう。かなり興奮しているはずだからね。
0664名無し三等兵2012/11/22(木) 20:22:31.48ID:???
何かで読んだ話だが、号令に従って装填・発砲を繰り返す際には、
動作が鈍い兵は結果として発砲する間が無く、周囲に合わせるべく、
ひたすら装填動作だけを繰り返すということもあったらしい。
0665名無し三等兵2012/11/22(木) 20:36:20.32ID:???
>>664
それもありうるね。

しかし危ないことなんだけど、切羽つまっているとね。
0666名無し三等兵2012/11/22(木) 23:01:34.01ID:???
ゲティスバーグの遺棄マスケットに付いて具体的な数字が有ったので。

会戦後に回収されたマスケットは37,000挺以上。
その内24,000挺が装填済みで、内18,000挺が複数発装填されていた。
ある1挺には23発もの弾丸が!
ゲティスバーグで兵士が装備していたマスケットの内、実に35%が火器としては役に立っていなかった事に。
(分母が不明だし、少々極端な物言いな気もするけれど、そのままで)
0667名無し三等兵2012/11/22(木) 23:05:38.98ID:???
戦列歩兵マスケットはやっぱ無理があるわけだな
求められるのが気合いと勇猛さの突撃ならともかく
急かされながらの再装填作業をやる落ち着きだもん
0668名無し三等兵2012/11/23(金) 00:25:20.43ID:???
剣と槍の戦いだと、臆病ものでも死ぬ気で戦う、だから、孫子も、囲師は周するなかれ(相手を完全に囲んじゃダメ)と言っている。

鉄砲だと、こうはいかない、必死になったからといって、射撃速度が極端に速くなるわけでもない、かといって、勇気と規律が無ければ相手に向かって進むコトすらできない。

結論としては、かなり危ないお仕事なので、危険手当が着くなら行きます
0669名無し三等兵2012/11/23(金) 00:33:12.40ID:???
遮蔽物挟んで撃つのが基本の現代軍でも指切りバーストできるできないって話になるしな
0670名無し三等兵2012/11/23(金) 07:50:13.60ID:???
まあ、マスケット歩兵と槍歩兵がぶつかったら、
よほど条件が良くない限りマスケット側が勝つんだろうけど…

そうなると、効率低下・コスト増大しのんでも、マスケット同士の撃ち合いするしかなかったんだろうなあ。
などと。
0671名無し三等兵2012/11/23(金) 08:52:13.45ID:???
マスケット歩兵って前進しながら腰だめで
撃ったりはしないのかな?
何かの映画か番組で
装填したマスケット銃を北朝鮮のパレードみたいに
銃を前に突き出して横一線で歩きながら発砲という
シーンがあったような記憶があるんだが
狙いをつけて撃つというより弾をばら撒いてるという感じかな
0672名無し三等兵2012/11/23(金) 09:06:10.39ID:???
反動が結構あるんじゃなかったっけ。
0673名無し三等兵2012/11/23(金) 20:28:42.18ID:???
>>670
1692年のステェンキルクの戦いで、マッチロックマスケットとパイクが多数を占めていたフランス軍は、オレンジ公ウィリアムの対仏同盟軍のフリントロックマスケットにより多数の損害を出した。
フランス軍は剣を手に生け垣や他の遮蔽物を利用して戦い勝利し、白兵兵器の優位を証明したかに見えたが・・・
フリントロックマスケットに苦しめられた兵士達はパイクやマッチロックマスケットを捨ててしまい、フリントロックマスケットを持ち帰ったと。

この報告を重大に受け止めたフランス軍は、その年中にパイクとマッチロックマスケットの比率を下げ、フリントロックマスケットの比率上げる決定を。
既にプラグ式銃剣も有ったし。
0674名無し三等兵2012/11/23(金) 22:03:04.74ID:???
>>671
それでなくても当たらないものがますます当たらなくなるだろw
0675名無し三等兵2012/11/23(金) 23:13:41.00ID:bS7OkLP2
Youtubeで見れる映画「zulu」のクライマックスで、現地のズールー族に陣地に侵入されたときに、二隊に分けた兵士が、交互に発砲→装填→前進→発砲を繰り返す戦い方をしてたな。ただあれは後装式だったかな。

関ヶ原の時の島津の退却でも、最初は、鉄砲射撃を繰り出しながら前進したけど徳川方が足軽無限モードすぎて、通常突撃に切り替えたらしい。
0676名無し三等兵2012/11/24(土) 03:26:37.67ID:???
>>675
ヘンリー・マルチニー銃だよ よく見るとエンフィールドも混ざってるけどw
0677名無し三等兵2012/11/24(土) 05:06:22.27ID:3oi8/hPI
>>676 即答できるのがすごいwwwww

このスレのメンバーで政府の情報収集部門作ったらはかどりそうだな。
ただ熱心すぎてスパイとモロバレだがwww
0678名無し三等兵2012/11/24(土) 08:22:03.01ID:???
>>675
ナポレオン戦争中のプロシア軍には、各中隊の右小隊と左小隊が交互に前進と射撃を行う前進間射撃が有ったよ。
射撃中の小隊は停止していたけど。
同時代の仏英露墺にも歩きながらの射撃は無いかな?
0679名無し三等兵2012/11/24(土) 17:42:52.27ID:???
>>677
あのズールー戦争の映画は「ブラックホークダウン」の大先輩、または死を恐れない集団が武器を持って襲ってくるってことで
ゾンビ系映画の頂点(ズールー族には失礼な評価だが)的評価があって、マイナーな映画なわりにマニアには有名なんだよ。
英軍士官同士のプライドをかけたやりとりとか、人間ドラマも結構いいしな。
0680名無し三等兵2012/11/24(土) 18:35:46.26ID:???
>>679
>ズールー族には失礼な評価
ワロタ
0681名無し三等兵2012/11/24(土) 19:19:03.05ID:???
ズールー族めちゃくちゃ足が速いんだぞ
0682名無し三等兵2012/11/24(土) 19:40:42.84ID:3oi8/hPI
身体能力は明らかにズールー族だもんな、あいつらに生きたまま捕まったら見せしめ&切り刻み、場合によっては麻酔なしで内臓取り出し、だからアフリカ配属なら最期の一発は残しとくわ。
0683名無し三等兵2012/11/24(土) 19:52:13.30ID:???
ズルッとズールー
0684名無し三等兵2012/11/25(日) 20:07:08.54ID:???
ナポレオンもびっくりな行軍速度
0685名無し三等兵2012/11/26(月) 07:29:31.95ID:???
>>684
シャカ・ズールーはヨーロッパ人からブラック・ナポレオンと呼ばれていたね。
以前、生涯がドラマ化されていたなぁ
0686名無し三等兵2012/11/26(月) 10:43:20.76ID:???
マスケット銃は射撃する時火花が顔や目にかからないように
顔を背けたり目をつぶったりする。
0687名無し三等兵2012/11/27(火) 08:48:45.36ID:???
>>686
そこら辺は初期の後装銃、シャープス、シャスポー、ドライゼ等でも多かれ少なかれ言えるかと。
火花が燃焼ガスに変わるだけで。
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