http://jp.techcrunch.com/archives/20101118woz-apple-almost-launched-a-phone-in-2004-android-will-win-the-race/

今朝(米国時間11/18)、Appleの共同ファウンダー、Steve Wozniakがまたも興味ある発言をした。オランダの新聞De Telegraafとのインタビューで、
彼は Appleは2004年にある日本のエレクトロニクス・メーカーと共同でスマートフォンを開発したが、発売する前にお蔵入りにしたことを
明らかにした(Engadgetから)。

Appleが最初にiPhoneをリリースしたのは2007年1月9日のMacworld会場だった。

WozniakはDe Telegraafとのインタビューで、iPhoneは極めて高品質のデバイスだが、結局はAndroidが市場では優勢なプラットフォームに
なるだろうという見通しを示した。またNokiaについては「過去の世代のブランド」と批判した。

Appleが日本企業(Wozniakは名前を明かさなかった)と共同でそれほど早くからスマートフォンを開発していたというのは興味深い。
ただしこの2004年のプロジェクトはデビュー前に中止されてしまった。以下はオランダ語のインタビュー記事の翻訳。

 Appleはその〔2004年の〕スマートフォンの品質には満足していたが、世界を驚かせるにはまだ何かが足りないと考えた。
 Appleが製品をリリースするときは画期的でなければならない。
 絶対的に競争力がある製品を開発できたのでなければ新しい市場に参入するべきではない。
 そういう製品を開発するためには、開発チームは社内でも隔離されていなければならない。
 デベロッパーはすでに辿られた道を避ける必要があるからだ。