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自動車と自転車は走行環境も違うし走行安定性も大きく違う。
だから走るのに必要な情報の量さえも違ってくる。

クルマは車線を守って走るという決まりがあり、それを崩すものはほとんどいない。
追越なども明確なルールの上で行われる。情報のほとんどは目からによると行って良いだろう。
ミラーというのはとても便利で、眼球の動きだけで素早く後方の情報を得られるし、その際にある程度は
同時に前方や側方の情報も得られる。
聴覚障害者だって運転免許を取れることからもわかるとおり。

しかし自転車は歩道の上で歩行者と混合して走行し、また車道では自動車と混合して走行する。
歩道では車線など決められていないから誰がどこを通るかわからない。
ルールも性質もまったく違う者達と常にすれ違い追い越しながら走ってる。
だから視覚・聴覚情報を使いきって走らねばならない。

クルマに比べて非常に高度な技術と注意力を要するのが自転車の運転。
後ろを見るために振り向けば、まっすぐに走ることも困難なんだからね。
車道では駐車中の車を避けるにもワザワザ後方を振りかえる必要があり、
その最中には前方の情報はまったく得られない。
だから常に周囲の環境に多大な注意を払わねばならないし
聴覚からの情報も非常に重要となる。

人がいないサイクリングロードを流すならイヤフォンから爆音で音楽聞いてもいいと思うよ。