無題 投稿者:北斗新券 投稿日:2002/11/25(Mon) 10:16 No.16296
君達ははBNR34(R34GTーR)のファイナルバージョン「Nur」を知っていますか?
GT−Rとは、RB26DETTという直列6気筒ツインターボエンジン搭載
かつてBNR32がグループAで総ナメした伝説を持つ。BNR32・BNR33.BNR34と生まれてきた。
BNR34は最高傑作と言われているが、GT−Rを語るにはやはりBNR32である
そのGT−Rが2002年8月、ついに販売終了となった

「Nur」の3文字は、GT−Rのもう一つの故郷、ニュルブルクリンクの略称である。
ニュルは「究極のドライビング・プレジャー」を謳い、
それを3代に渡って実現してきた第2世代のGT−Rの歴史を語る上で抜きに出来ない非常に大切な場所である。
その名を与えた理由も「GT−Rを鍛え続けてくれたニュルブルックリンクに対する感謝と畏敬の念を示す」からこそ。
こうしてR34スカイラインGT−Rにおける最後の限定車「VスペックUNur」「MスペックNur」は発表されたのだ。
平成12年度排ガス規制に適合しないクルマは、2001年8月31日以降は新車を販売することができない!!!!!
それを受け、生産を終了することになったR34スカイラインGT−R。
しかしこの限定車はまさに最後を飾るに相応しい内容を持っている。

「Nur」における最大の特徴は、
現役ながら既に名機と言われるパワーユニット、RB26DETTが「N1仕様」とされていることである。
N1仕様と、N1クラスの競技に参加するためのベースエンジンである。
N1仕様とは、BNR32時代に始まった。
グループAよりもさらに改造範囲の狭いレギュレーションを持つN1クラスの競技に出場するためのベースエンジンである。
チューンナップのために変更できる部分はほとんどないにもかかわらず、GT-RのN1仕様は330kW(約450PS)にまでパワーアップし、
N1耐久そして後のスーパー耐久レースを通じて50連勝という記録を打ち立てた。
耳を傾けるだけで高性能ユニットを実感させる独特のエキゾーストサウンド。
背中をシートに押しつける強力無比なパワー8000rpmまで軽く吹け上がるレスポンスとスムーズさ。

(続く)