前にも書いたけど、

・独のニッケルフリーの装甲板の質
・ホプキンソン効果
・装甲板に大口径榴弾が直撃した際の効果

この3つは本質的に違うので混同すべきではないよ。
どこの国の戦車でも大口径榴弾が直撃した際の効果はあるが、
上の2つの効果はまた別の話。

Wikiの記述で「ニッケルの不足で質が低下していた」と書いてあるが、
最近の資料ではパンターの正面装甲に使用される均質圧延鋼板の規格は43年から逆に
質的向上を目指してニッケル使用を義務づけていたと書いてある。

ソースは歴史群像シリーズ「図説パンター中戦車パーフェクトバイブル」のP128〜129の
国本氏の記事。