>>852
潜水艦のセイルには水上航行時の見張所という役割の他にも重要な意味が有ります。
あのセイルの中には潜望鏡やシュノーケル装置など、
各種のマストや通信機器のアンテナが収容されています。

「潜望鏡震度」というのは、潜望鏡で水上を監視する時の深度ですが、
この時、セイルが無ければちょっとした揺れや操舵ミスで艦全体が露出する羽目になります。
また、セイルが無い場合にシュノーケルを使って充電や換気をする場合なども同様です。
セイルが有れば、操舵ミスなどにより露出してしまう部分はセイルだけで済みます。