今月はじめ、職場に新しいPC(Core i7の結構ハイエンド構成)が入りました。
多分私が運用保守をまかされそうな雰囲気です。業務的にとある構造分析や
シミュレーションなど行う必要がありOSにUNIX系を採用するのは聞いていたのですが、
搬入されたPCのダンホール箱に乗っかっていたのは、
FreeBSDのネットワークインストール手順書でした。

「うへぇ〜、よりによってFreeBSDかよ」

カーネルが変、日本語環境がない、ソフトが変・揃ってない、今の奴は
日本語文字コード大丈夫なのか(utf-8)、x86_64環境は大丈夫なのか、
今時のネットに繋いでもセキュリティは大丈夫なのか不安はつきませんし、
非メジャーなのでネット上の情報も少なく調べるのも大変です。
おそらく導入に際して、大学など教育機関で最初にそれに触れてすりこまれた人間が
強気の知ったかぶりをして発言権を得て「俺流」をつらぬき紛れ込ませたのでしょう。

昔、当時、唯一PC98環境が充実していたFreeBSDは大学など教育機関に浸透していて、
日本のFreeBSD界に多くのバカが輩出しました。

これから私は、おそらくそういうバカが、ポーツ(笑)でemacsが入らない、
TeXが入らない、コンソールでEUCは使えないのか、Rubyは使えないのか、
ポーツ使いたくないけどopenldapでmakeが通りません、などと、
鯖管気取りの偏ったどうでもいい我侭をいいだし、(だから鯖にするんじゃねーよ)
それと戦わなければならないのでしょう。そして時代によって決着している、
過去20年のFreeBSD界隈のくだらないそれらの議論が再現され、
それに巻き込まれるのでしょう。もう今からうんざりです。

だからお願いです。教育現場ではUbuntuでもdebianでもFedoraでもRHELでも
OpenSUSEでもなんでもいいですがメジャーかつ現行のLinuxにしてください。

教育機関で懐古趣味のバカを量産されると現場が非常に苦労するのです。