戦場指揮官としてのフリードリヒ大王は、どれだけ綱渡り的な戦術的勝利を積み重ねても
戦略的劣勢を覆せないという格言を嫌ほど証明しただけだが
ロシアと講話できたのは女帝がいいタイミングで死んだ運だけでなく、
ピョートル3世を自分の信奉者として取り込んでいた作家としての力量のおかげよ