局地戦闘機 紫電改
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0088名無し三等兵
2008/06/26(木) 21:45:37ID:???あー はいはい 降参降参w
確かに>>86の言うとおり、雷電11型に搭載された、初期の火星23/23甲型を
そのまま使えば、火星紫電改は高度6000m付近で570km/h前後くらいしか出ないでしょうな。
ところで、火星23/23甲型っつってもいろいろあって
初期の火星23型の公称高度が下方修正されたのは、
エンジン設計側の高度計算ミスで、これは同じことを四式重爆のハ104(ハ42-11)でもやってる。
ハ104に関しては、発動機側の空気吸入管径を72mmから79mmに拡大して対応してるんだわ。
(他に過給器インペラ経拡大、推力式排気管採用もやってるけど)
んで この発動機側の空気吸入管径拡大は火星23型でもやってて (どっかで見た。ソースはただいま捜索中)
そのため 雷電の最高速度は、11型の596km/h@5450m から、21型の611km/h@6000mに向上してるわけ (数値は丸メカ)
ところが某戦鳥の常連さんは、雷電の吸気は“機体のツクリ”も問題だっとしてるので (多分そうだろうと思う)
発動機側の吸気改善&機体側の吸気改善して、
火星23型は、やっと本来の性能(1520hp@5500m ※米軍の資料では1560hpとなってる)を出せるようになったと思われるわけ
この改善型雷電21型を米軍が調べると
・正規全備重量3320kg(燃料搭載量:414L)、ミリタリー出力(1560hp@5517m)で653km/h@5500m (TAICマニュアルのグラフ読み)
→日本側資料(取扱説明書要目表、第3004号機以降だと3483kg、燃料搭載量:390L)
※これが戦闘緊急出力(1785hp@5060m)を出すと671km/h@5060mになる。
・機内燃料満載に増槽付けた第三過荷重量3688kg(燃料:約845L)、ミリタリー出力で約618km/h@5500m (TAICマニュアルのグラフ読み)
→日本側資料(取扱説明書、第3004号機以降)だと3848kg(燃料:840L)
※ちなみに機内燃料満載は第二過荷重量。米軍資料だと3508kg@燃料596.6L、日本側の資料だと3625kg@燃料570L
要するに言いたいことは、火星23型でもいろいろあるんじゃないの?ってこと
それから追記しとくと>>84の誉12型は、誉11型のタイプミスだった。まあ どっちでもいいけど
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