>>661
>独ソ戦初期に3突や四号戦車の短砲身でT-34を撃破した話が出てくるが、それはあくまでも
>支援兵器として装備していた対ベトン用のHEATを戦闘に使用したから。今でも榴弾の使用と
>混同されている資料も多いよ。

実際に距離によって榴弾の方が貫通力が高い。
これは戦車兵の経験則によるもので、公式なカタログ値などは無く、距離100mで垂直鋼板なら最大
100mmの貫通力があると言われている。(徹甲弾なら41mm)

幾つか君自身が話を作ってしまっている部分があるので、気をつけた方が良いんじゃない?
・対べトン用の成形炸薬弾は砲兵科などの突撃砲部隊には配備されているが、機甲科には
 配備されていないので、独ソ戦初期に短砲身でT34を倒したエピソードは突撃砲の話。
 4号戦車まで話を広げてはいけない。
 機甲科は接近戦では実際に榴弾を使用した可能性が高い。

・上記のケースで榴弾を使用したとしている資料があるのであれば、それは資料が”混同”
 しているのではない。
 また、当時のドイツでは対戦車戦闘での成形炸薬弾使用を禁じていたので、突撃砲兵達が
 公式な記録では使用弾種を誤魔化している。
 その公式な記録を資料として纏めれば、成形炸薬弾の使用は無かったことになると言う話。
 資料が混同してんじゃなくて、現場の事情な。



つうか徹甲弾の貫通力は100mでも41mmなのだから、距離によって対べトン用の成形炸薬弾
より貫通力が勝るなってこともなく。なんでそんなエピソード紹介したの?