バレ


絶望を思い出し、剣士としての研鑽を諦める月のおじさんのモノローグ
手の刀は崩壊し、首が飛ぶ

剣士としての箍を外しーー
今、一人の鬼として多生しようーー

次の瞬間クトゥルフ神話にでてきそうな目玉と触手の化け物に変貌
触手が暴れる様子を見開きで描写

【四肢欠損しダルマとなりながら血を吐くインフィニティ】

【切断寸前まで腹を深く切られ、有り得ないほど出血しているスケベ柱】

岩柱はなんとか武器で攻撃を受けるが耐えきれず武器が崩壊し吹き飛ばされる

モヒカンは1人その光景を見ながら、絶望に打ちひしがれ、絶望と自らを侵食する鬼の力に耐えきれず崩れ落ちる

倒れ込んだモヒカン
目線の先は血塗れのスケベ柱
血飛沫が一滴口に入る
その時ムラァと前世の記憶が流れ込んできた
モヒカンは前世海老の王だったことを思い出す
海老の世界を鬼から守るために転生したのだった
そして思いだす、自らの使命と海老の呼吸をーーー

(この時のためだったんだな、俺が呼吸を使えなかったのはーー)

血鬼術 × 海老の呼吸ッッ!!

海老のように力いっぱい弓なりに体を大きく反らせるモヒカン


今最終戦が始まりつつあった……

次号連続カラーにて重大発表