>>757
この科学捜査さんの意見は頂けないです。事実誤認が酷すぎます。捜査段階、原審に
限定せず、その後の再審に向けた検証等(ジャーナリストのものを含む)を通して、手形換金した
人間の人相、筆跡は平沢と一致しないというのが、最早通説というか大勢です。
平沢を単純にクロという素朴な人達でさえ、手形換金は確かに平沢とは違う
かもしれない、しかし、それは野次馬が持ち去ったものかのしれないし、
平沢シロとはならない(実は部分的に私もこれに賛成)という意見です。

それからそっくりさんなど一人もこの事件には登場していません。
未遂と椎名町の犯人は似ていた、というものです。似ていたと
そっくりというのは違います。科学捜査さんは過激あるいは極端な言葉
を自ら使用して、こんなこと(偶然、異常)はありえないでしょう?
だから私の説は正しい、と言う演繹の仕方が多すぎるように思います。

何度も書きましたが、原判決及び起訴状、捜査の内容を鵜呑みにした
議論は意味がないと思います。その後の検証で(それは科学捜査さんの
ものも含みます)明らかになったものがあるわけですから、それを
踏まえなければ。。ちなみに、手形交換に来た人間が平沢であっても、
なくても、平沢が帝銀実行犯である、なし、の議論には直接的に影響
しません。まず、帝銀実行犯が平沢氏であったか、なかったかを考えないと
。私は平沢氏でなかったとほぼ確信しています。根拠は既に述べました。
科学捜査さんのはここをぼかしてしまう。本では平沢氏だったという結論ですが、
ここでは、どなたかが書いていたとおり、思ってしまいました、しかし、
という言い方以来明言を避けていらっしゃる。