大体、対人ゲームの面白さは「対戦相手が複雑な反応を返してくる事」に由来する。
RPGの面白さは「キャラクター育成(手間をかければ強くなれる)」。

これはデッキ作成するMTGなどでも同じだが、構築と対戦両方の要素を
含むゲームはつまるところ
「RPGとしては努力によってパーティを強化できねばならないが、対人ゲームとしては
初心者と上級者に“対処の余地0”レベルの差が付いてはならない」
って矛盾が常に問題となる。

個体値とかは実はこの点から見ると現在の所、いいシステムで
際限なく手間を要求されるが、極めた所で同じポケモン同士で相手が
なにも出来ないうちに終わるってほどの事はない。最終的に負けるにしろ
過程があるんであって、カイオーガみたいに初心者パーティだと瞑想一回
詰まれただけでボタンを押す必要すらなくなってしまい6人抜きされるって
言う破綻とは違う。

この手間が現在非常識な拘束時間ってのと、ゲームバランスの破綻
てのは分けて考えるべき。